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「狩猟感謝祭2018」にて行われた「モンスターハンター:ワールド×FF XIV コラボスペシャルステージ」レポート。会場全体の様子もお届け
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印刷2018/07/17 16:57

イベント

「狩猟感謝祭2018」にて行われた「モンスターハンター:ワールド×FF XIV コラボスペシャルステージ」レポート。会場全体の様子もお届け

 2018年7月15日に幕張メッセにて「MONSTER HUNTER: WORLD」を題材としたリアルイベント「狩猟感謝祭2018」が開催された。会場内には,モンスターハンター:ワールドに登場するモンスターたちのフィギュアやバルーン,等身大の足跡などが展示され,参加者の多くがモンスターとの写真撮影を楽しんでいた。

精巧に作られたネルギガンテの大型ヘッドフィギュア。公式のハンターさんたちも登場し,写真撮影に応えていた
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こちらはテオ・テスカトルとクシャルダオラの等身大バルーン。バルーンとはいえ,完成度は高く,その大きさにも注目だ
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モンスターの等身大の足跡展示。最大のものはゼノ・ジーヴァで,足長だけで348cmもある
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MH:W原画展示コーナー。貴重な開発中の原画やCGをパネルにして展示。とくにモンスターのコーナーは人気に
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そのほか,フォトスポットも多数設置。多くのファンが撮影を楽しんでいた
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自主制作の作品を展示するコーナーも。アートや立体物,コスプレ衣装など,ファンメイドの作品が多数展示された
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「モンハンキッチン」と名付けられたフードコーナーでは,コラボメニューが提供された
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 ここからはステージイベントとして実施された,「MONSTER HUNTER: WORLD」(以下,MH:W)と「ファイナルファンタジーXIV」(以下,FFXIV)のコラボスペシャルステージの模様をお届けする。
 ステージには「モンスターハンター」(以下,MH)シリーズではおなじみの,プロデューサーの辻本良三氏,エグゼクティブディレクター兼アートディレクターの藤岡 要氏,ディレクターの徳田優也氏の3名に加え,FFXIVのプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登場し,コラボについてのトークやコラボクエストに登場する「魔獣ベヒーモス」討伐のデモプレイが展開された。

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左から辻本氏,吉田氏,藤岡氏,徳田氏
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 吉田氏と辻本氏,藤岡氏は10年来の知り合いで,「モンスターハンターポータブル 2nd G」の頃に,会食をしながら一緒に狩りを楽しんでいたという。当時配信されたばかりのラージャン2頭を狩猟するクエストで,同席したメンバーを含めて狩りを行った際には,スクエニ側が生命の粉塵をふんだんに使っているにもかかわらず,カプコン開発陣側が落ちまくるという事態が発生し,それが両社の関係者の間で今も語りぐさとなっているそうだ。
 辻本氏はその頃から吉田氏がゲームクリエイターとして自分たちと目指す方向が似ていることを買っていて,いつか一緒に仕事をしたいと考えていたという。一方の吉田氏は,MHシリーズが快進撃を続ける様子を見て,同様に人気のシリーズ作品をリリースしているスクウェア・エニックスとして,新しい世代に刺さるものを毎回どう作っていくのか,という話をすることが多かったことが記憶に残っていると語っていた。

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 その後,開発陣としての交流を続ける中で,当時開発や運営などの問題を抱えつつ,再生することが決定していたFFXIVのディレクターに吉田氏が就任するということを聞いた辻本氏は,「(才能があるのに)なんであんな大変なことを引き受けたんだ」と,怒りにも近い感情を込めた言葉を投げたという。また,同時に「吉田さんなら,引き受けたからには成し遂げるだろう」という期待もあり,何でも協力すると約束したそうだ。
 吉田氏はその申し出をうれしく思った一方で,「今コラボをしたとしても,MHの力を借りるだけになってしまう」という懸念から,「自分が必ずFFXIVを立て直して,お互いにメリットがあるコラボができるようになったら実現したい」と伝えたという。それから約8年が経過し,ご存じの通りFFXIVはFFのタイトルに恥じないMMORPGとして再生し,一方のMHシリーズもMH:Wで初めてワールドワイドでの同時発売を実現し,お互いに価値のあるコラボができるようになった今年,ついにコラボが実現することとなったようだ。

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 コラボの実現が見えてきたところで,徳田氏は企画書を2日程度で制作。FFXIVのように役割分担や遊びのルールがある内容を,MH:Wに入れ込んだらどうなるのかに興味があり,自分の欲望のおもむくまま作ったのが今回のコラボなのだとか。
 吉田氏はその企画書を見て,それまでのMH:Wにない仕様ばかりで驚かされたそうだ。徳田氏が言うには「開発チームには“光の戦士”(=FFXIVプレイヤー)が多い」とのことで,コラボにおける特注の仕様をまったく嫌がることなく,逆に盛るぐらいの勢いで制作し,MH:Wチームが定義するアクションゲームとしてのFFXIVの世界観をこのコラボにて実現しているとのこと。その完成度は吉田氏も絶賛していて,とくにマルチプレイ推奨で,ハンターがそれぞれが役割を分担しなければ勝てないという,独自のゲームバランスを高く評価していた。

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 また,MH:Wにベヒーモスを出すにあたり「ベヒーモスの部位破壊をしてもいいのか」,という悩みが辻本氏にはあったそうだが,それをFFXIV開発陣にたずねたところ「ガンガンやってください」と快諾されたという。吉田氏は「もし自分がプレイして,ベヒーモスの部位破壊ができなかったら“スクエニに気を遣ったんだな”と思うだろうし,そうは思われたくない」 と笑って答えていた。

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 ステージ上では,登壇者4人によるベヒーモス討伐のデモンストレーションが披露された。2018年8月2日の大型無料アップデートで実装されるこのクエストは,期間限定ではない特別任務となる。受注HRは16以上となっているが,難度は相当に高く設定されていて,防御力をカスタム強化で最大まで上げていないとかなり厳しい闘いになると徳田氏は話していた。制限時間は35分となっており,探索などはなく,制限時間すべてをベヒーモスとの戦いに費やせるとのことだ。

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 ベヒーモスの頭部を積極的に攻撃すると「敵視」が発動し,そのハンターを集中して攻撃するようになる。デモプレイではランスを装備した藤岡氏がタンク役となって敵視を発動させ,ガードに徹し,ほかのメンバーが攻撃や回復を行うといった,ロールを重視した戦い方を披露していた。
 なお,吉田氏はぶっつけ本番での挑戦となったが,ベヒーモスの尻尾を切断するなど大剣使いらしい活躍を見せていた。一方ハンマーを使っていた辻本氏だったが,ガードのできない武器にも関わらず,頭を狙って敵視を発動させようとするなど積極的にウケを狙い,ほかのメンバーを困惑させていたのが印象的だった。

敵視を取ると,視線を表す赤いラインが対象のハンターに表示される
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 多彩かつ,強力なベヒーモスの攻撃のなかで,もっとも恐ろしいのは「エクリプスメテオ」だ。超広範囲かつ圧倒的な破壊力を持つこの攻撃は,まともに食らうと必ず力尽きてしまい,このときはモドリ玉を使うことも一時的に不可能となる。
 回避する方法は唯一,ベヒーモスの「コメット」時に落ちてくる小さな隕石を盾にしてやり過ごすこと。隕石はベヒーモスの攻撃などで壊れてしまうので,ベヒーモスがコメットを使ったら隕石の位置を確認して,それを守りながら戦う立ち回りも重要となる。
 今回のプレイでは,吉田氏と辻本氏がそれぞれ1回ずつ力尽きてしまったが,約20分かけてなんとかベヒーモスを討伐し,客席からは拍手が上がっていた。

コメットの物陰でやり過ごすしかないエクリプスメテオの瞬間。行動は画面にも順次表示される
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 終了後のスクリーンには,ベヒーモスの詳しい攻略方法が表示された。「アップデート前にこれほど詳しい攻略を出すことはない」と開発陣に言わせるほど難度の高いクエストであり,挑戦するときは事前準備を怠らないようにしたい。なお,報酬は高難度に見合ったものとなっており,FFXIVのアーティファクト装備「ドラケン」を制作可能となる。武器は繰虫棍で,猟虫は竜騎士のリミットブレイクのようなエフェクトになっている。見た目の格好良さだけでなく,高性能な専用スキルなどもあるとのことなので,ぜひ挑戦してみよう。

マルチプレイ推奨,敵視を集める,エクリプスメテオの回避,スキルの強化などのベヒーモス攻略情報。その報酬はドラケン装備だ
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 両作品のコラボは,FFXIV側でも実施されることが決定していて,ステージのスクリーンではコラボ映像が上映された。リオレウスが登場しているのは吉田氏たっての希望で,自身が初めて戦ったときの絶望感と,初めて倒したときの達成感が今も心に残っているのが理由なのだとか。こちらもかなり手ごわい相手だということで,現バージョンでの上限となるレベル70でないと戦えないとのこと。「開発のガチな挑戦を,プレイヤーにガチで受け止めてほしい」と吉田氏はコメント。なお,こちらの記事でも紹介したが,FFXIV側のコラボは8月7日に配信される。

FFXIVにリオレウスが登場するコラボはこの夏登場予定
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 最後に吉田氏は「日本のゲーム業界が元気がないと言われるなかで,プライドを懸けて世界で勝負しているタイトルのコラボになります。ゲーマーの皆さんに楽しんでいただけるようなところまで作り込んでいますので,両社がメーカーの垣根を越えて本気を出したお祭りに参加してもらえればうれしい」と語り,ステージを締めくくった。

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