「レッド・デッド・リデンプション2」の地域や町を紹介する最新情報が公開。州を跨いだ広大な地域が舞台に

　Rockstar Gamesは本日（2018年9月18日），10月26日に発売するオープンワールド型アクションアドベンチャー「レッド・デッド・リデンプション2」（PS4 / Xbox One）の公式サイトを更新し，本作の舞台となる地域や町などの新情報を公開した。

　本作について，前作と隣接する地域を描いたと思われるマップが2016年夏にリークされたこともあったが，今回の新情報を見る限り，都市や地域の名称はリーク情報と符合する様子。現実世界とは地勢的に大きく異なるとは言え，テキサス州北部やワイオミング州などを思わせ，“ハートランズ”と呼ばれる中心地域のあるニューハノーバー（New Hanover）州，ルイジアナ州をイメージしたような南部のルモイン（LeMoyne）州，ロッキー山脈のような山岳地帯が北部に広がるアンバリーノ（Ambarino）州，そして前作の舞台であったメキシコにつながるウェストエリザベス（West Elizabeth）州の一部と，広大なエリアが描き出されている模様だ。ただ，現時点においてマップなどは公開されておらず，今回の7つの町すら，ほんの一部に過ぎないとも考えられる。

バレンタイン（Valentine）

ニューハノーバー州のハートランズ地方
　まだまだ荒々しい雰囲気を残すバレンタインは，周囲から運ばれてくる家畜の競売が行われるフロンティア最大の商業地であり，そのために商人や牧場主，カウボーイ，ギャンブラー，さらには無法者や娼婦達が，金を稼ぎにやってきたり，あるいは暴れ回ったり，人生を楽しむために足をのばす。

アンズバーグ（Annesburg）

ニューハノーバー州のロアノークリッジ地方
　アパラチア山脈南部をイメージしたと思われるロアノーク山地にあるアンズバーグは，そこに住む鉱山労働者やその家族にとっては楽な安住の地ではない。100年近くにわたってラナッチェ（Lannahechee River）川を使った石炭の輸出に関わってきた。鉱夫たちの収入は多くなく，最低限の暮らしで追い詰められている。

サンドニ（Saint Denis）

ルモイン州のバイユーNWA
　北アメリカにおける海外との輸出入の中継都市になっていたという設定の，ニューオーリンズのような雰囲気の湿地帯に囲まれた町。おそらく「レッド・デッド・リデンプション2」における最大の都市になると思われる。ビジネスマン，社会主義者，船乗り，湾岸労働者，物乞いや盗人たちが隣同士で暮らす，文化の坩堝となっている。NWAは「自治区」を意味する言葉であると思われるが，詳細は不明。

ハーゲン山（Mount Hagen）

アンバリーノ州のグリズリーズ地方
　雪で覆われたハーゲン山は，西部に繋がる峠のある西のイザベラ（Lake Isabella）湖から，ダコタ（Dakota River）川へと注ぎ込む東のベアトゥース（Beartooth Beck）川に囲まれた北部地域にある名峰。

ローズ（Rhodes）

ルモイン州のスカーレットメドウズ地方
　表面的には豊かで上品に見える南部の町ローズは，奴隷制を継続する大規模農園の大地主である2つの家族・ブライトウェイト家（Braithwaites）とグレイ家（Greys）による長年の抗争によって，過度の緊張感と腐敗で引き裂かれてしまっている。

ストロベリー（Strawberry）

ウェストエリザベス州のビッグバレー
　ハートランズの西側，前作のエリアだったグレートプレーンズからみると，ちょうど北部あたりに位置すると思われるビッグバレーという場所にあるストロベリーは，元々は木材を切り出す林業で成り立っていた町だった。しかし東海岸からやってきた風変わりな新市長は，この場所を文化的なリゾート地へと変貌させて観光客を呼び込もうと画策し，住民たちを困惑させている。

ラグラス（Lagras）

ルモイン州のバイユーNWA
　ルモイン州の外れにある，湿地帯に囲まれた小さな村。人々はほぼ自給自足の生活を行っており，漁業で生計を立てたり，この地域に踏み込んだ旅行者の案内役として日銭を得ている。

「レッド・デッド・リデンプション2」公式サイト