連載
プレイヤーの「耳」と「声」が必要なアドベンチャーゲーム「Lost Tracks 」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1118回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するiOS向けアプリ「Lost Tracks」は,クリアするためにプレイヤーの「耳」と「声」が必要になるアドベンチャーゲームだ。
「Lost Tracks」ダウンロードページ
主人公は,内向的な性格の「ロウ」という青年だ。ゲームは彼が目を覚ましたところからスタートする。
操作方法は,端末を左右に傾ける/画面をスワイプと視点移動,タップし続けると前進で,気になるギミックなどをタップすると,それを作動させることができる。
あるシーンですべての信号機を作動させると,止まっていた電車が発進して先へ進めるようになる。その後は電話の音が聞こえる方向を目指して進んでいこう。なお,端末のスピーカーでは音のする方向が判断しづらいので,ヘッドフォンやイヤフォンの装着を推奨する。
その先には,天井に複数の目が存在する不気味なステージが待ち受けており,ここではスタンドマイクの前でプレイヤーの“声”が必要となる。本体設定のマイク機能がオフになっている人は,オンに切り替えて,なんでも良いので声を発してみよう。
本作のプレイ時間は非常に短めで,ゲームオーバーの概念もなく,誰でもエンディングまで到達できるだろう。ちなみに本作には,セリフやテキストによる説明は一切存在しない。不思議な世界を旅したロウがどういった結末に至るのかは,プレイヤー自身の目で確かめて,感じ取ることになる。気になる人はぜひプレイしてみてほしい。
著者紹介:飛鳥
おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ,ゲーム,声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。
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