連載
2種類のプレイスタイルが楽しめる中国語VOCALOIDとの公式コラボリズムゲーム「Zyon載音」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1059回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Zyon載音」(ザイオン)は,中国のインディーズ系デベロッパAQUATRAXが開発したリズムゲームで,中国語VOCALOIDと公式コラボを実現している点が大きなポイントとなっている。
ゲームのルールは一般的なリズムゲームと同様,「曲に合わせてノートをタップする」というものだが,本作は2種類のプレイスタイルで遊ぶことができるため,リズムゲームが苦手だという人にもオススメしやすい作品だ。
「Zyon載音」ダウンロードページ
本作は“PURE MODE”と“DUAL MODE”という2種類のプレイモードで遊ぶことができ,ノートの種類や操作方法が異なる。“PURE MODE”は,画面中央の大きな円とその周囲(画面の四隅)に存在する小さな円に,通常ノート,特殊ノート,ロングノートが出現する仕組みになっている。
通常ノート
画面中央の大きな円の中に小さなノートが出現すると同時に,ノートの両サイドから判定リングが移動してくる。判定リングがノートに重なるタイミングで直接そのノートをタップしよう。
特殊ノート
特殊ノートは中央の大きな円ではなく,その周囲(画面の四隅)に存在する小さな円に出現する。特殊ノートは徐々に大きくなるので,特殊ノートの大きさが小さな円の中でいっぱいになったら直接ノートをタップしよう。
ロングノート
ロングノートは特殊ノートと同じ場所(周囲の小さな円)に赤色のノートとして出現するので,特殊ノートと同じようなタイミングでノートをタップ。ロングノートの出現と同時に円の外周を2個の四角アイコンが移動するので,四角アイコン同士が半円を描いて重なるまで押し続けよう。
一方の“DUAL MODE”は,ノートの出現場所が中央の大きな円の中だけになっており,周囲の小さな円はノートを取るためのボタンになる。円の色が赤と青の2色に分かれており,中央の円に出現するノートも赤と青の2色が存在する。赤いノートと青いノート,それぞれの判定ラインが重なるタイミングでタップしよう。ボタンは2個ずつ(画面上側2個が赤,下側2個が青)用意されているが,同じ色であればどちらのボタンをタップしても構わない。
ちなみにどちらのプレイモードでも,ノートが同時に出現し,“同時押し”が要求されるケースがある。同時押しが必要なときはノートの周囲がオレンジ色になるので,それを見て判断しよう。
なお,どちらのモードでも難易度はEASY,NORMAL,HARDと3種類が用意されている。
自分で楽曲を選択して遊ぶ通常プレイのほかにも,楽曲を決められた順番に決められた曲数プレイするコースモードや,決められた楽曲をプレイして自分の腕前を図れる段位認定モードなども存在する。
また,選曲画面右下の「THEME」をタップすると,キャラクターなどを含んだ“テーマ”を変更できる。テーマを変えるとプレイ画面のデザインも変化するので,気分に合わせて楽しむといいだろう。もちろん,ストアから楽曲のパックやテーマなどを追加購入することも可能だ。
2種類のプレイモードが斬新な本作。サウンドはインストから歌モノまで幅広く,ジャンルもテクノやロック,ポップスや民族風などクオリティの高い作品がそろっている。有料アプリだが,価格以上の価値がある作品なので,リズムゲームファンはぜひ一度プレイしてみてほしい。
著者紹介:飛鳥
おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ,ゲーム,声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。
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(C) Nanjing AQUATRAX Information&Technology