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「クラッシュ・ロワイヤル」の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ」に関する発表会が開催。日本から出場するプロ選手達が意気込みを語る
本発表会では,4月27日に開幕する「クラロワリーグ アジア」1stシーズンの概要が発表されたほか,日本から参戦する4チームのプロ選手の紹介がなされた。
クラロワリーグは,クラッシュ・ロワイヤルのプレイヤーベースに応じて,北米,ヨーロッパ,アジア,中国,ラテンアメリカの世界各地域に立ち上げられている。各地域のリーグは,1チームあたり4〜6人のプロ選手が所属するチームで構成され,その中でトップの成績を収めたチームが世界一決定戦へと進出する。なお世界一決定戦を含むクラロワリーグ全体のボーナス総額は,日本円にして約1億円だ。
その中で,クラロワリーグ アジアは,日本4チーム,韓国4チーム,その他の中国本土を除くアジア諸国および地域4チームの計12チームで構成される。日本の4チームは,既報のとおりDetonatioN Gaming,FAV Gaming,GameWith,PONOS Sportsである。
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クラロワリーグ アジアは2シーズン制で,シーズン中の毎週金,土,日曜日に,日本,韓国,台湾にて試合が行われる。1stシーズンは4月27日に開幕し,約4か月にわたり開催される。日本チームの初戦は4月29日だ。
またレギュラーシーズンにて好成績を収めた上位2チームはプレイオフに進出し,トップチームの座をかけて腕を競う。そして見事トップを取ったチームには,各シーズン1000万円のボーナスが提供される。
会場では,クラロワリーグ アジアに日本から参戦する4チームの監督および選手が登壇し,それぞれが開幕に向けた意気込みなどを語った。
●DetonatioN Gaming
Lewis選手 兼 監督:
今回,選手である僕が監督を兼任するため,チームの方針はメンバー全員で話し合って決めています。その過程で,皆で意見を出し合いながら一体となって成長できるチームにしていきたいと考えています。今年の末まで精一杯頑張ります。
koo選手:
クラロワリーグでは,Lewis監督の指示のもと,自分がやるべき勤めをしっかり果たしていきます。また今回,最年少選手ということで,未来の16歳の目標となれる存在になりたいと考えています。
ピラメキ選手:
初戦まで時間が残り少ないので,全力で本番に取り組めるようメンバーと練習を積み重ねていきます。
シーズン中はうまくいかないこともあるかと思いますが,メンバーと一緒に改善し,よりよい結果を残したいと考えています。
●FAV Gaming
おこめちん監督:
チーム名の由来は,チームスローガンの「Fun And Victory」(楽しんで勝つ)の頭文字です。世界一を目指せる千載一遇のチャンスを得たわけですし,長いリーグの期間中,逆境に置かれたときでも楽しんで戦っていけるチームにしたいと考えています。
けんつめし選手:
チームに向けてキャプテンとしてできることをやっていくとともに,クラッシュ・ロワイヤル全体を盛り上げたいです。クラロワリーグの開催で,ファンを増やしていけたらいいなと考えています。
RAD選手:
クラロワリーグでは自分が持っている力を十分に発揮し,チームを世界一に導きたいと考えています。
●GameWith
大庭仙充監督:
非常に若い選手が多いので,全力でバックアップとサポートをして緊張をほぐし,まとまったチームにしていければと考えています。
アマテラス選手:
2017年には,世界の舞台で腕を競う機会をいただけたので,その経験を活かしてチームを引っ張っていける存在になれるよう頑張ります。
shun選手:
プロとして活躍できる機会を得て,本当にうれしく思っています。今もまだ緊張していますが,ゆくゆくはチームで輝ける選手になりたいです。勝利を目指すのはもちろん,見ている方々を楽しませて,自分たちも楽しみながらプレイしていけたらいいなと考えています。
●PONOS Sports
みかん坊や選手 兼 監督:
PONOS Sportsでは,勝ちにこだわり,勝負に全力で挑むのは当然のこととしています。そのうえで,クラロワリーグを戦っていく中,皆さんから愛されるチームになることを目指しています。クラロワリーグで世界を目指すのは初めてなので,チーム一丸となってともに成長していければと考えています。
まず僕ら選手が楽しむことを第一とし,さらに見ている人に楽しさが伝わるくらいにクワロワリーグ全体を盛り上げていきたいです。それがひいては,ゲーム業界全体を盛り上げることにつながるのではないでしょうか。最後まであきらめずに戦っていきます。
フチ選手:
2017年は日本一決定戦で優勝し,世界大会にコマを進めることができましたが,1回戦負けという結果に終わってしまいました。そこで2018年はPONOS Sportsの楽しい仲間達と一緒に,世界にリベンジできるチャンスを得たということで,世界大会での経験を活かし,今度こそいい結果を日本に持ち帰れるよう全力を尽くします。
ライキジョーンズ選手:
リリース当初からクラッシュ・ロワイヤルをやっており,最強クラン決定戦にも2回出ているのですが,どちらも勝てずに悔しい結果に終わりました。今回クラロワリーグでプロ選手として活躍できる機会をいただき,PONOS Sportsのメンバーとして戦えることをうれしく思います。プロとしてやる以上は勝ちにこだわって,世界で活躍できる選手になりたいです。また,これを期に皆さんから愛される存在になりたいとも考えています。
続いて各チームの選手と監督,そしてSupercell eスポーツ アジア担当 殿村 博氏に対するメディア合同の質疑応答のコーナーが設けられた。以下にその内容の一部を掲載しよう。
──クラッシュ・ロワイヤルはプレイヤーの個性が色濃く出るゲームですが,各チームの戦術的なポリシーやスタイルなどがあれば教えてもらえますか。
けんつめし選手:
FAV Gamingには得意戦術や,ずっと使い続けてきたデッキがあります。それらが出るときは勝つべきタイミングだと捉えていますし,その自分の武器を逆手にとって相手の裏を読むという心理戦もありです。
また同じデッキばかりではなく,皆さんに「面白いデッキを使うな」と思っていただけるような,新しいところを全面的に出す「魅せるプレイ」も心がけていきたいです。
大庭仙充監督:
GameWithは若い選手が多いので,ほかのどのチームよりも吸収率が高いです。これから勉強会や練習を重ねて,皆で強くなっていければと考えています。
フチ選手:
自分が世界大会で敗退し,「海外の選手との差は何か」と考えたとき,分析力が一番重要なのではないかという結論に至りました。PONOS Sportsでは,海外や日本を問わずさまざまなデッキの情報を収集し,有利に立とうと考えています。
――クラロワリーグを通じて,Surpercellとして国内ファン拡大に向け,どのような施策を展開するのか教えてください。
Surpercell esportsアジア担当 殿村 博氏:
プロ選手になるということは,クラッシュ・ロワイヤルが強いだけではなく,ファンを獲得することを念頭に置いて活動してほしいと考えています。例えばPR活動がそうですね。
もちろん,Surpercellとしてもそうした活動をサポートしていきます。具体的には試合のストリーミングだけでなく,毎週火曜日は各選手の紹介ビデオを,木曜日は先週の試合のダイジェストを見せるコンテンツを常に配信していく予定です。
またYouTuberの皆さんやコミュニティの力を借りて,より多くの方に各選手を知っていただく機会を作ろうと考えています。
「クラッシュ・ロワイヤル」公式サイト
「クラッシュ・ロワイヤル」ダウンロードページ
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(C) 2016 Supercell Oy
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