
連載
美しい構造のステージとアンビエントに癒やされよう。スマホ向けパズルゲーム「HOOK」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第759回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ステージのクリアやハイスコアの更新に挑戦し続けるゲーマーに,一時の癒しを与えてくれるであろうパズルゲーム「HOOK」(iOS / Android)を紹介する。
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iOS版「HOOK」ダウンロードページ
Android版「HOOK」ダウンロードページ
本作は,黒い丸で描かれたスイッチをタップしてコードを巻き取り,すべてのコードを片付けることができればクリアというルールのパズルゲームだ。とくに説明らしい説明がないため,最初はどうすればいいのか戸惑ってしまうかもしれないが,ゲームを遊んでいればすぐに理解できるはずだ。
ゲームの主役であるコードは先端が太く,細い部分との境に“根元”が用意されている。スイッチをタップすると太い部分が根元に吸い込まれていき,その後,スイッチと細いコードも消えるようになっている。
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序盤のステージは順番を気にすることなく,スイッチを押していけばクリアになるが,先に進むほど難度が上がり,ギミックも増えていく。用意されているギミックは,太線部分の先端が鉤状になっているもの,スイッチの作用を分岐させる小さな黒い丸,タップすると90度ずつ接続する場所を変える切り替えポイントなどがあり,それらが複数登場するステージもある。
正しい順番でスイッチを押せなかったり,切り替えポイントのセッティングを間違えていたりすると,コードはどこかに引っかかってしまい,即失格となる。しかし本作は,即座にリトライできるようになっているので,ミスをしてもすぐに復帰できる。時間制限はないので,攻略に詰まったらじっくりと考えてみよう。
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なお,40問め以降はミスが2回まで容認される。一発勝負でなくなる分,ステージそのものの難度はかなり高めに設定されているので,ギミックとコードの構造をしっかりと見極めて,慎重かつ大胆にスイッチをタップしていこう。
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アンビエントミュージックを聴きながら,パズルゲームならではの知的興奮と達成感をたっぷりと味わえる本作は,疲れた脳を解きほぐす作品としてオススメだ。各ステージで出題される問題が描く,点と線の造形美にも注目してほしい。複雑に入り組んだ回路図のような後半ステージの美しさには,思わず息を呑むこと請け合いだ。
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著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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(C) Maciej Targoni
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