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「サマーレッスン」を含む7つのデモを試遊できる「Project Morpheus」の体験会が開催。吉田修平氏と原田勝弘氏も来場者の質問に回答
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印刷2014/11/29 16:49

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「サマーレッスン」を含む7つのデモを試遊できる「Project Morpheus」の体験会が開催。吉田修平氏と原田勝弘氏も来場者の質問に回答

サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)
 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは,本日(2014年11月29日)から2日間,仮想現実(VR)対応ヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus」(開発コードネーム。以下,Morpheus)の体験会を,同社にて開催している。

 この体験会は,PlayStationの公式コミュニティサイト「プレコミュ」の会員から選ばれた700名が対象で,バンダイナムコゲームスの「鉄拳」チームが手がけた「サマーレッスン」をはじめ,「The Deep」「The Castle」「VR Luge」「EVE VALKYRIE」「ソードアート・オンライン」「“AKB0048”דアクエリオン”多次元スペシャルライブ」という計7タイトルに及ぶMorpheus向けのデモコンテンツが用意されている。
 参加者が多数のため,体験会は6回に分けて行われる予定だが,本稿では11月29日に行われた第1部の模様をお伝えしよう。



「サマーレッスン」の体験コーナーには,計12台のMorpheusが用意されており,来場者達は個別の空間で女の子とのコミュニケーションを楽しんでいた
サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック) サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)

今回の体験会は来場者向けの開催ということで,メディア関係者は残念ながらいずれのコンテンツも体験できなかった
サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック) サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)
サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック) サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)

 また会場では,Project Morpheusを開発しているSCEワールドワイドスタジオのプレジデントである吉田修平氏および「サマーレッスン」のディレクター/プロデューサーを務めるバンダイナムコゲームスの原田勝弘氏が,来場者から感想を聞いたり,質問に応えたりするコーナーも設けられた。

サマーレッスン」ディレクター/プロデューサー 原田勝弘氏(左)と,SCE ワールドワイド・スタジオ プレジデント 吉田修平氏

 質問が集中したのは,「サマーレッスン」について。あらためて説明すると,このタイトルはVRの中で女の子とコミュニケーションするという内容で,発表直後から大きな反響があったコンテンツである。その反響の大きさから,東京ゲームショウ2014で試遊希望者が殺到し,混乱を招くと判断されて試遊出展が見送られたため,一般ユーザーが触れる機会は今回が初めてとなった。

 実際に「サマーレッスン」を体験した多くの来場者が口にした感想は「臨場感があり,緊張した」というもの。原田氏によれば,「緊張するのは,脳が相手を人間だと認識している証拠」と説明した。また「目が合ったので,思わずそを逸らしてしまった」という感想に対しては,「今回は目を使った意思疎通を重視し,時間を掛けて開発した」と語っていた。

 中には,「女の子のスカートの中はどうなっているのか」「見ようと思えば見られるのか」という興味深い(?)質問をする来場者も。原田氏によれば,きちんと作り込まれてはいるが,きちんとセーフティが掛かっており,しつこく見ようとすると女の子から拒絶されるとのこと。

 ちなみに初めて「サマーレッスン」を体験する場合,ほとんどの人はそんな真似はしないそうだ。これは,リアルで初対面の人にそんな失礼なことをしないのと同じで,前述の通り。脳が相手を人間だと認識しているため,躊躇してしまうのではないかと,原田氏は分析していた。

 そのほか原田氏は,VRの研究について,当初バンダイナムコゲームス社内で反対されたことや,研究初期には女の子ではなく「鉄拳」シリーズの「三島一八」で試してみたこと,男性キャラよりも女性キャラのほうが表現が難しいといった,「サマーレッスン」の開発に関する数々のエピソードを披露していた。
 それらのエピソードについては以下の関連記事に詳しいので,興味のある人はチェックしてほしい。

関連記事:
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 なお会場にて,原田氏にあらためて「サマーレッスン」に対する反響について聞いてみたところ,もともとはゲーム業界およびゲームメディア,そして一般メディアに向けた話題作りを狙っていたそうで,一般ユーザーに受け入れられるのは次のステップだと考えていたという。原田氏は「一般に受け入れられるムーブメントをどうやって起こそうか,と社内で話していた矢先に,ネットで騒いでもらい,こうして体験会につなげることができました,いい意味で,ここまでになるとは予想していませんでした」と話していた。
 またVRにリテラシーの高い人だけでなく,さまざまな層から反響があったことについては,「(個人的に)1年以上音信不通だった人からFacebook上で連絡があったりと,相当話題が広まっているんだな,と実感しました」と語っていた。

吉田氏と原田氏が来場者からの質問に答えたレポートルームには,学校の教室を模したデコレーションが。黒板にさりげなく記された日直の名前にも注目
サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック) サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)

 一方,吉田氏によると,SCEJA社内ではMorpheusを使うさまざまな企画が持ち上がっているのだという。その中でも,完成形が想像できない企画のほうが,結果として面白く仕上がるそうで,実現はしなかったが,狭い部屋で刑事から取り調べを受ける,といった内容の企画もあったのだとか。
 なお来場者からは,「マチュ・ピチュ遺跡など,気軽に行けないような場所を体験できるコンテンツが見てみたい」という意見が挙っており,吉田氏も原田氏も「面白そうだ」と同意していた。

 そのほか,「Morpheusは主に一人で遊ぶことを想定しているのか」という質問に対しては,必ずしもそうではないと原田氏。Morpheusには,外部モニターに映像を出力する機能も用意されているので,自分の体験をほかの人に見せて一緒に楽しむこともできると話していた。
 また,「早くMorpheusを製品化してほしい」という来場者の意見に対して,吉田氏は「開発は順調だが,まだ越えなければならないハードルがある」と回答していた。

 体験会の終盤で,吉田氏に今回の感想を聞いてみたところ,「(第1部ということもあって)あまりじっくり来場者の声を聴くことができていませんが,楽しんでいただけているのでうれしいです。VRは体験してこそのものですから,体験した人がほかの人に『面白かったよ』と伝えていただくのが大事だと捉えています。今回は,その第一歩を実現できたんじゃないでしょうか」と話していた。

レポートルームには,記念撮影コーナーが設けられていた。また「サマーレッスン」の開発資料も置かれていたが,残念ながらこちらは撮影禁止だった
サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック) サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)

 なおSCEJAのスタッフに,今後,今回のような形でMorpheusの体験会を開催する可能性があるかどうか聞いてみたところ,Morpheusが製品化されていないことから,実現は難しいとのことだった。筆者としては1日も早く製品化され,VRという新たな潮流をゲーム業界に広め,多くの人がその新しい体験に驚いたり,感動したりすることに期待したい。
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