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「闘会議2015」発表会の模様をレポート。任天堂のWii Uタイトル「スプラトゥーン」の日本初プレイアブル出展も明らかに
「闘会議」公式サイト
「闘会議2015」は“ゲーム実況とゲーム大会の祭典”“みんなの,あそびば。”といったキャッチがかかげられたゲームイベントで,来場者が実際に参加して楽しめる企画やエリアが数多く用意される予定だ。ゲーム関連企業10社が協賛し,各社の新作や懐かしいタイトルが用意され,それらがプレイできるだけでなく,ゲーム大会やゲーム実況にも参加できるという,来場者参加型のイベントとなっている。
今回の発表会では,協賛10社の“参加タイトル”が明らかにされた。なおサイバーエージェントは,今回の発表会で新たに協賛が発表された企業となる。
■「闘会議2015」参加タイトル
●任天堂(特別協賛)
「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」
「スプラトゥーン(Splatoon)」
「マリオカート8」
ほか
●ガンホー・オンライン・エンターテイメント
「パズル&ドラゴンズ」
「ケリ姫スイーツ」
「サモンズボード」
「ディバインゲート」
ほか
●コロプラ
「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」
「白猫プロジェクト」
ほか
●サイバーエージェント
「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」
「ガールフレンド(仮)」
「戦国炎舞 -KINZA-」
ほか(予定)
●ミクシィ
「モンスターストライク」
●LINE
「LINEゲットリッチ」
「LINEステージ」
「LINE:ディズニー ツムツム」
「LINEレンジャー」
●スクウェア・エニックス
「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」
「DIVEKICK」
「ブレイブリーセカンド」
「ドラゴンクエストX」
「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」
「FINAL FANTASY EXPLORERS」
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」
「ララ・クロフト アンド テンプル オブ オシリス」
ほか
●セガ
「世界樹と不思議のダンジョン」(アトラス)
「チェインクロニクル」
「ファンタシースターオンライン2」
「ファンタシースターノヴァ」
「ぷよぷよ!!クエスト」
「maimai」
●ソニー・コンピュータエンタテインメント
「The Order:1886」
「Bloodborne」
プレイステーションの過去名作タイトル
●バンダイナムコゲームス
「GOD EATER 2 RAGE BURST」
「太鼓の達人」
ほか
数多くの発売前タイトルの中で,特別に映像が上映されたのが,任天堂のWii Uタイトル「スプラトゥーン」だ。今年のE3 2014で発表され話題となった本作が,闘会議2015で国内初のプレイアブル出展となることが決定している。当日は4対4の対戦プレイが可能な試遊台が2セット用意される予定とのことで,気になる人はぜひ足を運んでみよう。
ここからは会場の各エリアで行われる企画の内容が発表となった。
■ゲーム大会ステージ
ゲーム大会ステージでは,四つのタイトルを使ったゲーム大会が行われる予定だ。その詳細は次のとおり。
●「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U 闘会議1DAYトーナメント」
「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」を使った2on2の大会が,闘会議2015初日の1月31日に開催される。当日は256チーム(最大512人)が先着順でエントリーでき,2on2のチームバトルによるトーナメントが繰り広げられる。また,ゲーム中で育てたキャラクターをamiiboに保存して会場に持っていけば,1人でも1チームとして参加が可能という特別ルールも設けられている。1人で参加する場合は,amiiboに保存されたキャラクターを相棒として戦うというわけである。
優勝チームには,闘会議2015オリジナルきせかえプレート付きNewニンテンドー3DSが2台プレゼントされ,1人参加のamiibo混成チームが優勝した場合は同じ仕様のNewニンテンドー3DSを1台と,闘会議2015オリジナルamiiboケースがプレゼントされる予定だ。
●「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア 闘会議大会」
過去の「ニコニコゲームマスター」でも大会が行われた「コール オブ デューティ」シリーズの最新作,「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」の大会が開催される。事前に開催されるWEB予選を経て,闘会議の2日めにあたる2月1日に本選大会が行われる。闘会議2015公式サイトで,2015年1月7日までWEB予選の出場者を募集中だ。
●「TOPANGA 闘会議マッチ」
数多くの対戦格闘ゲーム大会を開催するゲームイベント企画団体「TOPANGA」による,闘会議だけの特別マッチが開催される。ときど氏,ももち氏,ウメハラ氏,ボンちゃん氏,マゴ氏など,国内トップレベルの格闘ゲーマーが集結。「ウルトラストリートファイターIV」を使用して,最高峰の闘いが披露されることとなる。
■ゲーム実況ステージ
ニコニコ生放送で人気のゲーム実況者総勢100名が,さまざまなゲームを実況するステージだ。現在決定している企画は「マインクラフトゲーム実況」「マリオカートスペシャルステージ」「自作ゲーム実況」の三つで,それぞれを得意分野とした実況者が出演する予定となっている。
■ゲーム実況ストリート
“ゲーム好きのためのオフ会!”というイメージで,来場者が参加できる実況コーナーが,ストリート風にレイアウトされるエリア。実況できるタイトルは「不思議のダンジョン2 風来のシレン」「スーパーマリオ 3Dワールド」「自作ゲーム」「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」「ドラゴンクエストX」「スーパーマリオ64」「マインクラフト」「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」のほか,さらに用意される予定とのことだ。
■レトロゲームエリア
数々のレトロゲームの歴史を知りながら,実際にプレイもできるエリア。壁一面に設けられたゲーム年表の中から,懐かしい有名タイトルを選んで実際にプレイできるという内容だ。また「今日からキミもドット絵デザイナー」のコーナーでは,レトロゲーム定番のドット絵をアイロンビーズで作り,それを持ち帰れるようになっている。ちなみにこちらは参加費は無料となっている。
さらに,「スーパーマリオブラザーズ」の無限1upを代表する有名な裏ワザを実際に体験できる,「裏ワザ研究会」のコーナーも用意される予定だ。
■ゲーム好きのためのまるなげひろば
主催者が参加者に向けて“丸投げ”し,企画・準備・運営のすべてを参加者が考えるエリア。ゲームが好きで活動をしている人や,モノを作っている人たちが,自分のスペースで参加者をもてなすというもの。11月のこの闘会議発表後に募集した枠は,応募多数により現在は受付終了となっている。
■自作ゲームエリア
企業ではなく個人や少人数のチームで作られた「同人ゲーム」「フリーゲーム」「ブラウザゲーム」などにカテゴライズされた自作ゲームの歴史を紹介するエリア。PC版の「ドアドア」や「東方旧作」,そのほかニコニコ自作ゲームフェス作品などを展示し,さらに巨大な自作ゲームの年表も用意され,ゲーム作りの歴史を振り返る。
また「自作ゲーム相談窓口」なる,自身が作ったゲームを持参すれば,会場に招かれたプロのゲームクリエイターにアドバイスを受けられるコーナーも用意される予定だ。
■アーケードエリア
ゲーム大会ステージとは別に,アーケードの対戦格闘ゲームを使った大会が行われるエリア。「格ゲートーナメント2015」と銘打たれ,「闘会議杯」をかけた3大会と,セガの全国大会出場枠をかけた3大会が実施される。使用されるタイトルは「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」「BLADE ARCUS from Shining」「アルカナハート3 LOVE MAX SIX STARS!!!!!!」「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」などが予定されている。
そのうち冒頭3タイトルは,優勝をおさめることで,全国大会「APM PRESENTS D-1 ULTIMATE CLIMAX BLADE」の決勝戦へのシード権が与えられることになっている。なお,闘会議2015の公式サイトでは2015年1月14日まで,大会参加者を募集している。
そのほか,アーケードゲーマーのスーパープレイを見せるイベント「わっしょい!」による「わっしょい!闘会議Edition」のコーナーでは,「テトリス ザ・グランドマスター」「Crimzon Clover」などアーケードタイトルのスーパープレイが披露される予定だ。
■リアルゲームエリア
参加者がリアルにゲームを体験できるエリア。「ログ・ホライズン」と「クトゥルフ神話TRPG」の2作品をテーマに,参加者が剣士や魔法使いとなり,会場内をフィールドに見立てて,仲間を見つけて会場に点在するボスを協力して倒すという,100人規模のなりきりRPGが展開される。
また冒頭で紹介したスプラトゥーンをテーマにした「リアル スプラトゥーン」コーナーも用意され,その世界観に見立てたフィールドで,本物のインクを使った“リアル塗りつぶしプレイ”も企画されている。詳しい内容やルールは現在構想中とのこと。
■アナログゲームエリア
カードゲームやボードゲームなど,古今東西のアナログゲームが楽しめるエリア。初級・中級・上級と,参加者のレベルによって卓が分かれ,幅広い層が参加できるようになっている。また大人数で行う「人狼」や,巨大化した「キャプテンリーノ」(ジェンガ風カードゲーム)など,大規模イベントならではのコーナーや,任天堂公認の誰でも参加できる花札大会のコーナーもある。
■コスプレエリア
ゲームを中心としたコスプレをする参加者のためのエリア。更衣室とクローク完備で,コスプレ姿で闘会議が楽しめる。作品やジャンルごとに“合わせ”ができる「コスプレギャザリング」も開催。
■勲章企画
これは特定のエリアではない企画の一つで,闘会議のさまざまなエリアで遊んだ参加者には,「遊者」として体験ごとに勲章が授けられる。会場で何かしらの体験をするごとに,胸の勲章増えていくという。何をすることでどんな勲章がもらえるのかは,次回の発表会で明らかにされるとのこと。ちなみに,勲章の星印にも何かしらの意味があるようだが……!?
以上が今回発表された,闘会議2015の企画内容だ。このイベントを取材したい「ユーザー記者」などをはじめ,各企画や大会の参加者などは現在,闘会議の公式サイトで募集中だ。
入場券は現在イープラス及びローソンチケット,チケットぴあにて一般発売が開始されている。またそのほかの企画や続報については,2014年1月15日に行われる「超会議+闘会議発表会」で発表される予定なので,そちらもチェックしてみてほしい。
「闘会議」公式サイト
- 関連タイトル:
Splatoon(スプラトゥーン)
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