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「LET IT DIE」開発陣が登場。KAMIJOさんの新シングル「カストラート」発売記念トークセッションをレポート
KAMIJOさんはガンホー・オンライン・エンターテイメントの「LET IT DIE」に新曲「Battle of the Tower -16-」(「カストラート」の通常版とタワーレコード限定版に収録)を提供しており,その縁でトークセッションには「LET IT DIE」ディレクターの新 英幸氏,サウンドディレクターの山岡 晃氏が登場した。
KAMIJOさんが提供した「Battle of the Tower -16-」は中ボス「JIN-DIE」の登場シーンで使われているが,新氏は「自分の感情を後押ししてくれるような,強い印象を残す曲」と称賛した。
KAMIJOさんが「LET IT DIE」に参加した経緯については,山岡氏より説明が行われた。山岡氏はかねてより,Versaillesの楽曲や世界観に注目していたとのことで,KAMIJOさんに楽曲提供をお願いしたいという。念願が叶い,KAMIJOさんと一緒に仕事をした山岡氏は「凄い技術を持っている方」と述べ,KAMIJOさんの音楽技術や知識に驚いたと明かした。
また,KAMIJOさんは「ゲームはユーザー自身も参加できるエンターテイメントであり,ライブに近いものがある」と語る。そして「自分がそれに参加できたことがとても嬉しい」と感想を口にしていた。
KAMIJOさんによると「Battle of the Tower -16-」はゲームに登場する「バルブの塔」をイメージして書き下ろした楽曲とのこと。高い塔を吹き抜ける風を表現したとのことだ。
「楽曲制作時に一番楽しかったことは?」というテーマでは,「Battle of the Tower -16-」のメインメロディに入る直前,曲が静かになる瞬間について,その「空気」の埋め方が楽しかったとKAMIJOさんは語る。楽曲が流れていないときも,ゲームの効果音は聞こえるため,その時のスリル感を意識したという。
なお,「Battle of the Tower -16-」は最初からバンドサウンドにするつもりはなかったという。そのため,楽曲には生楽器の演奏が一切入っておらず,KAMIJOさんは「それが新鮮」と自信を見せた。
今年4月に行われたKAMIJOさんのワンマン公演「Epic Rock Orchestra」では,バイオリンの生演奏を交えた「Battle of the Tower -16-」の新バージョンが披露されたが,7月19日の追加公演(場所:Zeppダイバーシティ)には,さらにパワーアップしたバージョンを予定しているとのこと。KAMIJOさんは「ゲーム音楽を生演奏で聞く楽しみを味わってほしい」と来場したファンに呼びかけていた。
KAMIJO Official Web Site - CHATEAU AGENCY
「LET IT DIE」公式サイト
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