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障害物を回避するだけなのに難しい? スマホ向けアクションゲーム「Pivvot」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第415回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
判断力が要求されるゲームは,冷静さを失った時点で,一気にゲームオーバーへと近づくことが多い。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな冷静さを保つのが難しい,スピーディなアクションゲーム「Pivvot」(iPhone / Android)を紹介する。簡単すぎず,難しすぎず,ゲームを続けたくなる,絶妙なゲームバランスが実現されている作品だ。
「Pivvot」ダウンロードページ(iOS版)
「Pivvot」ダウンロードページ(Android版)
本作は,自機となる球体を操作し,障害物を避けながら,ゴールを目指すというもの。そして本作の特徴は,自機がアームを介してレールとつながっているという点だ。これにより,自機の動き方が少し特殊になる。
アームとレールの接点は,自動でレール上を進んで行く。画面の左側をタップすればアームが反時計回り(左回転)に,右側をタップすれば時計回り(右回転)に回転し,それに伴って,その先端にある自機が移動するのだ。こうしてうまく位置取りをして,次々と迫り来る障害物をかわしていく。
障害物は,その形によって回避方法がほぼ決まっている。しかし,レール上を駆け抜けるアームのスピードはなかなか速く,レール自体もさまざまなカーブを描いているため,これが意外と焦りを生み,一瞬の判断が鈍ってしまうのだ。
基本となる「VOYAGE」モードとその上位モードでは,何度ミスをしてもゲームオーバーにはならず,ミスしたり,ゲームを中断したりしても,その前に到達していたチェックポイントから再開できる。
レール上のチェックポイントは,4つの通過点で構成されており,この4つをミスなく通り抜けられれば,そのチェックポイントがリスタート地点となる。しかし,ステージの後半にもなると,次の通過点への到達が難しくなり,チェックポイントがとてつもなく遠く感じるはずだ。
ちょっとした迷いがあれば即座にミスとなってやり直しと,なかなかシビアな内容の本作。しかし,それを乗り越えクリアできた時の喜びは,その苦労があってこそ。
VOYAGEモード以外にも,100秒間ノーミスを目指すモードや,反射神経などでどうにかなるレベルとは思えない,過酷なモードなども用意されているので,ぜひ自身の限界に挑戦してみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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