連載
頭は捻って,ブロックは積んで。iOS向けパズルゲーム「キュムレイター」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第372回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ブロックを組み合わせてキャラクターの足場を作り,ロケットまで導いて脱出させるというパズルゲーム「キュムレイター」を紹介しよう。可愛いグラフィックスや快適な操作感に加えて,なかなかの難度が特徴となっている,非常に質の高い作品だ。
「キュムレイター」ダウンロードページ
画面内を左右に往復する,宇宙服を着たキャラクターが本作の主人公。彼がうまくロケットに乗り込めるよう,ブロックで足場を作ってやることがプレイヤーの目的だ。ブロックにはさまざまな形状のものがあり,ドラッグで自由に動かせるが,回転させて向きを変えることはできない。あくまでプレイヤーが行えるのは,ブロックの移動のみだ。
主人公をロケットへ誘導するには,前述したようにブロックを利用するのだが,ここで注意したいのは「主人公が登れる段差は1段だけ」という点。目の前に1段分の段差がある場合,主人公は自動で登ってくれるが,段差が2段以上だとまた折り返して反対側へ歩いていってしまう。
つまりゴールまでにしっかりと「階段状」に足場を形成していく必要があるのだ。なお,主人公は足場を降りることはなく,その時に登れる一番高い足場を左右に往復することになる。これを利用し,使わなくなったブロックを新たな足場に……といった場面も出てくるので,頭をフル回転させよう。
足場をせっせと登る主人公の姿に癒やされるかも |
主人公の上にブロックが落ちると,当然ながら下敷きに……ミスにはならないが,ちょっとかわいそう |
さて,主人公は足場をみずから降りることはないと書いたが,プレイヤーが意図的に落とすことは可能。主人公がブロックの上を歩いているとき,そのブロックをほかの場所へ移動させれば,主人公は下へと落ちていく。主人公を下に戻したいときや,ブロックの積み方を調整したいときなどに活用していこう。
なお,主人公の乗っているブロックを動かす際,ドラッグして指を離すまではブロックが動いたという判定にならない。これを利用してステージを攻略する場面も出て来るので,早めに感覚をつかんでおきたいところ。
中盤からは×印の書かれた「固定ブロック」も登場し,さらに難度は上昇。ただやみくもにブロックを動かすだけでは攻略できなくなってくるので,どのように積み,どのように移動させ,どのように組み合わせるかを計画しながらプレイしよう。
なお,同じ色のブロックを隣接させた状態でクリアすると「コンボボーナス」がもらえ,高評価につながる。クリア時の評価は★の数で表示され,★★★が最高評価だ。全80ステージものボリュームを持つ本作,ぜひともすべてのステージでのパーフェクトを狙ってほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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