イベント
歌と漫才に彩られた「CINDERELLA REAL PARTY! 01〜あかるくせいそにかわいくきよく〜」の模様をレポート
イベントにはデレパを主宰する本田未央役の原 紗友里さんと多田李衣菜役の青木瑠璃子さん,さらにゲストとして安部菜々役の三宅麻理恵さんと緒方智絵里役の大空直美さんが出演した。リスナーの人ならご存じのように,デレパは「ハイソなパーティー」を行っているという設定なので,パーソナリティとは呼ばずに主宰というらしい。知らなかった私は,いきなり1つタメになった。当日は昼の部と夜の部の2回,公演が行われたのだが,ここでは17:30からスタートした夜の部の模様をお伝えしたい。
まずは,順番は前後しますがライブシーンの様子から。以下にセットリストを掲載したが,注目はなんといってもデレパのテーマソングである「でれぱDEないと」の初公開だろう。ようやくタイトルが決まったこの歌,作詞は原さんと青木さんのお二人が担当したそうで,ステージの大型スクリーンにその歌詞が表示された。歌詞の縦読みなどはしてはいけないそうなので,しないように。
■セットリスト
1.Star!!(原さん,青木さん,三宅さん,大空さん)
2.ミツボシ☆☆★(原さん)
3.Twilight sky(青木さん)
4.メルヘンデビュー!(三宅さん)
5.風色メロディ(大空さん)
6.でれぱDEないと(原さん,青木さん)
7.お願い!シンデレラ(原さん,青木さん,三宅さん,大空さん)
「アイドルマスター シンデレラガールズ」公式サイト
さて,「祝辞」(つまり普通のおたより)に続く今回の特別コーナー……しまった,1ペナだ! これはハイソなパーティーなので,コーナーといわず「プログラム」と呼ぶのがお約束なので,もとい。祝辞に続いて今回の特別プログラムである「D-1グランプリ」が始まった。これが何かというと,つまり漫才対決。青木さんと三宅さんが「まりっじぶるう」というコンビを組み,原さんと大空さんが「なおみ、そらそら、飯いなり。」というコンビを組んで漫才を披露し,その優劣を競うという内容だったのだ。
筆者は仕事柄というか,偉い人に涙目で「行かせろ!」と主張するせいか,「アイドルマスター」関連のイベントの取材にはたまに行くのだが,まさか漫才対決を見られるとは考えてもいなかった。……あ,そうでもないか。2014年6月29日に日比谷公会堂で行われた「ラジオ アイドルマスター シンデレラガールズ『デレラジ』公開録音 サマデレ2014」でも漫才対決があり,あちらも相当面白く,そういう点で「シンデレラガールズ」は割と異色な気がするが,ハッキリ言って私は好きだ。ちなみにどっちも,大空さんの持ち込み企画とのこと。
漫才の内容を事細かに書いてもなかなか面白さは伝わりづらいのでライター泣かせだが,テーマというかネタというかはリスナーからのおたよりによるもので,「まりっじぶるう」の場合は,概略「青木さんが三宅さんの家に遊びに行ったときの状況を教えてほしい」というおたよりをベースにしたもの。
また「なおみ、そらそら、飯いなり。」(……コンビ名,長いですぅ)は,大空さんがブログに書き込んだ「セクシー魔貫光殺砲」がなんなのか気になって,以来,一睡もしていない,というおたよりにもとづくもので,原さんがおたよりを不自然な関西弁で読み上げて,それを聞いた大空さんが「耐えられない」となるところがハイライトだ。
詳しくは,「CINDERELLA PARTY!」で配信されると思うので,ぜひそちらをチェックしてほしいが,余技の域を軽く超えているのは間違いなく,笑っちゃってメモを取る手が震え,カメラを落としそうになったといえば,多少は理解してもらえるかもしれないが,無理ですか?
勝敗は来場者の拍手の大きさで決められたが,夜の部では「まりっじぶるう」がプロデューサーの大きな支持を集めて,2泊3日豪華温泉旅行の旅を獲得した。ちなみにこの2泊3日の豪華温泉旅行だが,はっきりしないが,モノとしては入浴剤だったみたいなので,昼の部の優勝賞金もどういう100万円なのか微妙に怪しい気もする。あ,余計な詮索でした,すみません。
続いてのプログラムは「ズッ友の条件」で,これは例えば「下の名前で呼び合うラリー(3往復)」とか「収録後直行で自宅にお泊まり」など,ズッ友と呼べるにはどういう条件を満たすべきかということをリスナーから募集するという内容だ。
スポンジを使ってステージで実際にやってみたところ無理だったので,協議の結果,これができたら本物のズッ友という,レベル100が与えられることになった。親友同士で真剣白刃取りをしあっている姿を想像すると微笑ましいが,ケガしそう。
その道玄坂さんだが,ライブの前,全員がステージからはけたところで「道玄坂 登のメール職人への道」というムービーが流されている。そこでは,デレパにメールを送り続けるメール職人の福原綾香さん……じゃなくて道玄坂 登さんに日本コロムビアの人がインタビューを行い,「ズッ友の条件」に道玄坂さんが送ったメールの紹介と,そのポイント,そして今後の道玄坂さんの目標などが語られるという内容で,途中まで割と真剣に見ていた自分がちょっとてれくさいが,手が込みすぎ。それにしても,どうしてもネタ挟まないと落ち着かないという体質は,個人的にも親近感を覚えるところだ。
という感じで,イベントは終了した。エンターテイメントという観点からはこれ以上ないほどのイベントだったので,次回にも期待したい。
「アイドルマスター シンデレラガールズ」公式サイト
- 関連タイトル:
アイドルマスター シンデレラガールズ
- 関連タイトル:
アイドルマスター シンデレラガールズ
- この記事のURL:
キーワード
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (C)BNEI/PROJECT CINDERELLA
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (C)BNEI/PROJECT CINDERELLA