2012/03/16 22:15
攻略
「STREET FIGHTER X(クロス) 鉄拳」基本システム攻略
タッグシステム活用術
■安全なキャラクターチェンジを
「ストリートファイター X 鉄拳」の醍醐味ともいえるタッグシステム。その基本ともいえる「キャラクターチェンジ」の使いどころは,勝敗を分ける重要なポイントといえる。中P中K同時押しで発動するこのシステムは,戦闘中のキャラクターの残体力が少なくなったタイミングで使用するのがセオリーだ。
ただしコマンドを入力してから一定時間は,キャラクターは無防備状態となり,また,出てくるパートナーの登場動作にも隙があるため,一定時間はガードが行えない。安易に割り込みなどに使用してしまうと,手痛い目に合ってしまう。
そこで,キャラクターチェンジは相手を大きく吹き飛ばしたあとなど,遠距離かつ大幅に有利な状況で,安全に交代するよう心がけよう。
一方,相手キャラクターの残り体力がわずかの状況では,あえてキャラクターチェンジを誘うのもひとつの手。キャラクターチェンジの動作を確認したあとは,走って登場するキャラクターに照準を絞り,ジャンプ攻撃から大ダメージを与えられるコンボを決めにかかろう。
(参考)キャラクターの最大体力値一覧
キャラ名 最大体力 キャラ名 最大体力 キャラ名 最大体力 キャラ名 最大体力 ヒューゴー 1150 ロレント 1000 レイヴン 1000 ジュリ 900 ザンギエフ 1100 ルーファス 1000 仁 1000 ニーナ 900 クマ 1100 ベガ 1000 オーガ 1000 リリ 900 アベル 1050 一八 1000 ガイル 950 シャオユウ 900 サガット 1050 平八 1000 ポイズン 950 豪鬼 850 バイソン 1050 ロウ 1000 バルログ 950 コール 850 マードック 1050 ファラン 1000 春麗 900 パックマン 800 ポール 1050 キング 1000 飛鳥 950 メガマン 800 ボブ 1050 スティーブ 1000 キャミィ 900 クロ 750 リュウ 1000 ジュリア 1000 ダルシム 900 トロ 600 ケン 1000 吉光 1000 いぶき 900
※初掲載時,誤りのあったトロの体力値を修正しました。
■キャンセルチェンジの使いどころ
スペシャルゲージを1ブロック消費し,攻撃動作中にパートナーに交代する「キャンセルチェンジ」は,本作の最重要システムの一つ。勝利に直結するであろう,この強力なシステムの活用方法を紹介しよう。
対空 or 割り込みから発動
昇龍拳のような対空技や,割り込みで使用できる必殺技は,ヒット時に相手が吹き飛び状態になる。そのため,ヒットした瞬間にキャンセルチェンジを発動すれば,吹き飛んだ相手を空中コンボで追撃できる。大抵の場合は1技目から交代して空中コンボへつなぐケースが多く,大ダメージを与えやすいのが利点といえる。
中段攻撃からコンボ
リュウの鎖骨割り,ニーナのアイボリーカッターなど,2ヒット以上する中段攻撃から狙えるテクニック。中段攻撃の1段目がヒットした瞬間にキャンセルチェンジを発動すると,2段目がヒットしている間にパートナーが到着。出現後すぐに,攻撃発生が早い技をくり出せば,中段攻撃始動のコンボを決められるのだ。
中段攻撃のヒットを確認してからでは難しいが,該当する技を持っているキャラクターなら,相手への重要なダメージ源となるはずだ。
必殺技のスキのフォロー
攻撃の隙をフォローするのにも使える応用力の高さがキャンセルチェンジの特徴。ガイルのサマーソルトキック,キャミィのキャノンスパイクのような,ガードされた場合に反撃を受けやすい必殺技を出すときには,キャンセルチェンジを入力するようにしてみよう。
ヒット時はコンボに繋げられ,ガードされても出現したパートナーが必殺技の隙をフォローするように攻撃できるため,相手の反撃を封じられる。
ただし,2人が同時に画面に出現している状態になるため,逆に同時に攻撃を受けてしまうケースもある。
コンボのダメージアップ
キャンセルチェンジはコンボのダメージアップにも重宝する。リュウ&ケンのチームを例に挙げ,活用方法を紹介していこう。
ヒットさせた技,またパートナーの使用できる技との相性にもよるが,キャンセルチェンジを使用することで,このようにコンボの大幅ダメージアップが望めるのだ。
■ガードキャンセルからコンボを狙え
スペシャルゲージ1ブロックを消費することでガード硬直をキャンセルし,攻撃発生後まで無敵状態が持続する攻撃を放つ「ガードキャンセル」。非常に強力な性能を持ち,まさに守りの切り札と呼べるシステムではあるが,使うタイミングが難しい。入力の受付は「ガードした攻撃のヒットストップ中のみ」で,とくに弱攻撃のようなヒットストップが短い攻撃には発動させること自体が難しい。
主な狙いどころとしては,ガード後の反撃が難しく,かつ強攻撃のようなヒットストップが長い攻撃への対抗策が挙げられる。さらにガードキャンセルからは,キャンセルチェンジに繋ぐことで,空中コンボに持ち込める点も見逃せない。スペシャルゲージを都合2ブロック消費してしまうが,反撃ができない強力な攻撃を連発する相手に狙ってみよう。
「投げ」の攻防
相手のガードを崩す方法として,どのキャラクターも使用できる通常投げ。同じカプコンのストリートファイターIVシリーズなどと比べると,本作の通常投げは発生スピードが遅く,投げ間合いも狭いため,若干使いにくい印象はあるものの,それでも強力な攻撃手段であることには変わりない。投げを効果的に狙う方法や,相手に狙われたときの対策はしっかり覚えておこう。
■投げを狙うタイミング
投げが有効なのは,相手が攻撃を出しておらず,かつ相手に密着する瞬間。斜めジャンプ攻撃をガードさせた直後などは,着地後必ず密着状態となり,かつ攻撃も出しづらいという,投げるには絶好のチャンスとなる。そこをすかさず投げてしまおう。「当て投げ」と呼ばれるこの方法は,もはや格闘ゲームの古典とも呼べるセオリーだが,本作でも非常に強力なガード崩し手段となる。
ジャンプ攻撃をガードさせて…… |
投げ。シンプルかつ強力な連係だ |
■「投げが来る!」と思ったら……
投げを回避する手段は,具体的には5通りの方法がある。それぞれにメリットとデメリットがあるので,状況に適した回避法を選択しよう。
「しゃがみ投げ抜け」とは
ストリートファイターIVシリーズでおなじみ「しゃがみ投げ抜け」(しゃがみながら弱P弱K同時押し)は,本作でも有効なテクニックだ。通常の立ち状態で「投げ抜け」を入力した場合は,相手が投げを入力していなかった場合,投げの失敗モーションが出てしまうが,「しゃがみ投げ抜け」なら,しゃがみ弱Kが出るので隙は比較的少ない。
ただし,詳しい説明は省くが,通常の投げ抜けに比べて入力のタイミングはシビアとなる。的確な入力には練習が必要だ。
相手の飛び込みをガードしてしまった! もしかしたら投げがくるかも? (立ち投げ抜けの場合)投げでなく打撃だった場合,投げ抜け失敗モーションに攻撃がヒットしてしまう
(しゃがみ投げ抜けの場合)打撃の場合はガードになり,投げが来た場合も投げ抜けが成立する。気持ち遅めにコマンドを入力するのがコツだ
オート投げ抜けジェムを活用しよう
投げ抜けが苦手な人は,オート投げ抜けジェムの力を借りるのもひとつの手だ。ジェムの力で自動の投げ抜けが発生した場合は,スペシャルゲージを1/2ブロック消費してしまうものの,投げ抜けの失敗で相手に隙をさらす心配がない。とくに通常投げしかガードを崩す手段がないキャラクターを相手にする際は,装備しておくと戦いを優位に展開できる。
「オート投げ抜け」のアシストジェムで,通常投げを安全回避(ただし,ゲージがあれば)
コンボの仕組み
さまざまなシステムにより,多彩なコンボを生み出せるのが,本作の大きな魅力のひとつ。そのコンボを構成する要素を,順番に紹介していこう。すべてマスターできれば,あらゆるチャンスからコンボを狙える,コンボ職人となることも夢ではない。
■キャンセル
「キャンセル」とは,攻撃をヒット,もしくはガードさせた際に使用できるテクニックで,先に出した技の後半の動作を“キャンセル”し,即座に次の技の動作へ移るというシステムの総称だ。
そのなかで最も代表的なキャンセルが,通常技を必殺技でキャンセルするもの。通常技がヒットした後,続けて必殺技を出すことで,連続ヒットさせることができる。ただしすべての通常技がキャンセル可能というわけではなく,キャンセル可能なのは,一部の通常技,もしくは特殊技のみに限られる。
なお,本来キャンセル可能な通常技でも,ブーストコンボを使ってくり出したときには,EX必殺技でのみキャンセル可能になる点,また一部キャラクターの弱攻撃など,連打で弱攻撃同士をつなげた場合(これを連打キャンセルと呼ぶ)は,必殺技でのキャンセルが不可能になる点を覚えておこう。
■目押し
「目押し」とは,相手に攻撃をヒットさせた後,前の技の硬直が解けた瞬間に,次のボタンをタイミングよく押すことで,攻撃をつなげていくテクニックのこと。目押しでつなげた通常技は,ブーストコンボや連打キャンセルで通常技同士を繋げたときとは異なり,必殺技でキャンセルが可能になる。目押しは攻撃を連続ヒットさせるタイミングがシビアだが,それを補って余りあるメリットが存在するのだ。
ちなみにこの目押し入力は,後述の「ずらし押し(辻式)」と呼ばれる入力方法を使用することで,成功率を大幅にアップさせられる。
■カウンターヒット
ボタンを押してから攻撃が出るまでのタイミングに相手の攻撃を受けると,「カウンターヒット」と呼ばれる事象が発生する。このカウンターヒットが発生すると,画面に「COUNTER HIT」の文字が表示され,普段の攻撃ヒット時とはのけぞり動作が変化する。
とくにそれが顕著なのは,ジャンプ攻撃に対してカウンターヒットが発生した場合。通常,空中で通常技を食らった後はひるがえるように回転して無敵状態になり着地するが,カウンターヒットした場合は吹き飛ぶような動作になり,そのままダウンとなってしまう。この吹き飛び中は,さまざまな攻撃で追撃ができるので,ここですかさず空中コンボを狙えると心強い。
■空中コンボのルール
空中に浮かせた相手に,立て続けに攻撃をヒットさせる空中コンボ。本作では空中で吹き飛び状態になった場合,あらゆる攻撃で追撃が可能。ただし,技ごとに空中での追撃可能回数が設定されており,追撃可能回数以上の技をヒットさせると,空振りしてしまう点に注意しよう。この追撃可能回数を考慮に入れ,空中コンボを組み立ててみよう。
■特殊な入力方法について
簡易コマンド
複雑なコマンドはほとんどない本作だが,ストリートファイターIVシリーズと同様に,必殺技の「簡易コマンド」が存在している。簡易コマンドを利用すれば,正規のコマンド入力より楽に必殺技コマンドを完成でき,コンボなどでも難度をグッと下げることができる。
とくにしゃがみ状態からすばやくコマンドを入力することが難しい半回転系コマンドは,活用してみよう。
正規コマンド 簡易コマンド or or or レバー1回転 or or
コマンドはで代用できる。リュウならばこの入力を使用すればしゃがみ状態のまま昇龍拳を入力できるのが利点だ。また入力の向きが左右で分かりにくい状況でも,+Pと入力すれば,どちら向きでも昇龍拳を出すことができる
ずらし入力(辻式)
ボタンをずらして押すことで,目押しコンボの精度を上げる特殊入力テクニック。ストリートファイターIVシリーズが発祥で,「辻式」と呼ばれることの多いこのテクニックは,本作でも使用可能だ。
目押しに使うボタン オススメずらし押し入力 強P 強P→中P 中P 中P→弱P 弱P 弱P→[SELECT]or[BACK] 強K 強K→中K 中K 中K→弱K 弱K 弱K→弱P(しゃがみのみ)
このテクニックは,
- 1フレーム(60分の1秒)ならば,ボタンを同時に押すタイミングがズレても同時押しと認識される。
- 2つ以上のボタンを同時押しした場合(そしてその同時押しに特定の機能が割り当てられていない場合),より優先順位の高いボタン※を押したものとして認識される。
※ボタンの優先順位:強K>強P>中K>中P>弱K>弱P>[SELECT]or[BACK]
という2つのゲームシステムを利用することで成立している。具体的には,強P→中Pと1フレームだけずらして入力すると,内部的には強Pを2フレーム立て続けに入力した扱いになり,強Pボタンを一つを押すだけよりも,目押しのタイミングに合わせやすくなる,というわけだ。
ただし,本作では同時押し入力に割り当てられたゲームシステムが多いため,使用できるボタンの組み合わせは限られる点に注意しよう。
強Pを目押しでつなげたい場合は,強P→中Pとずらし押しする。中Pを押す時に強Pも押し続けておくのが入力のコツだ。なおPPP同時押しや弱P弱K同時押しなど,同時押し系の行動を目押しで出したいときには,ボタン同時押し→[SELECT]or[BACK]と入力することで,このテクニックを利用できる
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(C) 2012 NAMCO BANDAI Games Inc.
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