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「機動戦士ガンダム VS.」シリーズのアーケード最新作「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」が発表! テーマは“極限進化”,SYSTEM 357基板を採用しグラフィックスも大幅に向上
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印刷2010/02/23 16:18

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「機動戦士ガンダム VS.」シリーズのアーケード最新作「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」が発表! テーマは“極限進化”,SYSTEM 357基板を採用しグラフィックスも大幅に向上

画像集#007のサムネイル/「機動戦士ガンダム VS.」シリーズのアーケード最新作「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」が発表! テーマは“極限進化”,SYSTEM 357基板を採用しグラフィックスも大幅に向上
 2010年2月19日,AOU2010 アミューズメント・エキスポのバンダイナムコゲームスブースにおいて,「機動戦士ガンダム VS.」シリーズの新作タイトル発表会が行われた。

関連記事:
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 「機動戦士ガンダム VS.」シリーズは,アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツ達を操り,2on2のチームバトルを行うアーケード向けのアクションゲームだ。本シリーズは,2001年の「機動戦士ガンダム 連邦 VS. ジオン」に始まり,2009年の「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム NEXT」まで,累計で8タイトルがリリースされている。

馬場龍一郎氏
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 人気の高い「機動戦士ガンダム VS.」シリーズの新作タイトル発表会というだけあり,バンダイナムコゲームスの特設ステージは,イベント前から数多くの人が集まっていた。
 ステージに登壇してプレゼンテーションを行ったのは,「機動戦士ガンダム VS.」シリーズのプロデューサーである馬場龍一郎氏だ。馬場氏は,開口一番「すごい人ですね。注目の高さをひしひしと感じます」と,興奮した面持ちで述べるとともに,以下のようにコメントした。

「ずいぶんと『NEXT』から間が開いてしまったという感じもあるんですけど,比較的早く発表ができたかなと思っています。『NEXT』で“これが最後なんじゃないか”というような話もあったんですけど,ずっとやってきたタイトルだけに,続けたいという思いがありました。この日を迎えられたことを非常に喜ばしく思っています。感無量ですね」

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 ここで,スクリーンを用いて歴代「機動戦士ガンダム VS.」シリーズを振り返ることに。馬場氏によれば,“宇宙世紀”シリーズ(「機動戦士ガンダム 連邦 VS. ジオン」「機動戦士Zガンダム エゥーゴ VS. ティターンズDX」)は,往年のガンダムファン,年齢でいうと20代後半から30代にかけてのプレイヤーに非常に人気が高く,コンシューマ版の売上も好調だったそうだ。

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 続いて,キャラや機体を一新した“SEED”シリーズ(「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II」)では,10代を中心とした“SEED世代”に,対戦ツールとして人気を博し,「この作品が面白くてガンダムを知った」という声が非常に多かったのが嬉しかったと,馬場氏は当時を振り返った。なお,公式全国大会「Premium Dogfight」(関連記事)が行われるようになったのも,SEEDシリーズからである。ちなみに,馬場氏はSEEDシリーズからプロデューサーとなったため,個人的にもとくに思い入れの強い作品だそうだ。

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 そして,現行の“オールガンダム”シリーズ(「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム」「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム NEXT」)では,「デビルガンダムによってすべての『機動戦士ガンダム VS.』シリーズが融合した架空の電脳世界」を舞台に,今までアニメ化された17作品のモビルスーツが登場する。
 馬場氏はオールガンダムシリーズについて,「今までになかったことをやりたかった」との思いから,版権元にいろいろと調整してもらい,実現したタイトルだと述べた。
 「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム」については,「宇宙世紀シリーズとSEEDシリーズの(年代に差がある)ファン皆で遊んでほしい」「これで知った新旧ガンダムに興味を持ってほしい」と,より多くの人で盛り上がってほしいという思いを込めたタイトルだとコメントしていた。

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 そしていよいよ,お待ちかねの新作タイトル発表だ。馬場氏は,「実際のプレイ映像ではないですが,『こんな感じに変わる』というイメージを伝える,AOU会場でしか見られないプロモーションムービーを用意しました。2分弱のムービーですが,いろいろと秘密が隠されているので,凝視してください(笑)」と前置きし,ついにムービーが上映された。
 ムービーでは,次々とモビルスーツ達が登場し,最後に「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」という正式タイトルが明らかに。

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 馬場氏は,シリーズで使われている「バーサス」は残しつつ,ムービーの中に出てきた「極限進化」というテーマが,「エクストリーム」という言葉にリンクしていると述べた。
 今回は「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム NEXT」の正統進化形を目指そうと考えたものの,それだけでは面白くないので,やるなら極限まで進化させようという意図を込めたそうだ。また馬場氏は,「『NEXT』の次,みたいな形に思われてしまうと思うんですが,違います。大きく変えています」とコメント。
 まず,グラフィックスは大きく向上し,おそらくはバンダイナムコゲームスのガンダム系ゲームの中でも最高クラスのスペックになる,プロモーションムービーよりも綺麗なグラフィックスでプレイできるようになるだろうと,その自信のほどをのぞかせた。なお筐体基板については,PlayStation 2互換のSYSTEM 246/256系からPlayStation 3互換のSYSTEM 357に変更されているとのこと。
 操作方法は8方向レバー+4ボタンと,これまでのシリーズ作品と基本的に変わらない。システムや機能の部分はまだ詳しいことを言えないとしながらも,「今まで手が届かなかったかゆい部分には手が届いて,物足りなかったなという部分は,もう一歩面白くなる」と,“極限進化”の名に恥じないものになるとコメントしていた。ちなみに,宇宙世紀シリーズの作品に存在した,宇宙空間でのバトルはなく,重力のある“地上”での戦いになることは間違いないそうだ。

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 また,プロモーションムービーの中では“2作品ほど”新しい機体が登場していたのだが,何作品分かの機体が追加されている,と馬場氏は述べていた。なお「機体の選定には非常に試行錯誤した」ともコメント。「機動戦士ガンダム VS. ガンダム NEXT」でいえば,引き続き登場する機体もあれば,登場しない機体もあるそうだが,新しく登場する機体を含め,今後に期待してほしいとのことだ。

 稼動時期については,「2010年の秋くらい」を目標に,鋭意開発中としていた。馬場氏は,「できれば夏頃には試作品に触っていただきたい」と,ロケテストの実施時期をにおわせつつ,特設サイトで情報を随時更新していくので,情報をチェックしながら応援してほしいと述べた。
 また馬場氏は,「早く出してほしいという気持ちがあるとは思いますが,開発陣は“早かろう安かろうまずかろう”みたいなのはいやなんです。なるべく“早い安いうまい”を目指していますので,応援していただければと思います」とコメントした。

 最後に馬場氏は,「『機動戦士ガンダム VS.』シリーズはユーザーさんの人気の高い作品です。僕らの続けていきたいという気持ちがようやく形になって,この場で発表できたことを非常に嬉しく思います。いっぱいかけていただいた期待を超す作品になると思いますので,ぜひ2010年秋を楽しみにしてください」と述べ,発表会を締めくくった。

「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」特設サイト


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