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「ArcheAge」,2017年最後のロードマップが公開。次期アップデートで船の操舵技術が勝敗を分かつ新PvP,海上アリーナ「トレパセス」が登場
本作では定期的にロードマップを公開しており,前回公開分のアップデートがほぼ完了したことを受け,次のロードマップを発表するに至ったようだ。正確な実施日こそ明かされなかったが,今回発表された内容はすべて2017年内に実装されるとのこと。その発表会で公開された情報をお伝えしよう。
なお,記事の最下部にはゲームオンに提供してもらったアイテムコードを掲載しているので,ぜひ活用してほしい。
海上アリーナ「トレパセス」で操船技術を競え!
次期アップデートの注目コンテンツは,新コンテンツとなる海上アリーナ「トレパセス」だ。専用の海上マップを用いるこのトレパセスでは,キャラクターに直接的なダメージが入らず,またキャラクターの持つスキルも使用不可となっている。船の操舵技術によってポイントを稼いで順位を決める,“競技”に近いルールが採用されているのが特徴だ。
プレイヤーは3〜5名でチームを組み,出場した4チームがエリア内を漂っている「亡者」に船で体当たりしたり,砲撃を当てたりしてダメージを与える。そして,亡者を倒すことができればポイント(亡者の魂)を得られて,最終的にこのポイントが高いチームが勝利となるルールだ。
なお,専用エリアは円形状のマップとなっていて,中央に「ラクシャ」というモンスターが配置されている。このラクシャはかなり強烈な攻撃をしてくる敵で,2回ほどのダメージで船が大破してしまうという。また,「カリディス」というサメにも似た形状のモンスターもマップ内を周回している。マップ内は海流によって船が流される場所もあるので,うまく敵を避けながら亡者を倒して効率良くポイントを稼ぐことが攻略のカギになりそうだ。
勝敗を分けるポイントだが,ほかの船からの攻撃などで一定のダメージを受けるごとに失われ,解き放たれた亡者は再びマップ内を漂うことになる。また,船が沈没してしまうと一気にポイントが0に戻り,スタート地点に戻されてしまうとのこと。亡者の数は100体とあらかじめ決まっているので,試合の後半はプレイヤーの船同士での砲撃戦で,亡者の魂の奪い合いになることが予想される。
ちなみに,トレパセスの参加条件は,レベル30以上とゆるく,また,試合で使う船は試合用に用意されたものから好きなものを選ぶ形になっている。船上での視野距離が通常より短く設定されているなど,専用エリアだけに適用される仕様もいくつかあるようだが,日頃から培っている操船技術を発揮できるだろう。
なお,開催期間については開発元と協議中とのことだが,日本の運営チームとしては24時間の開催を目指しているという。マッチングに関しては,完全にランダムでのチーム振り分けになっており,パーティ単位のエントリーはできないようだ。これは,1人で参加しても不利にならない配慮を優先したものだという。ただ,今後は仲間と参加できるようなシステムも考えるとのことだった。
「統合アリーナ」や「連合攻撃隊」など既存機能の改修も実施
また,既存機能の改修にも力を入れていくとのこと。
改修の1つめは,1対1の真グラディエーターと,3対3の極グラディエーター,そして先ほど紹介した海上アリーナを含めた3つのアリーナでは,サーバー間の垣根を越えて対戦できるようになるという。
今回改修の対象となる3つのアリーナは,装備情報などを必要としないものだが,今後は通常のアリーナやグラディエーターも対応していきたいとのことだ。
さらに,この3つのアリーナでは,成績によって「キリオスの勲章」が入手できるようになる。この勲章で,新しく登場する「アリーナ商店」にて各種アイテムが入手可能だ。既存の名誉ポイント商店と似たシステムだが,名誉ポイントがPvP以外でも入手できるのに対して,キリオスの勲章はPvP系のコンテンツでのみ入手可能だ。
各種称号などアリーナ商店にしかないアイテム(名誉ポイント商店で入手できるアイテムの上位版も)も存在するので,より上を目指したいなら,まずは統合アリーナの3つを頑張ってみると良さそうだ。
改修の2つめは,掲示板形式で最大50名の攻撃隊を募集できるというもの。プレイヤーは,掲示板に「いつ」「何を目的をしているのか」を投稿し,参加者はそれを見て加入できるようになる。これまでゲーム内チャットを用いて募集していたものが,システム的にフォローされるので,主催者の負担が減ることは間違いないだろう。
さらに,2つの攻撃隊を同時に運用できる「連合攻撃隊」のシステムも導入される。クエストを最大100人まで一気に消化することもでき,多人数コンテンツに挑戦する際はかなり便利な機能だろう。とくにデイリークエストで役立ちそうだ。
3つめは生活関連コンテンツで,既存の邸宅を「ヌイア青テラスの邸宅」にアップグレード可能となる。この邸宅は,内装と外装がそれぞれ変化するのだが,最も特徴的なのはテラス部分が追加される点だ。さらに,屋内の暖炉から「静かな家の温もり」というアイテムが入手可能で,これを使うとクールタイムはあるものの,自分の家に瞬時に帰還できる。なお,同規模のハリハラ瓦屋からの鞍替えも可能になるとのことだ。
そのほかの細かい調整アップデートとしては,「称号のカスタマイズ」と「新規クレセントストーンの追加」という2つの要素も発表された。
称号のカスタマイズは,ほかのプレイヤーから見える称号と,効果を持つ称号とを別々に設定できるようになるというもの。さらに,称号の横にエンブレムを任意に選んで表示できる。
クレセントストーンは装備にはめ込んで,さまざまな効果を得られるアイテムだが,装着する際,確率によって“失敗”して消失する危険性があった。新規クレセントストーンの中には,100%装着可能なものが含まれているのが最大の特徴だという。ただし,失敗のリスクがない代わりに,既存のクレセントストーンと比べると効果は控え目に設定されているとのことだ。
以上が,2017年内に導入予定のアップデート内容となる。2018年以降の話も聞いてみたところ,スキルバランスの大規模な改変をはじめとする,既存コンテンツの改修を引き続き継続していくとのこと。石元氏は,ArcheAgeには数多くのコンテンツが用意されているが,人気のコンテンツとあまり活用されていないコンテンツとの差があり,「好きなことをしていても損をしない世界」を目指していくと話していた。これは,開発元と運営にとって共通の目標だという。
今後の方針も気になるところだが,まずは次へのステップとしても重要な次期アップデートに期待し,来るべき実装の日を待とう。
■アイテムコード
AAMELCbHr6Rd
■アイテム名
ロードマップ記事読者特典 労働力200
■有効期限
2017年12月31日 23:59:59
「ArcheAge」公式サイト
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