「アイドルマスター ディアリースターズ」，秋月 涼のプロローグエピソードや「TV出演シーン」などをたっぷりと紹介

　バンダイナムコゲームスより，9月17日に発売予定のニンテンドーDS用ソフト「アイドルマスター ディアリースターズ」。本作は，アイドル自身の視点でストーリーが展開されるアドベンチャーゲームだ。

　プレイヤーは，876（バンナム）プロダクションに集まった三人の新人アイドル，「日高 愛」「水谷絵理」「秋月 涼」の中から一人を選び，彼女がトップアイドルを目指して活動するのを彼女自身の視点で見守っていく。今回は，三人のうちの一人，秋月 涼のプロローグエピソードや，「TV出演シーン」などをたっぷりと紹介していこう。

　涼は，とある事情からアイドルを目指す決意を固め，765プロの現役アイドルである秋月律子を頼ることに。律子は涼にとって，「いとこのお姉ちゃん」に当たるのだ。自分を頼ってきた涼に，律子はある事務所を紹介するのだが，これが涼の運命を大きく変えることに……？

秋月　涼の「目指せ！トップアイドル！」

涼がアイドルを目指す理由、
それは・・・・・・

　ある日、涼は同級生から
「俺の・・・・・・カノジョになってくれないか？」
　と告白されます。あわてて断る涼。なぜなら涼は、「男の子」だからです！　男性から何度も告白されるほど可愛い涼でしたが、中身はいたってフツーの男の子。男同士でお付き合いなんて趣味はないのです。
　いろいろな意味で身のキケンを感じた涼は、前から考えていた、ある計画を実行する事にします。

「律子姉ちゃん。僕も、律子姉ちゃんみたく、アイドルになりたい！」

　それは、いとこで７６５プロの現役アイドル、秋月律子を頼ってアイドルになること。そしてイケメンに、もっとカッコよくなりたいと願う涼。
　涼の必死な様子に、律子は知り合いの事務所、８７６（バンナム）プロのマネージャー、岡本まなみさんを紹介することにしました。



初めてのステージ

　ところが、現場にまなみさんを尋ねてみると、彼女はとても困っている様子。ライブに出演するはずのアイドルが１人、来れなくなってステージに穴があきそうとのこと。
　すると律子は、涼に向かって「そうだ、涼、チャンスよ！」と一声。涼にステージの代役を務めさせることを思いついたのです。
　成り行き任せでステージに立つ事になった涼。ところが用意されていたのは女の子のステージ衣装。しかしそのまま歌う事に！

　見事「GO MY WAY!!」を披露し、図らずもその秘めた実力？が明らかになります。
　律子は、女装のままやっぱり７６５プロに入れようと宣言！
　もちろん涼はそれを拒否、まなみに「うちなら、男の子デビューでもいーです！」と言われ、涼はそれを信じて８７６プロに行くことにしたのでした。

　が。
　８７６プロの石川社長は一言、
「断じて、女の子デビュー。それ以外は認めません」
　アイドルとしての才能に男も女もない、まずは女の子としてアイドルのチカラを証明してみせて、と語る社長。成功すれば、男性へのコンバートを手伝ってもらえると言われ、遂に涼は、
『イケメンになるために、女の子アイドルとしてデビューする』
ことを了承するのでした。



真先輩との出会い

　その後、レッスンと営業を重ねて無事アイドルデビューを飾った涼でしたが、まだまだアイドルとしての試練は続きます。
　１つしかない番組出演の枠をかけて、８７６プロ同期３名によるオーディション勝負が始まることに。
　ところが、愛と絵理にはそれぞれ、頼りにできる味方がついてくれているのに、涼は孤軍奮闘しなければならないことに。
　困った涼は、また律子に電話します。が、律子は律子で忙しい様子。代わりに、頼りになる人を紹介するとメールが。
　待ち合わせの神社にいたのは、律子と同じく７６５プロの現役アイドル、菊地真さんでした。

　菊地真さんも、７６５プロの現役人気アイドル。本当なら忙しいはずですが、たまたま長期オフだったので、涼をアイドルとして指導してくれるというのです。

　ただし、律子からも厳しくやってくれと言われているし、ビシビシしごくぞ、と言う真。
　涼も気合を入れなおし、「望むところです！」と応えるのでした



真夜中の特訓！

　真の特訓は、思った以上にスパルタでした！
　体力をしっかりつけながら、アイドルらしいプロポーションを維持することも忘れない真。
　ちょっとその体に触らせてもらったりしながら、涼はアイドルにとって大切な何かを学んでいくのでした。

　ところが。
　ミーティングをするために７６５プロを訪ねた涼を待っていたのは、あわてた様子の真。
　真から渡されたゴシップ雑誌には、こんなスクープが載っていたのです。

『あの菊地真、駆け出しアイドルをひっかけラブラブデート！』

　はたして、この騒動、どうなってしまうのでしょうか？
　それは、ぜひゲーム本編で、あなた自身の目で確かめてください！

　涼のストーリーの続きが気になるところだが，アイマスといえば歌とダンスも欠かせない。ということで，続いては本作の「TV出演シーン」を紹介しよう。もちろん本作でも，アイマスらしいステキな歌とダンスを楽しめるのだ。


　アイドルランクが低いうちは，ちょっと小さいライブハウスでのステージだが，いつかはドームを埋め尽くすファンの前でステージに立つことも夢じゃないかも？　TV出演後には，アイマスファンにはおなじみの「アイドルランクの報告」がある。アイドルランクは，芸能界における「アイドルとしての格」で，オーディションに合格すればアイドルランクが上がり，新たな舞台での活躍が待っているのだ。


　歌や衣装・アクセサリーの選択，カメラ/ダンスのエディットは「ストーリー」モード中でも可能だが，「ステージ」モードではアイドル達のステージをもっと楽しめる。ゲームを始めたばかりのときは衣装もアクセサリーもちょっと少ないが，ゲームを進めて，どんどん集めていこう。


　また，すでに用意されているカメラワークに満足できなくなったら，12種類の「カメラパネル」を使って，自分好みにカメラをエディットしよう。さらに今回は，ダンスまでエディットできる。ゲームを進めていくと，いろんな「ダンスモーション」が収められた「振付パネル」を入手できる。これをダンス中の好きなところにはめ込むだけで，いつものダンスがどんどん変化するのだ。

　カメラもダンスも細かいタイミングまで調整可能なので，誰も見たことのないオリジナルダンスが作れるかも？　ゲームの最初に選べる歌は全7曲だが「？？？」となっている3曲も，ゲームを進めていけば，いつか歌えるようになるはずだ。


　さらに「ステージ」モードでは，「Tシャツデザイン」「コール入力」機能も用意されている。「Tシャツデザイン」は，無地で色違いのTシャツに，自由に絵やスタンプを描けるというもの。エディットしたTシャツは，ちゃんとステージ上で着ることができる。
　そして，ステージ要素のすべてをセットし終わったら「コール入力」が可能。全8パターンの中からどんな組み合わせのコールにするかを選び，あとは実際にダンスに合わせてコール譜面を作っていこう。自分が作ったコールに合わせて最大16人で応援合戦ができ，誰が一番上手に応援できたか順位も表示される。


　ところで，本作では7月1日より予約キャンペーンが開催されていることをご存じだろうか？　現在本作を予約すると，ココでしか読めない記事がいっぱいのアイマス芸能界のアイドル雑誌「ViDaVo！“ビダヴォ！”」と，7月25日発売のトレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ アイドルマスター」のPRカード「876プロ」という，ダブル特典が贈られる。特典は数に限りがあるので，確実に手に入れたい人は早めの予約をお忘れなく。


　そして次回は，876プロのアイドル・水谷絵理のプロローグを中心に，ゲームに登場するいろいろなキャラクターを紹介する予定だ。765プロアイドルの星井美希もちょっとだけ登場する予定なので，ぜひお楽しみに！