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NVIDIA,Tegra 3が持つ“4+1”コアの名称を「4-PLUS-1」に正式決定
4-PLUS-1コアのブロック図 |
vSMPはそもそも,クアッドCPUコアとして機能する4基のCortex-A9とは別に,低消費電力&低クロックで動作するもう1つのCortex-A9コアを統合し,システム負荷の低い局面では後者を使うことにより,消費電力を最適化できると謳われる技術。この技術に対し,「より説明的な独自の名称が欲しいという声が顧客から上がったため」(NVIDIA),今回マーケティング名が与えられたというわけだ。
合わせてNVIDIAは,これまで「Companion CPU Core」や「Ninja Core」「Shadow Core」と呼ばれていた“+1”コアを「Battery Saver Core」(もしくはBattery Saver CPU Core)と呼ぶことも明らかにしている。
NVIDIAでTegraビジネスを統括するMichael Rayfield氏は,blogのポスト内で「Tegra 3搭載製品の箱や店頭のポップにこの名前があれば,一目でその価値が分かるだろう」とも述べているので,今後,積極的に使われていくものと思われる。本質が変わるわけではないので,vSMPの呼び名が変わったと理解しておくのがよさそうだ。
NVIDIA公式blogのポスト「TECHNOLOGY FORMERLY KNOWN AS VSMP GETS A NEW STAGE NAME: 4-PLUS-1」
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