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レッドファクション:ゲリラ 日本語版

レッドファクション:ゲリラ 日本語版
公式サイト http://www.redfaction.com/
発売元・開発元
発売日 2009/12/25
価格 8190円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
75
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 爽快なオープンワールドTPS 80
    • 投稿者:derfelkadern(男性/30代)
    • 投稿日:2012/06/05
    良い点
    ・目に映るものを何でも破壊できる爽快さ
    ・建物の破壊が戦略性に上手く結びついてる
    ・作業感の少ないゲームデザイン
    ・ストレスを感じさせないゲームシステム
    ・きちんとした日本語化
    悪い点
    ・外箱や説明書に明記のないオンライン認証(中古品はプレイ不可)
    ・敵AIの頭が悪い
    ・敵の無限湧きが戦略性を損なっている
    ・マップの数こそ多いが変化に乏しい
    ・唐突感のあるストーリー
    総評
    GTAシリーズのようなオープンワールド型TPS。火星のゲリラ"Red Faction"の一員となり、圧制を敷く"EDF"に立ち向かう。

    最大の特徴は地形以外なんでも破壊できること。建物に潜む大量の敵をビルごと爆破、敵の追撃を逃れるため階段を破壊、防壁を破って背後から敵基地に進入など、ゲーム的な面白さにシステムが上手く結びついている。
    この破壊要素をさらに面白くしているのが、建物の構造など物理モデルがきちんとシミュレートされている点。これにより、中心となる柱を破壊することで建物を倒壊させたり、橋の一方側だけ崩落させるなど、パズル的な楽しさが加わっている。

     ゲームの流れは、サブミッションや敵の重要施設の破壊を行うことで、その地域の「支配度」を下げると、ストーリーに関わるメインミッションが解禁されるというもの。また、サブミッション等の遂行は武器のアップグレードに必要なポイントの入手や、一般市民の士気上昇による支援が受けられるようになるなどの効果もある。
     破壊すべき敵の重要施設はマップごとに異なるため、攻略方法を考える楽しさがあり、ゲームの単調化を上手く避けている。

     ゲームシステムも優秀の一言。敵の警戒度が一番低い状態ならいつでもセーブが可能、ミッション中もチェックポイントが細かくあり、失敗しても途中からやり直しができる、体力が自動回復するので攻略に詰まることが少ない、ナビゲーションが優秀で迷うことがないと、ストレスを感じさせない親切な作りになっている。
     もっとも、車両に乗車中は車がダメージを受けるだけでプレイヤーは無敵など、ゲーム的な割り切りも多いため、硬派なシミュレーション好きの人には物足りないかもしれない(リアリティーはともかく、ゲーム的には戦略性につながっているため決してマイナスポイントではない)。

     このように良く出来たゲームだが、欠点もある。

     まずは、不親切なオンライン認証が採用されていること。特に初回起動時だけでなく、プレイヤープロフィールの作成にもMSNliveのアカウントが必要となるのは面倒くさい。実は後者は省略可能なのだが、はっきりした説明がどこにもなく、しかもプロフィールを作成しないと「セーブができない」という酷い仕様になっている。

     また、ゲームの内容についても、火星というロケーションのせいか全体的に似たような風景(色合いこそ違えど、岩山と砂漠ばっかり)が続き変化に乏しい。敵AIの頭が悪く個々の戦闘自体はそこまで面白いものではないなどの欠点がある。
     特に、ほとんどの場面で敵が無限湧きするのは、敵をあえて排除する意味がないことにつながってしまい、ゲームの戦略性を狭めている。

     さらに、ストーリーについても(進行上必要性のない)サブミッションをきっちりやりこんでいないと、流れが唐突になってしまうという欠点がある。

     しかし以上のような欠点を踏まえてもよくできたゲームであることは確か。ストレス解消にぴったりのゲームなので、オープンワールド系が好きな人にはオススメである。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 4 4 4
  • 始終ぶち壊し 70
    良い点
    ○破壊
     ほぼ全てのオブジェクトを破壊できます。
     建物だろうが車だろうが木っ端微塵です。
     ストレス解消にはもってこいです。

    ○ストーリー
     海外産のゲームには珍しく、一貫したストーリーがあります。
     RPGのように多くのNPCと係わりを持つわけではありませんが、ゲリラの仲間と
     協力してEDFと呼ばれる組織と戦います。
    悪い点
    ×AI
     とにかく頭が悪い。
     回り込んだり身を潜めたりなんてことは一切しません。
     ひたすら突っ込んでくるか、留まって撃ってきます。
     警戒度が下がらない限り無限に湧き出てくるため、死ぬときは体外数で
     押されたとき。
     また、ゲリラの仲間も応援に駆けつけることがありますが、こちらも弱い。
     主人公の後についてくる分いくらかマシですが、お馬鹿です。

    ×乗り物
     非武装の車両は見た目の数が多いもの、武装した車両は種類が少なく、戦車や
     二足歩行のロボットに関してはほとんど乗れません。

    ×ミッションの種類
     運搬・破壊・救出くらいしかありません。
     終盤にもなると完全に作業です。
     
    総評
    年末のsteamでセールしていたので購入しました。
    英語版ですが、文章のほとんどを日本語にすることが可能なので、ゲーム進行に支障はでません。
    会話の字幕は日本語にならないため、英語がからっきしダメだという人は日本語版を買いましょう。

    良くも悪くも始終破壊活動で終わります。
    破壊の方法を変えるくらいしか変化を加えられないため、だんだん飽きてきます。
    終盤ミサイル系の武器が充実してくると爽快になります。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 2 3 4 4
  • 敵・建物・支配 全てをぶち壊せ 75
    • 投稿者:のらくろ(男性/30代)
    • 投稿日:2010/01/16
    良い点
    かつては火星の人々を企業の圧迫から守ってくれたEDFが
    地球の経済が崩壊状態になった今、ただの圧制組織へと変わってしまった。
    そんな状勢を抱える火星でEDFによる肉親の死をきっかけに
    主人公は反体制組織「レッドファクション」に加入し、活動する事となった・・・

    といったあらすじを持つこのゲーム、
    まず第一点に良いを挙げるとするならば
    暇な時にする妄想ランキング第5位くらいには入りそうな
    シチュエーションである「圧政に立ち向かうゲリラ」を
    これでもかというぐらい格好よく演出している演出性でしょうか。

    ゲームとしては最近流行りのバイオ4式の視点を持つTPSであり、
    全体としてはフリーライド型という一番分かり易い例がGTA、
    一番近い作品を挙げるならばマーセナリーズでしょう。
    車のハイジャック、ドンパチすれば治安部隊が襲いに来るといった
    共通点はあるもの、そもそもの"ならず者"という同じ言葉でありながら、
    このゲームではまったく別の意味を持つものとなっています。

    車はEDFから奪う以外は市民が進んで提供してくれます。
    皮肉のような言い回しでは無く、ゲーム中に「メイソン、これを使え!」とか
    「頑張ってくれ、メイソン!」というセリフを実際に聞いた時は驚きました。
    それと同時に、決して安い物では無い車を提供してしまうほどの
    酷い圧政を匂わす演出性も兼ねているのではないでしょうか。

    ドンパチに関してもこの作品ではそれが目的の"ゲリラ活動"そのものであり、
    ゲリラと呼称されるだけあって、数的に有利な場面は基本的にありません。
    主人公もかなり柔らかく設定されており、
    質で勝負しようと思っても数の暴力で押し切られる"リアルゲリラ現象"に陥ります。
    なのでゲームの内容は至ってゲリラな、「攻撃→破壊→逃亡」を繰り返して
    EDFの支配力を削いで行く必要があります。
    支配力を削ぐ度にゲリラ達(火星市民)の士気も上がるため、
    敵の重要拠点への攻撃中にゲリラ達が援軍に来たり、
    道端でのEDFとの戦闘になった時に近くを通った市民が
    銃を持って加勢に来たりとメインミッション以外も中々の熱さを演出してくれます。

    そしてEDFの支配力が一定以下になるとアンロックされる
    メインミッション(解放戦)ですが、
    これはもう熱いの一言以外では語る事は出来ません。
    フリーライド系では後半になるにつれて飽きが来る物ですが、
    このゲームのメインミッションだけは常に新鮮さを感じさせる演出が多いです。
    私が特に薦める見所はフリーファイアーゾーンの解放戦です。
    ゲリラといえど、元はただの市民である人が多いのだな、と感じさせる凄惨な通信、
    絶える事の無いEDFの攻撃、それでも勇ましさを保つゲリラ達と
    これこそがまさに"レッドファクション"というゲームの全てが詰まった
    ミッションだと今でも心に残っています。

    次に挙げるべきはその尖った自由性でしょうか。
    ゲーム自体が火星市民 VS EDFという基本構造で、
    あとは謎の第三勢力がいるという事ぐらいなので
    基本的に市民に害するような事で主人公が得をする事が無いため、
    GTA的な自由度は低い、と言えるでしょう。
    では何が尖っているか?と言うならば
    このゲームの最大の特徴でもある"建築物の破壊"による自由度です。
    とにかく何でも壊せる上、その壊れ方が物理演算に沿っているために
    壊し方を考えなくてはなりません。
    その戦闘プランの自由性はミッションの自由性にも直結しています。
    "建物の中にいるターゲットを倒せ"というミッションで
    建物ごと敵を潰す事が出来るという時点で
    他のゲームとは一味違う事が理解できるでしょう。
    敵の軍事基地に入るにもゲートを通る必要が無く、壁に道を作ったりと
    とにかく爽快で豪快なゲームを楽しむ事が出来ます。
    特にラスト近くのミッションの壊しっぷりはもう笑うしかないでしょう。

    なお自由すぎて何をしたら分からなくなるのがストレスに感じる人もご安心。
    ナビゲーションシステムが非常に優秀なので、
    それを使えば迷う事はまず無いでしょう。
    悪い点
    まずは先ほど挙げたフリーライド系特有の飽きについて挙げます。
    サブミッションを攻略しつつ、ある程度の指標まで達すると
    本筋であるメインミッションが解放される、というのは
    フリーライド系ではよくあるパターンなのですが、
    後半になればなるほど同じ事の繰り返しに飽きが来てしまう。
    その飽きをいかにして解消するかが課題となるのですが、
    このゲームもその宿命とも言えるミッション以外での
    飽きが解消できなかったようです。

    進むにつれての変化も後半になるほど敵の装備が強化、
    こちらの装備も強化されるというややありきたりなタイプ。
    その装備のために必要な資源のサルベージが中々溜まらない。
    溜めて装備を手に入れてもサブミッションの内容があまり変わらないため、
    結構早く飽きが来ます。
    ですが、そこそこなスピードでメインミッションも解放されるため、
    タイムアタック好きな人は長く楽しめ、ストーリーを楽しみたい人は
    出来る限り加速してストーリーを進められる仕様になっている事を
    ここに明記しておきます。

    次に挙げるのはロボットを活かしきれなかった事です。
    採掘用・解体用・軍事用といった3種類のロボットが
    このゲームには用意されており、早期のサブミッションから使う事になります。
    このロボット、強靭・無敵・最強とでも言わんばかりの強さを誇り、
    敵だろうが建物だろうがゲームバランスだろうが全部を粉砕します。
    サブミッション終了と共にロボも消えるため、
    「何でどこにもロボ置いてないのかな・・・?」と疑問に思ってましたが、
    非ミッション時のフリーライド中にひとつぽつんと置かれているロボを発見し、
    悠々と搭乗し、使ってみた時に全然置いて無い理由を理解しました。

    普段ならば士気を高め、しっかりと装備を整え、
    予め機銃があるバンカーを潰すといった
    下調べと準備が必要な重要建築物破壊工作が
    このロボット一体であっという間に終了しました。
    一つだけならまだしも、付近にある全てのターゲットまで被弾しながら
    余裕で壊しにいける装甲、そしてその破壊力のおかげで
    ゲームの進行が異様に加速されました。
    後にフリーライドで出てくるのは終盤ぐらいなのですが、
    そこでも終盤とは思えないほどの強さで難易度を粉砕するため、
    活かしきれなかった要素として悪い要素に挙げたいと思います。

    最後にはPC版、そして恐らくはsteam版のみなのでしょうが、
    インストール時のバグ、ゲーム中のプチフリーズが酷い事でしょうか。
    これはタスクマネージャーでRFGのプロセスの優先度を通常以下にすれば
    問題が解消されます。
    今後解消されるであろうバグですが、念のため挙げておきます
    総評
    フリーライド系TPSの佳作、と言った所でしょうか。
    特有の欠点は抱えているが、それを補い、余りある魅力が
    このゲームには詰まっています。
    とにかくぶっ壊れる、ここまで痛快なほどに建物が壊せる
    ゲームは中々見つからないでしょう。
    重厚な反逆モノを楽しんでみたい方や、最近ストレスを抱えている方、
    政権を転覆させたいが中々手ごろな政権が見つからない方、
    ビルを爆破したいが仕事が忙しくて出来ないと言った方などは
    是非ともこの火星でのゲリラ活動に参加してみてはいかがでしょうか。

    なおsteam版は目標・ゲリラハンドブックといった最低限の箇所しか
    日本語化されていないため、より深くストーリーを楽しみたい方は
    ローカライズされている方をオススメします。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 2 4 4
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