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インディーズゲームの小部屋:Room#10「Zen-Ichi」
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印刷2007/09/07 15:07

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インディーズゲームの小部屋:Room#10「Zen-Ichi」



インディーズゲームの小部屋:Room#10「Zen-Ichi」
 個人/サークル単位で制作されたオリジナルゲームを紹介する「インディーズゲームの小部屋」も,今回で10回め。今週は,ゲーム制作サークルEquinox Developmentの「Zen-Ichi」を紹介する。本作は,今なお根強い人気を誇る縦スクロールシューティング「雷電」の流れを汲む正統派シューティング。豪快なショットでバリバリと敵を撃ち落していく快感を,思う存分堪能できるタイトルだ。

 本作のタイトルであるZen-Ichiは「全一」,すなわち,主にアーケードゲームのプレイヤーにとって非常に名誉なこととされる,全国一位のハイスコアラーのことを指し,そんな上級プレイヤーでも楽しめるシューティングを目指すという意味で命名されたものだ。では,本作はシューティングゲーム初心者には手も足も出ないゲームなのかというと,まったくそんなことはない。実際には,全国で一番ヘタレなゲーマーであるといっても過言ではない筆者のようなプレイヤーにも,十分楽しめるゲームに仕上がっている。

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 現在,縦スクロールシューティングの主流は,大量にばら撒かれる遅めの弾を避けることに主眼を置いた“弾幕系”と,弾速が速めの狙い撃ち弾と(弾幕系よりは)薄めの弾幕が特徴の“速弾系”の2系統に大きく分けられる(もちろん折衷タイプも多いが)。制作者が大の雷電ファンだという本作は,雷電同様どちらかといえば後者のタイプに属する。
 もはや縦スクロールシューティングのデファクトスタンダードとなった,ショット(通常攻撃)と,敵弾を消し去るボムの2種類の攻撃方法はいわずもがなだが,左右に若干のスクロールが可能なステージ,次々と出現する戦車や砲台などの地上兵器と空中兵器とのコンビネーション攻撃,巨大なボスにド派手な爆発シーンなど,ゲームシステム的に見ても雷電との共通点は多い。

 プレイヤーが選択できる機体は3種類(プラス隠し機体もアリ)。それぞれ,「昴」(すばる),「皇」(すめらぎ),「朱雀」(すざく)と名付けられており,ショットの性能が大きく異なる。また,難易度は「訓練(TRAINING)」「試練(BASIC)」「荒行(EXPERT)」,ステージごとのターゲットもそれぞれ「赤穂」(あこう),「漣」(さざなみ)など,全体的に和名チックな命名がなされているのが特徴だ。
 最高難度である「荒行(EXPERT)」以外のモードでは,自機はシールドを装備した状態で出撃する。シールドは被弾したり,敵に当たったりすると破壊されてしまうが,敵を破壊したときに出現する青い「シールドアイテム」を回収し,「シールドゲージ」を100%まで上げることで回復できる。また,砂時計のような形のアイテムを取ると,自機のショットが段階的にパワーアップしていく。このほかに,スコアアタックに挑戦したいという人のためのさまざまなギミックも用意されている。

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 ゲームシステム面では,もはや説明すべきことがないほど王道中の王道を行く本作だが,特筆すべきはそのテンポのよさだ。敵の出現パターンはかなり練りこまれており,雨あられと襲い掛かってくる地上/空中の敵をバリバリ撃ち落としていく爽快感は抜群だ。このテンポのよさのおかげで,何も考えずにひたすら撃ってかわして先に進むだけで,やたらめったら面白いゲームに仕上がっており,ノリノリのBGMと相俟って,知らず知らずのうちにゲームに引き込まれてしまう中毒性の高さがある。
 自機や敵機のグラフィックスはかなり大きめで,敵機もアイテムも画面を埋め尽くさんばかりの勢いで出現するので,もはや筆者には画面上で何が起こっているのか正確に把握するのは不可能だ。しかし,自機の当たり判定が非常に小さく,何が何だか分からないほど出現するシールドアイテムのおかげで,いつの間にかシールドが回復していたりするなど,そう簡単にはゲームオーバーにならないバランスになっている。そのため,初プレイの人でも本作の魅力を存分に堪能できるはずだ。

 本作は,頭の中を空っぽにして遊べる縦スクロールシューティングの良作だ。Equinox Developmentの公式サイトからは,時間制限付きでステージ3までプレイできる体験版がダウンロードできるので,日ごろはあまりシューティングゲームをプレイしないという人も,ぜひお試しを。また,本作の製品版は1785円(税込)で発売中だ。体験版と製品版との細かな仕様の違いや,製品版の取り扱いショップについては,公式サイトで確認してほしい。
 最後に,現在Equinox Developmentでは,本作のストーリーなどが明らかになるバージョンアップ版を制作中であるとのこと。完成時期については未定だが,これまで公式に発表されたストーリーがなかっただけに,こちらも楽しみだ。

■Equinox Development公式サイト
http://mna.net/equinox/

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