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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第444回「男色Pからのご挨拶」
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印刷2017/08/24 11:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第444回「男色Pからのご挨拶」

画像集 No.001のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第444回「男色Pからのご挨拶」

著者近影
画像集 No.002のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第444回「男色Pからのご挨拶」
 私,もう「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」PlayStation 4 / ニンテンドー3DS)について語ることはない,と誓った者です。こんにちは。ドラクエロスに陥ってます。
 ええ,クリアしてしまいました。レベル99まで行ってしまったんですねー。そんなドラクエロス(以下,DQL)の影響を具体的に言うと,これまでドラクエにあてていた時間のヤり場に困っています。なので,ひとまずは積んでいた「レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀」ニンテンドー3DS / iOS / Android)をプレイしようと思っております。さらに,「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」と「スナックワールド トレジャラーズ」も控えております。なお,まだどれにも手を付けていないので,DQLに陥った今週は新しい話をできません。

 あ,そういえば,私偉くなりました。去る8月20日に私が所属するDDTプロレスの両国国技館大会があったんですよ。で,そこで私はDDT社長の高木三四郎とシングルマッチを行いましてですね。勝ってしまったがゆえに,プロデューサーに就任してDDTプロレスのリング上の全権を掌握してしまったんですよ。
 ええ,よくあるんです。DDTプロレスって,こんな具合に会社にとってだったり,選手の人生にとってであったりの大切なことをリング上で決めがちなんですね。ちなみに,私が負けたら結婚させられるところでした。相手もいないのに。そしてそもそもゲイレスラーなのに。おそらく,相手を募集するところから愉快犯的に私の人生をもてあそぶつもりだったんでしょうな。いや,ホント勝って良かったですよ今回ばかりは。
 というわけで,インディープロレス団体の色物中堅ゲイレスラーが連載していたこの「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」も,インディープロレス団体の色物中堅ゲイプロデューサーが執筆する連載になったわけです! ……グレードアップした感じがあまりしないのは私が悪いのかDDTプロレスが悪いのか。ともかく! プロデューサーに昇進いたしました! ってご報告を。
 いいんですよ? もっとチヤホヤしても。プロデューサーになれば枕営業のお誘いが頻繁にあるって知識をゴシップ誌で得ていたんだけど,今のところその兆候はなし。そして,たぶんだけどもらえる給料も変化なし。……あれ? 面倒ごとが増えただけじゃね?

画像集 No.003のサムネイル画像 / 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第444回「男色Pからのご挨拶」
 今さらだけど,プロデューサーって何なんだろう。私,お金とかそういう細かいことは苦手でね。そこを避けるために社長の座を要求しなかったんだけど。普通はお金の勘定までちゃんとやるのがプロデューサーなんでしょうね。あと,大会の日程とかチケット発売日とか,そういうのも苦手なんで避けたい。そこは代理を用意して何とかするつもり。
 では,プロレスのプロデューサーとして何をするのかというとですね。リング上での商品をどう作るかってことなんでしょうな。今まではいち選手だから,基本的には自分の試合をどうマネジメントするかが問われてきた。でも,今度からは大会のマネジメントをすることになる。これがプロレスにおけるプロデューサーの役割なんでしょうな。
 ゲイム業界にも,いろんなプロデューサーがいるわ。いままで4Gamerでお仕事をしてきた中で,いろんな方と接する機会があった。自分の世界観を構築するためにチームを動かすタイプもいれば,コンセプトを定めたうえで各担当に自由にやらせて作らせるタイプもいるわね。
 たぶん,ハッキリとした正解なんてないのよ。規模の大小はあれど,結局プロデューサーに求められるのは会社からは数字,顧客からは内容。そして,そのためにチームをどのようにマネジメントしていくかってことなのね。もう少し細かく言うと,作る人に対しては作りがいを,そしてそれを買ってくれる人に対しては楽しさを,まだ商品を知らない人に対しては興味を。それぞれ与えないといけないわけで。それぞれの立場の人に対して何を考えているか目を光らせないといけないわけね。
 ……大変じゃねーか。たぶん,流されないことが重要になるんでしょうね。いろんな人がいろんな意見を言ってくる。極端な話,私が思うようにヤったら面白くなったって話も,逆に前よりつまんなくなったって声も,どちらも大なり小なり出てくるでしょうよ。変化ってそういうもんだからね。前と比べていい悪いってのは必ず出てくる。
 でも,流されちゃいけない。意見として受け止める部分と,流されずに我慢して続ける部分と。そのバランス感覚は常に持ってなきゃいけないんでしょうね。こちらの事情とお客さんの事情のバランス。例えば。お客さんはいい対戦カードが見たい。でも,いい対戦カードばかり組み過ぎてしまうと長くは続かない。だから,+αを提供したいわけね。DDTならではの,ほかのプロレス団体がヤらない何かを。DDTを見に行けば,何か分からんけど楽しい。そういう信頼をされなきゃいけない。ドラクエに対して私がよく分からん根拠のない信頼をしているように。
 というわけで,プロデューサー業を行うことになった男色ディーノを今後とも一つよろしくお願いいたします。いいんだよ? もっとチヤホヤしてもいいんだよ?

 てなわけで,今週は私が偉くなったという自慢の回だったわけだけども。大丈夫。チヤホヤは本気でされたいけども,言ってるだけで偉くなったなんてこれっぽっちも思ってないから。もらえるお金も増えないし(2回目。ここ重要)。ただの雇われプロデューサー。ま,そもそも基本的に株主とかオーナー以外は雇われだけどな。
 私の人生で考えると,肩書なんて飾りにすぎんのですよ。人生を楽しく生きたい,というコンセプトはブレない。私としては,多くの人に楽しんでもらうのが喜びなものでね。そのために肩書がついてきたって話。この連載もそうよ。インプットと称してゲイムをこれからも変わらずプレイするだろうし,私が40歳独身つぶしがきかない雇われプロレスラー兼ゲイマーであることは変わらない。プロデューサー様である前にゲイムの神であることも変わらない。
 この連載の担当さんにとっては,締め切りはぶっちぎるけど連載に穴をあけることはしない,締め切りはぶっちぎるけど(2回目。ここ超重要)ってことも変わらない。連載の視点はひょっとしたら変わるかもしれないけど。ただ,読んでくれてる人ありきのゆるい連載であるという点は断固変わらない。
 なので,もっとチヤホヤしてください,あわよくば給料上げてくださいっていうのが今回のまとめでした。では,何も変わらずまた来週。

今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
PlayStation Vita:「GOD WARS 〜時をこえて〜
Nintendo Switch:「ARMS
ニンテンドー3DS:「Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼
iOS:「クラッシュ・ロワイヤル

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,明日(8月25日)に新宿FACE大会「DDTドラマティック総選挙2017〜最初のお願いスペシャル!〜」を,週末の27日には小田原アリーナ・サブアリーナ大会「ドラマティック兵糧攻め!2017」を開催します。両大会において,ディーノ選手はプロデューサーとしてどのような手腕を発揮するつもりなのかを聞いてみたところ,「とにかくぶっ潰す」とのことでした。
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