スクウェア・エニックスが,東京ゲームショウ2007の開幕と同時に,
「ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵」(以下,アルタナの神兵)の発売日を11月22日と発表した(
関連記事)。これに伴って,これから色々と情報が出てくるのではないかと,首を長くして待っているプレイヤーも多いことだろう。
今回,
最新画像がいくつか公開されたので,ここで紹介しよう。
まずモンスターでは,すでにその姿が明らかにされていたオーク,クゥダフ,ヤグードに加え,ピクシー,ナット,そして巨大なサンドウォームの画像が公開されている。そして,過去の三国エリアのスクリーンショットが13点と,その情報がまだ公開されていない謎のエリアのスクリーンショット6点。さらに,設定資料として,新ジョブの踊り子のコンセプトアートと,「禁断の口」という門らしきもののが1点ずつ公開された。
(上段左から)ピクシー,ナット,サンドウォーム (下段左から)オーク,クゥダフ,ヤグード
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新たな拡張データディスクとなるアルタナの神兵では,水晶(クリスタル)戦争が勃発する天晶暦862年,つまり約20年前のヴァナ・ディールが大きく関わってくる。見慣れた今のヴァナ・ディールとはまた違った風景がそこにはある。今回公開された画像では,サンドリアやバストゥーク,ウィンダスといった,プレイヤーにはお馴染みのはずの三国の街中も,どこか違う雰囲気を持っているのが分かるだろう。
また,新たに公開された謎のエリアも要注目だ。浮遊した島々をつないだような,なんとも禍々しい雰囲気を持ったエリアで,噴水なども見受けられ人工的な造りではあるが,これが一体どこなのかまだ謎に包まれており,今後の情報から目が離せない。
「踊り子」のコンセプトアート
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気になる新ジョブ「踊り子」(Dancer)に関しては,「水晶大戦中、各国で人気を博した武踊ダンサー。激しいダンスを舞うことで自他に一種の暗示をかけ、あたかも魔法の如き超常の力を現出する」という設定が公開されている。
吟遊詩人の,歌や楽器による演奏の効果のように,舞うことにより敵にダメージを与えたり,仲間を支援する効果を発揮するのではないかと想像でき,7月に行われたE3 Summit 2007での
インタビューにもあったように,中間職的存在になりそうだが……。
「禁断の口」のコンセプトアート
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最後に,コンセプトアートの一つ「禁断の口」というものがある。「突如、ヴァナ・ディールの各地に出現した不気味な意匠の謎の門。噂によると水晶大戦当時にも同じものが現れていたと云うが……。」と説明があるのだが,これが現在のヴァナ・ディールとクリスタル戦争時代のヴァナ・ディールをどのようにつなぐのか,実に興味深いところだ。
なお,TGS 2007での
取材記事でお伝えした,期待の新ジョブ踊り子の映像が含まれたムービーが,本日(9月22日)午前11時に
公式サイトで公開された。踊り子はもちろん要注目だが,既存のキャラクター達も,新しいウェポンスキルと思われる派手な技を繰り出しており,プレイヤーには見逃せないはず。さらにその後,BGMの雰囲気が少し変わって,なんとも意味深なシーンが……。そのムービーから撮影した画像を下に並べておくが,やはり動いてこそのムービー。ぜひ今すぐ
公式サイトを訪れて,自分の目で確認してみよう。
アルタナの神兵に触れられるようになるまで,あと2か月。今後の情報も加速度的に多数出てくると思われる。まだまだ謎の多いアルタナの神兵の続報を,さらに首を長ーくして待っていることにしよう。