イベント
「AVA」と「ROEN」のコラボアイテムが12月7日にリリース。ROENデザインの黒いニワトリがクラブハウスで暴れた「TOKYO BLACK CIRCUS Vol.0」レポート
このイベントは,ファッション・アパレル業界のデジタル化・デジタル流通を促進する「デジタルアパレル事業」を営むconnect HEARTが主催したもの。同社のデジタルアパレル事業についてアピールすると同時に,トップアーティストによるミュージックとファッション,そしてゲームというデジタルとリアルをミックスした「TOKYO BLACK CIRCUS」のローンチパーティーでもある。
今回のパーティーでは,デジタルアパレル第1弾として,ゲームオンがサービス中のオンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」(以下,AVA)と,ファッションブランド「ROEN」のコラボレーションが発表された。
最初に登壇したのは,「TOKYO BLACK CIRCUS」の仕掛け人でもあるconnect HEARTのクリエイティブディレクター 高原 啓氏と,AVA日本運営プロデューサー 井上洋一郎氏。高原氏は「いままでファッションブランドの世界で動いてきましたが,ファッションだけでなく音楽やデジタル,アニメなどを融合させて,東京から発信できれば」とパーティー発足の理由を語った,
connect HEARTのクリエイティブディレクター 高原 啓氏。高原氏は,元ROENのデザイナーで,「TOKYO BLACK CIRCUS」のプロデューサーも務めている |
AVA日本運営プロデューサー 井上洋一郎氏 |
12月7日にリリースされるROENとのコラボアイテムは,Mk.20 SSR Roen(ライフル),M67 Roen(手榴弾),そして,生きたニワトリことRooster Roen(こう見えても立派な近接武器)の3種類で,すべて高原さんのデザイン。ここで注目を浴びたのは,やはりニワトリで,井上氏は「このニワトリは,相手を攻撃する生物兵器なんです。ROENさんとコラボするということで,これをデザインしてもらったんです」と会場に向けて説明。高原さんは「どうしてもニワトリをやりたかったんですよ。こういうウィット感が好きなんで」と笑いながらデザイン秘話を明かした。
コラボアイテム発表後は,高原氏と井上氏のエキシビションマッチがスタート。
使用する武器は,もちろん今回発表された3アイテムだ。とはいえ,さすがに実力に差がありすぎるので,井上氏は「僕はニワトリだけ使います」とハンデを宣言した。
試合開始直後は操作に慣れない高原氏が右往左往していたが,対戦相手である井上氏からレクチャーを受けていくにつれ,発見した井上氏をMk.20 SSR Roenで銃撃するまでになり,キルを重ねた高原氏がエキシビションマッチを勝利で飾った。
ステージイベント終了後に,井上氏に合同インタビューの時間が設けられたので,模様をお伝えしよう。
――お疲れさまでした。今日のイベントの感想をお願いします。
井上洋一郎氏(以下,井上氏):
AVAだけでなく,オンラインゲームをサービスするためにゲームオンに入社したころから,クラブなどで行われるイベントに参加したいと思っていました。なかなかチャンスがなくて実現できなかったんですが,今回,思い出のある場所で参加できて嬉しかったです。10年越しの夢が叶って,個人的には大満足です。
――このクラブの常連だったんですか。
井上氏:
ELE TOKYOではないんですが,10年ぐらい前は0時までゲームオンで仕事して,終電で六本木とかこの界隈に来て遊んで,3時ぐらいに会社に戻って仕事してたりしたんです(笑)。
――何がきっかけでAVAとROENのコラボを実施することになったんですか。
井上氏:
弊社のマーケティング部長とROENさんとの間にご縁があって,そこから企画がスタートしました。最初は「AVAとのコラボ商品を作りましょう」という企画だったんですが,せっかくなのでイベントで発表会をやりたいとROENさんから話がありまして,クラブイベントでの発表となりました。
――「TOKYO BLACK CIRCUS」は,AVAとのコラボがきっかけで生まれたイベントなんですか。
井上氏:
コラボ武器のデザインをしてくださった高原さんから,「TOKYO BLACK CIRCUS」を立ち上げたので,ぜひ出てほしいと言われたんです。高原さんは,ゲームとファッションをデジタルでやりたいという方なので,たまたまリンクして実現したという感じですね。
――コラボ武器は,井上さんのほうから提案されたんですか。
井上氏:
いえ,高原さんと打ち合わせて決めました。ライフルと手榴弾はすぐに決まったんですが,近接武器でちょっと難航したんです。「普通のはイヤだな。面白いものはないですか」という高原さんに,実は生物兵器としてニワトリがいるんですよ提案したら,リアルな世界の中におちゃめなものがあるシュールさが面白いと,ニワトリに決まったんです。どの武器もAVAのキャラクターに違和感なくとけ込めるデザインにしてくださったので,チェックしたときに何も言うことがなかったぐらいです。
――今回のコラボアイテムは永久販売ですか。それとも期間限定ですか。
井上氏:
12月7日から来年2月までの期間限定になります(※ゲームオン広報によると再版を行う可能性もあるとのことだ)。
――今回,3アイテムが発表されましたが,今後増える可能性はあるのでしょうか。
井上氏:
ROENさんとの話し合い次第ですね。タイミングが合えば,またやりたいと思います。
――今回のように,音楽やファッションなど,いろいろなものとコラボしたいという希望はありますか。
井上氏:
ずっと前からやりたいと思っていたのですが,なかなか機会がありませんでした。これまでアニメなどとコラボしたことはあったものの,AVAと親和性の高いものとだけコラボしても,お客さんは広がっていかないんです。今回のコラボには,これまでとは違うお客さんに,AVAを知ってもらうチャンスを作りたいということもあります。
――会場のお客さんも,結構ステージに注目していたように思えます。
井上氏:
ちょっとアウェイな感じもしていたんですが,会場の後ろのほうの人たちもステージに注目してくれていて嬉しかったですね。
今年でAVAは8周年を迎えますが,今日,このようなイベントを実現できたのは,長い間スタッフやプレイヤーさんたちがAVAをつなげてきてくれたからこそだと思います。これを次のイベントやコラボにつなげて,AVAをもっと多くの人に知ってもらえたらと思います。
──ありがとうございました。
「Alliance of Valiant Arms」公式サイト
- 関連タイトル:
Alliance of Valiant Arms
- この記事のURL:
キーワード
© NEOWIZ All rights reserved. ©GOP Co., Ltd. All rights reserved.