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世界一のAVAクランを決定する「AVA WORLD CHAMPIONSHIP 2015」が開幕。予選抽選会やマップ抽選会が行われたAWCレセプションパーティーをレポート
AWC2015は,AVAがサービスされている国や地域の代表クランが一堂に会し,世界No.1クランの座をかけて戦う世界大会だ。初開催となる今回は,日本・韓国・台湾・中国・北米&ヨーロッパの5つの地域から選ばれた12の世界トップクランが集結し,“爆破”モードの頂点をかけて競い合う。
この開催前日となる17日には,大会会場にてAWC2015開催記念のレセプションパーティーが催された。このパーティーでは,大会を左右する予選抽選会や,使用するマップの抽選も行われた。本稿では,それらを含めたパーティーの模様をレポートしよう。
パーティに先立ち,AVA日本運営プロデューサー 井上洋一郎氏とNeowiz Games部長のキム・サング氏,Red Duck AVA開発室長オ・キョンテク氏が登壇。井上氏は「ここにいるのは,一年間を戦い抜いてAWCにきた強豪クランばかりです。18日から始まる戦いでは,精一杯のパフォーマンスを発揮して頑張ってください」と挨拶し,乾杯の音頭を取った。
Bブロックでは「DeToNator」と「F4E」が激突!
「Requish」はいろいろな点で有利なCブロックへ
それでは早速,予選リーグの組み合わせ抽選会についてレポートしよう。
AWC2015では,A,B,Cの3つのブロックに4クランずつが振り分けられて予選リーグが行われる。
そして,各ブロックでトップの成績を収めた3クランが,決勝トーナメントに進めるという仕組みだ。そしてもう1枠,ワイルドカードが用意されている。このワイルドカードは,まずAとBブロックの2位同士が戦い,勝者を決める。そして,その勝者とCブロックの2位のクランが戦い,勝ったクランがワイルドカード枠を得て,決勝トーナメントへと参加できる。その意味で,CブロックはA,Bブロックに比べて若干有利なブロックといっても良いだろう。
Aブロックには,「AVA Asian Cup 2015」で優勝した韓国代表の「clanHeat White」,Bブロックには「AVA International Championship 2015(AIC2015)」で準優勝した日本代表の「DeToNator」(※1),Cブロックには開催国としてA-Point(※2)ランキング1位である日本代表の「Requish」が,それぞれ決定している。少し形は違うが,シード権のようなものだ。残りの9枠を巡って,各クランによる抽選が行われ,結果が出るたびに会場は大きく沸いた。それぞれのリーグ別に,各クランのコメントも交えて紹介していこう。
※1:AIC2015で優勝した「clanHeat White」がAWC2015出場権をすでに得ていたため,繰り上がりで準優勝クランが参加権を得た
※2:AWC出場クランを選出するために設けられたポイントで,対象となる各大会にて規定以上の順位となったクランに,それぞれの順位に対応したA-Pointが付与される
■Aブロック
clanHeat White |
Celsia |
Asurabalbalta |
ahq e-Sports Club |
■Bブロック
DeToNator |
HexaKilL |
F4E |
Taipei Assassins |
■Cブロック
Requish |
Sensation |
Global |
※中国代表クラン「H1.man」の棄権により,ブロック抽選で最後に残ったCブロックに配置された。これにより,「H1.man」は不戦敗扱いとなる。
予選ブロック抽選の後,日本代表クランにコメントをもらったので紹介しよう。
●「DeToNator」
Bブロックは,良くもなく悪くもなく,平均的な感じですね。本当にいやな「ahq e-Sports Club」や「clanHeat White」が別のブロックに行ってくれましたから。これまでの国際大会では,3回とも2位止まりなので,ここで優勝したいですね。
●「Requish」
結果的に,脅威となるクランがいないブロックになりましたが,気を抜かずにいきたいです。僕らは優勝以外,興味がありません。2015年は,何度も優勝を積み重ねることができました。この勢いのまま,A-Pointランキングトップクランの実力を見せつけたいと思います。
●「F4E」
面白そうなブロックに入れたと思います。何度も「DeToNator」に苦汁を舐めさせられましたが,予選ブロックで彼らを倒して,僕たちが決勝トーナメントに出たいと思ってます。2015年の大会では3位という結果が多く,あと一歩届かないことが多かったんです。2015年の最後の大会となるAWCでは,しっかり決勝の舞台に上がって優勝カップを持ち帰りたいと思います。
最後に,井上氏の「世界中のAVAファンがAWCに注目していると思います。ぜひ精一杯楽しんでいただき,その楽しさをAVAファンに伝わるようなベストパフォーマンスを期待しています!」というコメントで,レセプションパーティーは幕を閉じた。
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