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「AVA」チートツール販売者への有罪判決について,運営が見解を発表
事の発端は,今回の被告人がAVA内で使用可能な不正プログラムの販売を行ったとして,2015年5月に不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置提供)の容疑で逮捕,起訴されたことだ。これは,オンラインゲームのセキュリティ技術を回避する(チート)プログラムを販売/提供したというのが逮捕の理由となっている。ゲームオンは,こうしたプログラムを提供/譲渡/配布する行為,譲渡のために展示する行為は,有償/無償に限らず「不正競争防止法違反」にあたるとしている。
また,ゲームサーバ上の記録を不正に書き換えるチート行為についても「私電磁的記録不正作出罪」になると見解を示した。これは,ゲーム内キャラクターのステータスを変更したり,通常のプレイではありえない有利な戦闘環境を作ったり,ゲーム内アイテムを不正に複製したりするなどの行為だ。つまり,不正プログラムの提供はもちろん,使用についても罪に問われる可能性があることを示唆している。
ゲームオンは今後も,不正プログラムの撲滅に向けて,不正プログラムに関わった者に対して,捜査機関並びに司法機関と積極的に協力して,厳しく取り締まっていくとのことだ。さらにプレイヤーに対しては,犯罪行為であることを認識し,絶対に使用しないよう協力を呼びかけている。
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