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Thermaltake,最新世代ミドルクラスGPUサポートの静音VGAクーラを発売
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印刷2008/09/19 15:43

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Thermaltake,最新世代ミドルクラスGPUサポートの静音VGAクーラを発売

 Thermaltake Technologyの日本法人である日本サーマルティクは,グラフィックスカード用クーラーの新製品「SOrb」(型番:CL-G0103)を発表した。2008年9月26日発売予定で,予想実売価格は4580円(税込)

SOrb。ファンユニットには青色LEDが取り付けられている
画像集#001のサムネイル/Thermaltake,最新世代ミドルクラスGPUサポートの静音VGAクーラを発売

 SOrbは,その名の由来ともなっているS字型のデザインが最大の特徴となる,2スロット仕様の製品だ。GPUと接触する銅ベース部分を貫く形で2本の銅製ヒートパイプが曲がりくねりながら伸びており,GPUの熱は,その先にあるアルミ製の放熱フィンへと運ばれ,最終的に,80mm角相当のファンによるエアフローで冷却される仕様になっている。

画像集#002のサムネイル/Thermaltake,最新世代ミドルクラスGPUサポートの静音VGAクーラを発売 画像集#003のサムネイル/Thermaltake,最新世代ミドルクラスGPUサポートの静音VGAクーラを発売

本体側面から見たイメージ
画像集#004のサムネイル/Thermaltake,最新世代ミドルクラスGPUサポートの静音VGAクーラを発売
画像集#005のサムネイル/Thermaltake,最新世代ミドルクラスGPUサポートの静音VGAクーラを発売
 対応GPUとスペックの詳細は本稿の最後に示したので参考にしてほしいが,ポイントをまとめておくと,SOrbは,「GeForce 9600/8800 GT」や「ATI Radeon HD 4850」など,最新世代のミドルクラスGPUが主なターゲットとなる製品だ。動作音が公称17dBAという「究極のサイレント・ファン」(日本サーマルティク)を搭載しているのも,大きなウリとされている。
 なお,製品ボックスには8枚分のメモリヒートシンクが同梱されており,これらを利用することで,冷却効率をさらに高めることができるという。

 「ATI Radeon HD 4600」シリーズが正式な動作確認済みリストにないのは残念だが,低価格化が進んだことで魅力を増しているミドルクラスのグラフィックスカードを広範にサポートしているというのは,なかなか魅力的。この秋にグラフィックスカードを購入する予定がある人で,PCの動作音をできる限り静かにしたいという人は,その存在を憶えておくといいかもしれない。

SOrb紹介ページ(日本サーマルティク公式Webサイト内)

●SOrbの対応GPU
  • GeForce 9600 GT
  • GeForce 8800 GTS 512,GeForce 8800 GT
  • GeForce 8600シリーズ
  • GeForce 8500シリーズ
  • GeForce 7600シリーズ
  • GeForce 6800シリーズ
  • GeForce 6600シリーズ
  • GeForce FX 59x0シリーズ
  • GeForce FX 5800シリーズ
  • GeForce FX 5700シリーズ
  • ATI Radeon HD 4850
  • ATI Radeon HD 3870/3850
  • ATI Radeon HD 2600シリーズ
  • ATI Radeon HD 2400シリーズ
  • ATI Radeon X19x0シリーズ
  • ATI Radeon X1800シリーズ
  • ATI Radeon X1600シリーズ
  • ATI Radeon X8x0シリーズ

●SOrbの主なスペック
  • サイズ:141(W)×114(D)×34.5(D)mm
  • 材質:銅ベース+銅ヒートパイプ+アルミフィン
  • 重量:220g
  • ファンサイズ:80mm角相当
  • ファン回転数:2500rpm
  • ファン動作音:17dBA
  • 風量:11.9CFM
  • 電源コネクタ:4ピン
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