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非ゲーム用途での「TITAN Xp」向け最適化が入った「GeForce 385.12 Driver 」βドライバ公開
最近のNVIDIAは,基本的にWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版ドライバのみをリリースし,緊急のバグフィックスはHotfix版ドライバで対応というスタンスだったため,公式β版の投入は2015年4月以来ということになる。
さて,そんな久しぶりの公式β版だが,NVIDIAによると,これはSIGGRAPH 2017における発表へ合わせたものだそうだ。具体的には,RazerやPowerColorなどから市場投入されている外付けグラフィックスボックスの正式対応と,非ゲームアプリケーションに向けた性能最適化が主で,とくにAutodesk製の「Maya」などに代表されるコンテンツ制作向けアプリケーションでは最大3倍の性能向上が得られるという。
なお,385.12βドライバ自体はGeForce 400シリーズ以降のデスクトップPCおよびノートPC向けGPUに対応しているものの,リリースノートが未公開なので,NVIDIA TITAN Xp以外のGPUに向けて,どんなアップデートが入っているかは分からない。現状だと,公式には国内未発売のNVIDIA TITAN Xpを使っている人向けという受け止め方をするしかないだろう。
というわけで,少なくとも今の時点で,ゲーマーは見送りでいいと思われる。それでも導入したいという場合は下のリンクを使ってもらえればと思うが,くれぐれも自己責任で。
→64bit版Windows 10用GeForce 385.12 Driver - BETA(437MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 385.12 Driver - BETA(342MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 385.12 Driver - BETA(398MB)
→32bit版Windows 8.x・7用GeForce 385.12 Driver - BETA(325MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 385.12 Driver - BETA(437MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 385.12 Driver - BETA(342MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 385.12 Driver - BETA(398MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 385.12 Driver - BETA(325MB)
NVIDIA公式blogの関連ポスト「TITAN Xp Enables New Levels of Performance for Creative Professionals」(英語)
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