PCショップ「フェイス」直販サイトからクレジットカード情報7万件超が流出

　PCショップ「フェイス」および「TWOTOP」を運営するユニットコムと，その親会社であるMCJは，直販サイトへの不正アクセスによって両店の顧客情報が流出したと発表した。流出した顧客情報は以下のとおり。

• フェイス：最大7万4048人分のクレジットカード情報と有効期限
  ※対象は2008年6月26日〜2010年8月17日の間に同店の直販サイトを利用して商品を購入した顧客。氏名，住所など，そのほかの個人情報は含まれていないとのこと
• TWOTOP：最大18万74人分のログインIDとログインパスワード
  ※対象は1999年6月29日〜2008年9月10日の間に会員登録した顧客。ログインIDとパスワードを除く個人情報やクレジットカード情報は含まれていないとのこと

　同社によると，流出の事実を確認できた15日の時点で，フェイスのクレジット決済機能とTWOTOPのログイン機能は停止済み。また，同じくユニットコムが運営するPCショップ「パソコン工房」の顧客情報が流出した形跡はないとしている。

　現在ユニットコムでは，情報が流出した可能性のある顧客に対し，順次，郵送で個別に事情を説明しているところだそうだ。PCゲーマーにとって無関係な話ではないだけに，上記日付を見て心当たりのある人は，ユニットコムの事情説明ページをチェックしつつ，自分の通販履歴を再確認してみるべきだろう。

ユニットコムの事情説明ページ

MCJによるニュースリリース（PDF）