ここには、マルチプレイゲームをプレイしている時や専用サーバーを動作させている時に、自分のゲームコピーとサーバーのどちらに対しても、コードネームアウトブレイクで与えることのできるコマンドを一覧表示します。
コマンドを入力するには、「@」キーを押しコマンド画面を呼び出した後、コマンドを入力して、「Enter」キーを押します。
コマンド画面を非表示にするには、再び「@」キーを押してください。(日本語キーボードをお使いの場合)
ホスト側でのみ使用できます。
ゲーム中に「@」キーを押して、コマンド画面を表示して下さい。
FRIENDLYFIRE 0 または 1
Friendly Fire(味方への射撃)モードをオン(0)またはオフ(1)に設定します。
(例)味方への射撃モードをオンにする場合
(1)ゲーム中に「@」キーを押して、コマンド画面を表示
(2)コマンドプロンプト”] ”が表示されていますので、それに続いて FRIENDLYFIRE 0 とタイプして「Enter」キーを押して下さい。
※入力前にコマンドプロンプトに”@”が表示されている場合は、一度「Enter」キーを押して改行してからコマンドを入力して下さい。
※入力するコマンドは小文字でも構いません。
(3)再度「@」キーを押すと、コマンド画面が閉じます。
TIMELIMIT 制限時間(分)
制限時間で指定した時間(単位:分)が経過すると、ゲームはリスタートされます。
制限時間=0 と指定すると、リスタートは起こりません。
(例)リスタート制限時間を1 分に設定する場合以下のコマンドをコマンド画面で入力します。Timelimit 1
SCORELIMIT ポイント
チームの一方が所定のポイント数を奪うと、ゲームは直ちにリスタートされます。
ポイント=0 と指定すると、リスタートは起こりません。
SHOWVOTES
プレイヤーとそのそれぞれの投票結果のリストを表示します(KICK とVOTEMAP を参照)。
SLEVELROTATIONTIME 制限時間(分)
指定の時間が経過すると、マップが変更します。
現在のサーバーが協力モードに設定されている場合、レベルはミッションが達成した後にだけ変更されます。
AUTOBALANCE 1 または 0
サーバーがチームのバランスを自動的に取るかどうかを指定します。
1=指定、0=指定しない、AUTOKICK 1 または 0、Autokick が 1 の場合、チームメイトを倒してしまったプレイヤーは自動的にサーバーから追放されます。
RESTARTLEVEL
現在のゲームを直ちにリスタートします。
BAN NAME
指定した名前のプレイヤーからの接続要求をすべて棄却します。
BANLIST
参加を禁止されているプレイヤーのリストを表示します。
ROCKETS 1 または 0
ロケット弾の使用を許可/禁止します。
GRENADES 1 または 0
擲弾の使用を許可/禁止します。
MINES 1 または 0
地雷の使用を許可/禁止します。
EXTCAMERA 1 または 0
CTF(フラッグ争奪)/ブラックボックス奪取/クリスタル奪取のモードで外部カメラ(3人称視点)の使用を許可/禁止します。
FLGRENADES 1 または 0
フラッシュ弾の使用を許可/禁止します。
ホスト側とクライアント側両方で使用できます。
CHANGENAME プレイヤー名
プレイヤー名を指定した名前に変更します。
(例)自分の名前を”TARO ”に変更する場合
(1)ゲーム中に「@」キーを押して、コマンド画面を表示
(2)コマンドプロンプト”] ”が表示されていますので、それに続いて CHANGENAME TARO とタイプして「Enter」キーを押して下さい。ゲーム画面左下に名前変更のメッセージが表示されます。
※入力前にコマンドプロンプトに”@”が表示されている場合は、一度「Enter」キーを押して改行してからコマンドを入力して下さい。
※入力するコマンドは小文字でも構いません。
(3)再度「@」キーを押すと、コマンド画面が閉じます。
CHANGETEAM RED または BLUE
プレイヤーのチームを即座に変更します。
MAPLIST
このサーバーで利用できるマップを表示します。
VERSION
コードネームアウトブレイクのバージョンを表示します。
KICK プレイヤー名
サーバー上でこのコマンドが実行された場合は、指定されたプレイヤーが即座に排除されます。
クライアント上で実行された場合は、指定のプレイヤーの参加に反対するかどうかの投票が実施されます。
クライアント全員が反対した場合、そのプレイヤーはサーバーから追放されます。
VOTEMAP
マップ番号サーバー上でこのコマンドが実行された場合は、マップが直ちに変更されます。
クライアント上で実行された場合は、所定のレベルに対して投票が実施されます。
クライアント全員が所定のマップに賛成の票を投じると、サーバーはマップを変更します。
それ以外の場合は、RotationTime が経過すると、マップは最大票を獲得したマップに変更されます。
(例)マップを変更したい場合
(1)「@」キーでコマンド画面を表示します。
(2)全マップリストを表示します。コマンドラインに”maplist”と入力すると変更可能なマップのリストが表示されます。例えば以下のように表示されます。
1)lev\level1_bb.lev
2)lev\level2_bb.lev
3)lev\level6_bb.lev
4)lev\level8_bb.lev
5)lev\level12_bb.lev
ここで 5)level12 のマップに変更したい場合、コマンドラインに以下を入力します。Votemap 5
SETMUSIC 0 または 1
ゲーム中に音楽を流すかどうかを指定します。0=オン、1=オフ。
SOUNDVOLUME 0 または 1
サウンドサブシステムの音量を設定します。
SETAMBVOLUME 0 または 1
環境サウンドのボリュームを設定します。
初期値はスピーカーの場合は1.0、ヘッドフォンの場合は0.6です。
SERVER.INI ファイルの形式の説明
server.ini ファイルはサーバーレベルで実行する必要のあるルーチン作業を簡易化するためのものです。
スタートアップ:
[ coop_autoexec ],[ ctf_autoexec ],[ crystal_autoexec ],[ blackbox_autoexec ] のセクションでは、自動実行のために対応するゲームモードのコマンドセットを定義しています。ブラックボックスゲームの場合、autoexec のセクションは次のようになります。
サンプル1:
[ blackbox_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 0
cmd4=timelimit 0
cmd5=scorelimit 2000
ここで分かるように、それぞれのコマンドには番号が付いています。
ゲームコードは1から順番に(最後は無限)コマンドを実行していきます。
番号に抜けがある場合、コマンドは実行されない可能性があります。
たとえば、次のサンプルでは、cmd1 と cmd2 だけが実行され、後は無視されます。
サンプル2:
[ blackbox_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd5=levelrotationtime 0
cmd6=timelimit 0
cmd8=scorelimit 2000
その他の興味深いセクションは[ coop_levels ],[ ctf_levels ],[ crystal_levels ],[ blackbox_levels] です。
ここでは、サーバーによってサポートされるマップを固定し、それらのパラメータを指定できるようにしています。
dr、dg、dm、df のフラグはロケット弾、擲弾、地雷、フレアをプレイヤーが使用することを禁止しています。
以下のサンプルでは、サーバーがブラックボックスモードでlev\level1_bb.lev or lev\level6_bb.lev のいずれかを実行できるようにしています。
さらに、lev\level6_bb.lev のプレイヤーには擲弾とロケット弾の使用を禁止しています。
サンプル3:
Sample4(server.ini ):
[ coop_autoexec ]
[ ctf_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 30
cmd4=timelimit 30
cmd5=scorelimit 100
[ crystal_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 30
cmd4=timelimit 30
cmd5=scorelimit 2000
[ blackbox_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 0
cmd4=timelimit 0
cmd5=scorelimit 2000
[ coop_levels ]
[ ctf_levels ]
level1=lev\level6_ctf.lev
level2=lev\level8_ctf.lev
[ crystal_levels ]
[ blackbox_levels ]
level1=lev\level1_bb.lev
level2=lev\level2_bb.lev
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