マルチプレイゲームのモード


1.COOPERATIVE(協力モード)

このモードでは、LANまたはインターネットを介して友人と一緒にゲームミッションを遂行することができます。 基本的に、ここではすべてがシングルプレイミッションと同じです(プレイヤーは自分がプレイする兵士を選択して、その兵士の装備を整えることができます)。 ただし、シングルプレイの場合とは異なり、すべてのミッションに直ちに挑戦できます。 参加できるプレイヤーの数は最大16名です。 協力モードでは、ミッションを遂行してもその兵士の経験値は上がりません。 注:最後のミッション(14)はCooperative(協力)モードではプレイすることができません。

スコア体系

最初に、各チームには12ポイントが与えられます。チームのメンバーの1人が死亡するたびに、そのチームは4ポイントを失います。敵を1人倒すたびに1ポイントが与えられます。

失敗の条件:ポイントが0になる
成功:ミッション達成

注:協力ミッションでは、チームのメンバーは死んでも10秒後に蘇ります。

2.CRYSTAL(クリスタル奪取)

最高16名までのプレイヤーが2チームに分かれ、クリスタルと呼ばれるアイテムをどちらがより多く手に入れられるかを競い合います。 クリスタルはマップ上に不規則に現れます。 ゲームの開始時には、2つのクリスタルが各チームの基地近くに現れます。 クリスタルを見つけたら、それを拾って、Crystal Holder(クリスタルホルダー)が置かれている自チームの基地まで運ぶ必要があります。 クリスタルホルダーの近くまで来たら、「使用」キー(初期設定では「Enter」キー/右マウスボタン)を押して、クリスタルホルダーをイジェクトしてください。 次に再び「使用」キーを押せば、クリスタルがセットされます。 この操作は対応する音声メッセージによって確認されます。 一度に複数のクリスタル(最高4個まで)をセットすることができます。 比較的短時間(10分)で、セットしたクリスタルは消耗して消え、再びマップ上のどこかに現れます。 どちらのチームも互いに相手チームのクリスタルを奪うことができます。 それには、敵を殺害して、その死体からクリスタルを拾ってください。 クリスタルを運搬している途中の敵を倒すと、その敵はクリスタルを落とし、それに対応するメッセージが表示されます。 相手チームより多くのクリスタルを獲得し、その結果、より高いスコアを得たチームが勝者となります。

スコア体系

クリスタルを1つクリスタルホルダーにセットすると、そのチームは10秒ごとに1ポイントを与えられます(10分経つと、そのクリスタルは消耗し、どこかに再び現れます)。敵を1名倒すと、そのチームは1ポイントを獲得し、相手チームは1ポイントを失います。

注:倒されたプレイヤーは10 秒後に蘇ります。

クリックすると大きな画像が表示されます クリスタル

クリスタルはレベルのあちこちに散乱しています。 クリスタルを見つけたら、それがクリスタルであることを確認し(白い枠が現れる)、「使用」キーを押して拾い上げてください。


クリックすると大きな画像が表示されます クリスタルホルダー

これはチームのメンバーが見つけたクリスタルを活用するためのデバイスです。 クリスタルホルダーはチームの基地に置かれています。 基地ごとに4つのクリスタルホルダーがあります。



3.CTF(CAPTURE THE FLAG (チーム旗奪取)

チームゲームで、青と赤の2チーム(プレイヤーは合計で最高16名まで)が特別にデザインされたマップで競い合います。 どちらのチームも相手チームの旗を奪取することを目指します。 チームがスコアを獲得する重要な条件は、敵の旗を自分の基地まで運び、自チームの旗がある場所まで持って来ることです。 両方の旗が奪われた場合、旗のどちらか一方がその基地に戻るまで、どちらのチームもスコアを獲得することができません。 敵の旗を手に入れ、自チームの基地に立てることに成功すれば、スコアを獲得したことを確認する音声が聞こえます。 敵の旗を運んでいる最中に倒されてしまった場合、その旗はその近くに落ちます。 もし、落ちた敵の旗をチームメイトが拾えば、そのチームメイトがそれを引き続き目的地まで運ぶことができます。 敵のプレイヤーがその旗に触れると、それは即座に敵の基地に戻ります。 プレイヤーが誰も落ちている旗を拾わなかった場合、その旗は1分後に自動的にそれが元あった基地に戻されます。 これらの動作はすべて対応するメッセージで確認されます。 より多くのスコアを上げたチームが勝者となります。

スコア体系

チームのメンバーの1人が死亡するたびに、そのチームは1ポイントを失います。 敵を1人倒すたびに、そのチームには1ポイントが与えられます。 敵の旗を首尾よく奪取した場合(つまり、敵の旗を奪って自分の基地まで戻り、自チームの旗に触れた場合)、20ポイントが与えられます。

注:死亡したプレイヤーは10 秒後に蘇ります。

クリックすると大きな画像が表示されます

旗は図のようなものです。





4.BLACK BOX(ブラックボックス奪取)

2チームが暗号化された情報の入った小さな箱、ブラックボックスの奪取を目指して争います。 ブラックボックスはマップ上に不規則に現れます。 レベルの開始時から90秒間、ブラックボックスはそのレベルの中央のどこかに現れます。 ブラックボックスがまだ拾われていない場合は、レベルマップでそれがどこにあるかを確認できます(全画面マップを呼び出すには、「Backspace」キーを押してください)。 このゲームのポイントはブラックボックスを自分の基地まで運び、暗号解読機にセットして、暗号化された情報を解読することです。 暗号解読機の近くまで来たら、「使用」キー(「Enter」キー/右マウスボタン)を押し、ブラックボックスをセットしてください。

スコア体系

敵を1人を倒す(ブラックボックスがまだセットされていない場合)たびに、1ポイントが与えられます。 暗号解読機にブラックボックスをセットすると、そのチームには1 秒ごとに1 ポイントが与えられます。 ブラックボックスを保持しているチームのプレイヤーを倒すと、倒した側のチームは高いポイント(1つの基地から別の基地まで走って到達するのに要する時間÷攻撃側チームのプレイヤーの人数)を獲得します。 ブラックボックスをセットしていないチームは、そのメンバーの誰かが死んでもポイントを失いません。

注:防衛側チームのプレイヤーは倒されると、30秒後に蘇ります。攻撃側チームのプレイヤーは倒されると、直ちに蘇ります。

クリックすると大きな画像が表示されます ブラックボックス

これがレベルで探して、暗号解読機にセットするブラックボックスです。



クリックすると大きな画像が表示されます ブラックボックス暗号解読機

各チームの基地にブラックボックス暗号解読機はあります。





マルチプレイゲームのためのヒント

MINES(地雷)

すでに述べたとおり、地雷は地雷ランチャーから発射されます。 地上に固定され、レーザー光線を投射します。 光線を横切ると、地雷の爆破が起こります。 一方のチームがセットした地雷のレーザー光線は別のチームのプレイヤーには見えません。 しかし、地雷そのものは見ることができるので、慎重にプレイすれば、地雷のそばにいて爆風もろとも吹き飛ばされるような危険は避けられます。 光学迷彩モードになっているプレイヤーは、セットされている地雷の光線を走り抜けても、ダメージを受けずに行動できます。

敵を欺くためのもう1つの技

マルチプレイゲームでは、「ホログラム」キー(「V」キー)を押すことで、敵を欺くことができます。 ホログラム投影機、装備の中にあります。 ホログラム投影機を投げると、その兵士のホログラフィーによるイメージが作成されます。 ホログラム投影機は落とすと、再び拾い上げることはできません。 ホログラムの効果は2分間続いた後、消えます。



マルチプレイゲームのコントロールコマンド


クリックすると大きな画像が表示されます クリックすると大きな画像が表示されます ここには、マルチプレイゲームをプレイしている時や専用サーバーを動作させている時に、自分のゲームコピーとサーバーのどちらに対しても、コードネームアウトブレイクで与えることのできるコマンドを一覧表示します。 コマンドを入力するには、「@」キーを押しコマンド画面を呼び出した後、コマンドを入力して、「Enter」キーを押します。 コマンド画面を非表示にするには、再び「@」キーを押してください。(日本語キーボードをお使いの場合)

サーバー用コマンド

ホスト側でのみ使用できます。
ゲーム中に「@」キーを押して、コマンド画面を表示して下さい。

FRIENDLYFIRE 0 または 1

Friendly Fire(味方への射撃)モードをオン(0)またはオフ(1)に設定します。
(例)味方への射撃モードをオンにする場合
(1)ゲーム中に「@」キーを押して、コマンド画面を表示
(2)コマンドプロンプト”] ”が表示されていますので、それに続いて FRIENDLYFIRE 0 とタイプして「Enter」キーを押して下さい。
※入力前にコマンドプロンプトに”@”が表示されている場合は、一度「Enter」キーを押して改行してからコマンドを入力して下さい。
※入力するコマンドは小文字でも構いません。
(3)再度「@」キーを押すと、コマンド画面が閉じます。

TIMELIMIT 制限時間(分)

制限時間で指定した時間(単位:分)が経過すると、ゲームはリスタートされます。
制限時間=0 と指定すると、リスタートは起こりません。
(例)リスタート制限時間を1 分に設定する場合以下のコマンドをコマンド画面で入力します。Timelimit 1

SCORELIMIT ポイント

チームの一方が所定のポイント数を奪うと、ゲームは直ちにリスタートされます。 ポイント=0 と指定すると、リスタートは起こりません。

SHOWVOTES

プレイヤーとそのそれぞれの投票結果のリストを表示します(KICK とVOTEMAP を参照)。

SLEVELROTATIONTIME 制限時間(分)

指定の時間が経過すると、マップが変更します。 現在のサーバーが協力モードに設定されている場合、レベルはミッションが達成した後にだけ変更されます。

AUTOBALANCE 1 または 0

サーバーがチームのバランスを自動的に取るかどうかを指定します。 1=指定、0=指定しない、AUTOKICK 1 または 0、Autokick が 1 の場合、チームメイトを倒してしまったプレイヤーは自動的にサーバーから追放されます。

RESTARTLEVEL

現在のゲームを直ちにリスタートします。

BAN NAME

指定した名前のプレイヤーからの接続要求をすべて棄却します。

BANLIST

参加を禁止されているプレイヤーのリストを表示します。

ROCKETS 1 または 0

ロケット弾の使用を許可/禁止します。

GRENADES 1 または 0

擲弾の使用を許可/禁止します。

MINES 1 または 0

地雷の使用を許可/禁止します。

EXTCAMERA 1 または 0

CTF(フラッグ争奪)/ブラックボックス奪取/クリスタル奪取のモードで外部カメラ(3人称視点)の使用を許可/禁止します。

FLGRENADES 1 または 0

フラッシュ弾の使用を許可/禁止します。

サーバーおよびクライアントのコマンド

ホスト側とクライアント側両方で使用できます。

CHANGENAME プレイヤー名

プレイヤー名を指定した名前に変更します。
(例)自分の名前を”TARO ”に変更する場合
(1)ゲーム中に「@」キーを押して、コマンド画面を表示
(2)コマンドプロンプト”] ”が表示されていますので、それに続いて CHANGENAME TARO とタイプして「Enter」キーを押して下さい。ゲーム画面左下に名前変更のメッセージが表示されます。
※入力前にコマンドプロンプトに”@”が表示されている場合は、一度「Enter」キーを押して改行してからコマンドを入力して下さい。
※入力するコマンドは小文字でも構いません。
(3)再度「@」キーを押すと、コマンド画面が閉じます。

CHANGETEAM RED または BLUE

プレイヤーのチームを即座に変更します。

MAPLIST

このサーバーで利用できるマップを表示します。

VERSION

コードネームアウトブレイクのバージョンを表示します。

KICK プレイヤー名

サーバー上でこのコマンドが実行された場合は、指定されたプレイヤーが即座に排除されます。 クライアント上で実行された場合は、指定のプレイヤーの参加に反対するかどうかの投票が実施されます。 クライアント全員が反対した場合、そのプレイヤーはサーバーから追放されます。

VOTEMAP

マップ番号サーバー上でこのコマンドが実行された場合は、マップが直ちに変更されます。 クライアント上で実行された場合は、所定のレベルに対して投票が実施されます。 クライアント全員が所定のマップに賛成の票を投じると、サーバーはマップを変更します。 それ以外の場合は、RotationTime が経過すると、マップは最大票を獲得したマップに変更されます。
(例)マップを変更したい場合
(1)「@」キーでコマンド画面を表示します。
(2)全マップリストを表示します。コマンドラインに”maplist”と入力すると変更可能なマップのリストが表示されます。例えば以下のように表示されます。
1)lev\level1_bb.lev
2)lev\level2_bb.lev
3)lev\level6_bb.lev
4)lev\level8_bb.lev
5)lev\level12_bb.lev
ここで 5)level12 のマップに変更したい場合、コマンドラインに以下を入力します。Votemap 5

SETMUSIC 0 または 1

ゲーム中に音楽を流すかどうかを指定します。0=オン、1=オフ。

SOUNDVOLUME 0 または 1

サウンドサブシステムの音量を設定します。

SETAMBVOLUME 0 または 1

環境サウンドのボリュームを設定します。 初期値はスピーカーの場合は1.0、ヘッドフォンの場合は0.6です。

サーバー動作情報

SERVER.INI ファイルの形式の説明

server.ini ファイルはサーバーレベルで実行する必要のあるルーチン作業を簡易化するためのものです。

スタートアップ:

[ coop_autoexec ],[ ctf_autoexec ],[ crystal_autoexec ],[ blackbox_autoexec ] のセクションでは、自動実行のために対応するゲームモードのコマンドセットを定義しています。ブラックボックスゲームの場合、autoexec のセクションは次のようになります。

サンプル1:

[ blackbox_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 0
cmd4=timelimit 0
cmd5=scorelimit 2000

ここで分かるように、それぞれのコマンドには番号が付いています。 ゲームコードは1から順番に(最後は無限)コマンドを実行していきます。 番号に抜けがある場合、コマンドは実行されない可能性があります。 たとえば、次のサンプルでは、cmd1 と cmd2 だけが実行され、後は無視されます。

サンプル2:

[ blackbox_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd5=levelrotationtime 0
cmd6=timelimit 0
cmd8=scorelimit 2000

その他の興味深いセクションは[ coop_levels ],[ ctf_levels ],[ crystal_levels ],[ blackbox_levels] です。

ここでは、サーバーによってサポートされるマップを固定し、それらのパラメータを指定できるようにしています。 dr、dg、dm、df のフラグはロケット弾、擲弾、地雷、フレアをプレイヤーが使用することを禁止しています。 以下のサンプルでは、サーバーがブラックボックスモードでlev\level1_bb.lev or lev\level6_bb.lev のいずれかを実行できるようにしています。 さらに、lev\level6_bb.lev のプレイヤーには擲弾とロケット弾の使用を禁止しています。

サンプル3:

Sample4(server.ini ):
[ coop_autoexec ]
[ ctf_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 30
cmd4=timelimit 30
cmd5=scorelimit 100

[ crystal_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 30
cmd4=timelimit 30
cmd5=scorelimit 2000

[ blackbox_autoexec ]
cmd1=autobalance 0
cmd2=autokick 0
cmd3=levelrotationtime 0
cmd4=timelimit 0
cmd5=scorelimit 2000

[ coop_levels ]

[ ctf_levels ]
level1=lev\level6_ctf.lev
level2=lev\level8_ctf.lev

[ crystal_levels ]

[ blackbox_levels ]
level1=lev\level1_bb.lev
level2=lev\level2_bb.lev


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