第五話:いざ鎌倉
βテストまっさかりのDAoC。
ここ最近,かなり凄い勢いでPatchが当たりまくっている。そのたびに色んなものがどんどん良くなってきてるんだよね。むろんたまに"やっちゃったりすること"もあるんだけどさ (^^;
前回紹介したQuest Systemにも,いかした更新が入った。今までは,EQと同じようにNPCと会話を行い,その中で出てきたキーワードを尋ねると先に進んでいたわけだ。慣れ親しんだインタフェースだったから特別戸惑うこともなかったけれど,逆に「違うゲームだっ!」ていうか,便利だぜっていうのがなかったのもまた事実だ。
しかし今回の変更により,DAoCは明らかな利便性をプレイヤーに示すことに成功している。左の,新しく導入されたQuestウィンドウを見てほしい。
今までは通常のChatウィンドウに表示されていたQuestに関する会話だが,全てこのQuestウィンドウへの表示に統一されたのだ。res plz- w なんていう全くどうでもいい(よくない)メッセージで流れることもなくなったのだ。落ち着いてQuestに取り組める,いい変更だ。
しかもこれだけではない。
会話中,[]で括られているBold表示の部分がキーワードなんだけど,クリックするだけで先に進むのですよ! いや,これがまじで便利。打ち間違えなんていう些細なミスでイライラしなくて済むし,痒いところに手が届くナイス変更。
ちょっぴり流れ作業チックに経験値を稼いでいたとある日の出来事。
Need 15-20 Lv for PvP
てなメッセージが。
!!
きたきた,きましたよ (^^
早速知り合いのHealerであるAikoと連絡を取り,駆けつけることに。
DAoCにはPvP可能エリアが設定されている。そのエリア内では,自分の所属するRealm以外のCharacterと戦闘が可能になっているのだ。以下に,PvPの仕様をちょっとまとめてみる。
- 死んでもEXPは減らない
- 死んでも装備とお金を失ったりしない
- 敵を殺すと,Realm Pointなるものを獲得
- このPointが溜まると,LvUpとは違った仕かけで強くなっちゃうらしい(詳細不明)
- /sayや/broadcastなどの会話は,自分のRealmのものだけ聞こえる
ふむふむ。
とりあえず,現地に向かう。実はこのとき,えらく遠いところで狩をしていた。どんぐらい遠いかっていうと,片道で30分を越しちゃうぐらい(マジ)
辿り着くまでに終わってないといいなぁ。
ほほぉ,ここが入り口なのかぁ。
実はこれまでにも何度か目にしていたんだけど,あまりにもこじんまりとしてて入り口だと思ってませんでした。もちっと派手にしてもバチは当たらんだろうにねぇ。Petiしておこう。
この穴の部分を通過するとZoneになり,戦場であるBattlefieldへと進むのだ。
さて,戦況はどんな感じかな? まずは人数の確認。味方の人数が上回ってると楽でいいなぁ。あ,でもそうすると活躍できないから,ちょっと少ないぐらいのほうがいいかも。
/who all
……3人ですね。
僕ら2人で来ましたよね?(笑
とりあえず,残ったただ一人の味方と三人でグループを組む。彼は,治療スペルと強力なDamage on Time(DoT)を使用できるShamanだ。聞くと,敵も4〜5人といったところで,彼はいくたびかの死亡と引き換えに,敵数人をkillすることに成功しているという。結構いい勝負になりそうじゃん。ちょっとわくわくしてきましたよ! 行くぜ,我らがMidgardの栄光のために!!
敵が陣取っているのは,Area中域にある城。人数も少ないしそれほど広域に偵察は出していないだろう。さくっと距離を詰める。城は小島の中心部に位置している。小島には二つの橋が繋がっている。おそらく見張られているはずだ。
やはり。
敵側の戦士がそこにいた。我らの姿を見るなり城へと走り去る。報告を行い,策を練り,我らに死をもたらす準備を行いに。
島を囲む川を渡って側面を突く方法もあったが,正々堂々と正面から進攻することにした。Shaman一人でもそれなりの戦果を上げれたのだ,それが三人ならば……その想いが我らの行動を大胆なものにした。
橋からじりじりと距離を詰める。
敵のCasterに集中砲火を食らわぬためだ。すると,視界内に二人ほど敵の姿が。一人は戦士,もう一人はCasterタイプ。戦士は我らのほうに,Casterは左方へと動く。こちらにはHealerが二人いる。おいらは役割を果たすため,戦士へと向かった。
どぉぉぉぉぉぉん
!? !?
いきなりライフの7割を失う。何事!?
状況を確認する猶予もなく,続く一撃で昇天。残る二人にも同じ運命が。
いつのまにかLv 27のCasterが相手にいまちた
楽しいPvP,これにて閉幕(><
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