第四話:謎は全て解けた
MMORPGといえば,みんなが気になる要素は大体決まってる。キャラメイク,戦闘,魔法,そしてクエスト。魔法が使えない野蛮なBerserker,makizoの今回は,Quest Systemを大紹介!
我が故郷にて,次なる戦いに向け装備の吟味に余念がなかったりしたときのことだ。とある人物がぽつりとこんな言葉をもらした。
「街道を東に進んだ先に橋がある。そこでRhomaliに会って話を聞け」
NPCとマメに会話をしていると,ときたまこんな感じでQuestが発生する。誰もがいきなりもらえるわけではなく,中に必要Levelが設定されているものとか,甲というQuestを受けるためには事前に乙というQuestをクリアせんとあかんものなんてのもあるのだ。太古の昔Might&Magicのころからのお約束。そういや連載が同時進行している"無政府なやつ"のQuestシステムはどーなってるんだろう?
ともかく,早速教わった街道をずんずんと進むと,Koboldの故郷である街のそばに橋がかかっている。なるほど,これのことだな。いやぁ,全くもって順調じゃないか。きっとちょろい仕事になるに違いない。さぁ,Rhomaliとやらに話を聞こう。
みっかんないよ(><
というわけでまた来週(蛍の光)。
だめですか。そうですか。
みっからないもんはしゃーない。かなり淡白にグッバイ マイ ラブとか思ってたある日のこと。数少ない日本人βマンにこの話をしてみたところ,
「あぁ,橋の脇に隠れてるよ w」
!!
居たよ! 橋の影にちんまりと佇むRhomali君を大発見。ちぇー,どうせβだしと思って二秒で諦めてたのに (^^;;
気を取り直して聞き込み再開。
「もしお前が勇者たらんというならば,一つデカい仕事がある。だが,まずはお前の力を見せてもらわねば。どうだいやるか?」
「むろん」
「よし。Jabryllaという名のTomtarがいる。こやつは伝令役での,近頃なぜか奴らの拠点間を忙しく行き来している。この者をしとめて奴に成りすまし,秘密を探るのじゃ」
なるほど。Tomtar一族を敵に廻した事件なのか。こいつらの拠点は5か所ほどに点在している。そう,前回のオチを担ってくれた恩人達だ(笑
奴らは数も多く,すぐに仲間を呼びやがる。これはハードな事件になりそうだぜ。なにより,奴らの身長はたかだか50cm程度。おいら達Trollは身の丈2mはあろうかという種族だ。そんなおいら達にやつらのふりをしろとは,すこぶるハードな事件だぜ。
……ばれるって w
ちなみにDAoCには,Questの遂行にかなり威力を発揮する便利な機能がついている。下のウインドゥを見てほしい。
これがQuest Window。依頼を受けた各Questの現在の状況を一覧で確認できるのだ。わざわざメモとらんでも,これを見れば一発っていう優れもの。ちなみに今回のは上から二つ目のFollower's Questってやつ。ちゃんとKill Jabryllaって書いてあるっしょ。
てくてく。お,いたいた。そして死んだ =D 前回より遥かにVer.Upしたmakizo。
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よしよし,ちゃんと Step が進んでるね。
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| ↓ |
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で,こいつが持っていたSmackの命令書。どうやら,こいつがボスくさいね。えーと,Frigolっていうやつの首を持って……
途中で文字切れてるよ
さすがβ。あなどることなかれ。
「おぉでかした。なるほどFrigolの首か。そいつは,南西に向かった場所にあるTomtar Campを仕切っている男だ。その首をもってSmackを欺き,そして奴を倒すのだ」
また欺くんですか? (^^;
さらにてくてく。
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| さくっと Step 4に。いよいよボス戦だぜ! |
Frigol Campから少し西に進んだ場所にTomtarの本拠地があった。いるぜ,Smackの野郎が。だが,奴を取り巻くように護衛の連中が数人。どうすっぺかな……
あれ? Checkしてみると,奴ら敵対状態じゃないよ? ということは,無事信用されてるわけですね。頼むよ。もっと怪しもうよ。
じゃこいつに Frigolの首を渡してみよっか。おぉ,ちゃんと報酬と経験値くれたよ! なんだ,こいついい奴なんじゃん (^^
| 使用前 |
使用後 |
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| なるほど簡単だ |
Smackは満足の笑みを浮かべながら語りかけてきた。
「よくやった。これが約束した報酬だ。お前とはうまくやれそうだな。また次に仕事ができたらお前に話すとしよう」
……ん? Questが進んでるぞ
なる,じゃ尋ねてみっか。
「気が変わった。とりあえず死んどけ。てめぇらやっちまえ!」
え?
あ,Questが進んでる w
って「w」とかやってる場合じゃないっぽいぞ。
激戦になんとか勝利する。このQuest,かなり良くできてるなぁ。
Smackの死体を調べると,一振りの剣が。儲け!
無事に事件も解決だ。では,Rhomali に終了報告を行うとしようか。
「おぉ,なんと生きて帰ってくるとは」 ……おい,おっさん……
「お前さんの働きには,まこと感嘆させられた。その働きを皆に語るとしよう。ほれ,これが報酬じゃ。きっとまだその力を奮いたくてたまらんじゃろう。残念ながら,わしはもうその場を用意してやれん。気をつけて行きなされ」
makizo,着々と進化中♪
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