第七話 いくらなんでもLvは二桁に 「とりあえず,いくらなんでもレベル二桁にしといてね♪」 という,語尾だけはハートウォーミングながらもその裏には刃を隠し持つ暖かいご指示を編集部から受けた魔鬼憎。ええ,頑張りました,こぎまくりました。飯を食いながらWebを見ながら夜空の星を見上げる風味にやるせなく天井を見つめながら。ただひたすらに一心不乱に,足の裏のマメが破けその血が渇く間もなく再びマメとなるぐらいに走り続け。ついに,そのときが! つっぱりレベル 10 そして伝承称号が…… かけだし変わってませんね……。というわけで本年もヨロシク。 さて称号こそ変わっていない魔鬼憎だけど,着実に男気ポイントをゲッツ。いまだバイク購入には遠く手が届かないけど,適当な買い物をするには十分。ここは一発モチベーション維持的にも何か買っとくべ! てなわけで,二つほどアイテムを購入してみました。
うわ,微妙。 ニューマシンを駆り,いざ学校へ。そう,いよいよ今回の目玉ネタに突入。学校があるのは「みんなの住宅街」の中央。マップの中央部にある,やたらとどでかい建物がそれ。「一斉検問」と書かれた明らかに不健全な校門を通過し,初登校。と,校舎入り口に辿り着いたところで,先生らしきNPCが学校についてとくとくと語り始めました。始めたのはいいんだけど,走り続けていたときの癖でクリックしまくったおかがで,会話が何事もなかったかのように無事終了。結局,さっぱり分かりませんでした。まぁ後で,また誰かが説明するだろうと広い心で校舎へと足を踏み入れてみる。と。 何やら,親しげに誰かが話しかけてきた(←)。宗教の勧誘か何か? どこかで何度か見たような気がしないでもないけど,まぁとりあえず話を聞いてみよう。しかし,黒板に書かれている標語が素敵すぎる。 と,彼は「詳しい話は,ひばりが丘のコンビニ前で」と意味深なことを口走りながら逃げるように立ち去っていった。やはり心にやましいことがあるに違いない。とりあえず無視して校内を探索してみよう。 傍らに立つ蟹江先生というキャラに話しかけると,ここが普通科であること,ほかにもいくつかの科があることなどを教えてくれた。ふむふむ,所属を決める前に,一通り情報を集めたほうが良さそうだ。まずは公式マニュアルを見てみることにしよう。 (1)全部で学科は五つ。普通科,デザイン科,商業科,工業科,体育科 ふむふむ。では次に,ゲーム中で担当先生から聞ける内容をまとめてみよう。 調べてみた結果, ますます混乱してきたこれ以上脳みそを絞っても仕方ないので,頭の回転が関係なさそうな体育科に決定することにしよう。いざ入学! って,とくにイベントとか起きませんね。もう一度先生に話してみると 「課題出すまで自習してて」 いきなり放置かよ……。ほかに出来ることもなさそうなので,ちょっぴり悲しみを噛みしめつつ部屋へ帰る魔鬼憎であった。 と,なんかイベントが! 家くんなよ! 突如現れた先生は,「学校で待つ」と謎の一言を残して去っていった。なら,学校でそう言ってくれよ……。さて,やるせない気持ちに満ち溢れながら学校へと舞い戻った魔鬼憎に与えられた試練とは……。 「50日以内にフォーメーションバトルで25回勝利しろ!」 おう。頑張るぜ。ちなみに,魔鬼憎これまでの戦績は 1勝56敗
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