さて,苦労してソービニヨン葡萄を手に入れたわけだが,いったいなんの役に立つのか?
謎というほどでもないのでハッキリ書いてしまうが,今直すべき"演奏台"の中に入るには,"カッコウの卵"が必要なのだ。で,このカッコウの卵を手に入れるためには,二つのアイテムが必要。その一つが,ソービニヨン葡萄なのである。
カッコウの卵は,機関車の近く(機関車の左側に降りたところ)のはしごを上ったところにある。しかしこのはしごの前にはアマゾンアカカッコウが3羽いて,近づくとケイトを威嚇して,追い払われてしまうのだ。カッコウくらい逆に追い払えばいいと思うかもしれないが,前回も書いたように,ケイトは上品なのである。そこで使うのが,彼らの好物であるソービニヨン葡萄というわけ。
さて,無事に上に着くと,鳥の巣を見つけるだろう。この中の一つだけ大きい卵が,カッコウの卵である。
卵に手が届かない? ここでは,カッコウの卵を手に入れるために必要なもう一つのアイテム,"試験管バサミ"を使おう。 さて,この試験管バサミの手に入れ方だが,……もしかしたら,これがバロクシュタットで一番の難問かもしれない。一度引っかかると,いつまで経っても分からないだろう。
試験管バサミは,ポンス教授の研究室にある。では,どうすれば研究室に入れるのか? ヒントは,"彼を喜ばす"ということ。どうすれば彼が喜ぶのか? よく考えてみよう。
なお,教授の部屋にはほかにも重要なアイテムがあるので,取り忘れのないように(この時点では,合計三つのアイテムが取れる)。
カッコウの卵を演奏台の入り口にセットすれば,中に入れる。さて,問題の"修理"だが……まぁ,ここで説明するまでもなく,実にあっけなく演奏台は動き出すだろう。なぜこれくらいのものが今まで直されずにいたのか,不思議なくらいである。
簡単だったとはいえ,(それまでが大変だったし)学長達のところへ行き,約束のお金をもらってこよう。 |