1.秘密の洞窟
 前回でモモのあと追って山の中へ入っていったケイト。なんとも風光明媚な場所ではあるが,いずれ水に阻まれて,進めなくなってしまう。「これが秘密かよ」と怒りたくなる気持ちをグッと抑えて,モモの話をよく聞こう。どうやらこの近くの洞窟に,ハンスの宝物である「マンモスの人形」があるらしいのだ。

 確かに,モモのいる場所から画面左上に向かうと,その奥に行けそうなところ(マウスカーソルの色が変わるところ)がある。しかし行こうとすると,「そっちには行けないわ」(by ケイト)。ちょっとくらい濡れてもいいじゃん,と思うのだが,結構ケイトは上品なのである。別の方法を見つけなければならない。
 モモのいる場所から右に行くと,ダムに出る。ここで水の流れを変えれば,先ほど通れなかったところの水が引き,洞窟に行けるという寸法だ。しかしケイトの力では,水門はピクリともしない。
 さて,ここからが少し手間である。といっても,一番手間なのはモモだろう。まずモモに,水門を開けるように"お願い"(ヘルプ)してみよう。しかし,レバーが折れて失敗。このとき,壊れたレバーを拾っておくこと。次に来た道を引き返しながら,レバーの代わりになるものがないか探そう。手が届かない? だったら,何か"長いもの"を使ってたぐり寄せればいい。その後,またもやケイトが上品さを発揮してその棒を手に取るのをいやがるので,モモにお願いする。モモが,レバーの代わりになる棒を手に入れたら,最後にもう一度彼にお願いする。
 マンモスの人形を手に入れたら,もうここに用はない。いつの間にかモモもいなくなっているし(アンナの家に戻っている),また工場の敷地へ戻ろう。

 

2.アンナの事務所
 工場の敷地に入ってすぐの5叉路で,今度は左上の道へ。ここですることは,一つだけだ。柱の一本に,レバーが付いている。これを操作したら,戻ろう。この行為の意味は,あとで分かる。

 5叉路を左に行くと工場がある。ここでできることは多いが,この攻略では,とりあえずアンナの事務所へ向かうことにする。アンナの事務所へは,工場に入ってすぐ見える階段を上って,近くドアから入れる。
 部屋の中で,怪しい本棚を見つけるはずだ。本棚にズームして,よ〜く調べよう

(何も見つけられない人は,

 オルゴールのようなものを見つけたら,中に入っている「ミュージック・シリンダー」を取り,代わりに,同じような形状の別のものを使おう。そんなもの持ってない? であれば,前回の攻略記事「こちら」を読み直すべし。

 アンナとハンスの過去を垣間見たあとは,現在の二人のことに頭を戻そう。部屋の奥にあるアンナの机の上には,さまざまな書面がある。そのすべてに目を通しておくこと

 

3.オスカー
 ハンスが,先ほど洞窟で入手した「マンモスの人形」を欲しがっていることは分かったが,問題は,彼がどこにいるか,だ。想像するに,アンナは開発中の"機関車"に乗って,ハンスにマンモス人形を渡しに行くつもりだったのではないだろうか。そして可能ならば,彼を連れて帰りたかったことだろう。そこで次は,なんとか機関車を動かすことを目指す
 事務所の前の階段を下り,左へ行こう。ケイトの母親から電話があるが,まぁ,大した話ではない。それにしても,ケイトに電話をかけてくる人は,誰も彼も話し好きである(そのくせ,こちらからかけても出てくれない)。
 ちなみにこの部屋の左側に,先ほど5叉路の左上でレバーを操作し運んだ物体(燃料?)が届いている。ここであることをすれば,この物体が工場の機械にセットされる

 奥の部屋で,からくり人形のオスカーと出会う。彼(?)は,シベリアの物語でケイトのパートナーとなるのだ。ゼンマイと歯車で作られた(はずの)彼だが,恐ろしいほどの口達者。いろいろと話を聞いてみよう。
 機関車は完成しているらしいので,あとはその操縦士であるオスカーが完成すれば,バラディレーンから旅立てるはずだ。オスカーは,足さえ付ければ完成だという。しかしアンナの亡き今,放っておいてもオスカーは完成しない。ケイトがやるしかないのだ。
 オスカーから足を作成するためのパンチカードをもらったら,工場の入り口まで戻り,さらに右方向へ。この奥の部屋へ入り,工場の機械を稼働させる。この部屋で操作すべきものは二つあるので注意しよう
 その後また事務所のある2階へ戻り,さらに左へ。操縦席のようなものがあるはずだ。ここで適切に操作すれば,オスカーの足が作成できる。一見難しそうだが,実は簡単なので,いろいろいじってみるといいだろう。

どうしても分からないという人は,に解答を掲載したので,確認しよう。

 作成した足をオスカーに渡す(オスカーに対して使う)と,彼はケイトに感謝し,機関車へ向かう。もしオスカーが,この足は型が違うと言った場合は,材質を変えて,足を作り直そう

 

4.バラディレーン駅
 5叉路で右上に行くと,駅がある。ここにはすでに完成した機関車があり,今では先ほど出会ったオスカーも機関車に乗り込んでいるはずだ。
 さて出発だ! ……といいたいところだが,オスカーがいろいろと規則を持ち出して,なかなか出発してくれない。融通が利かないやつである。
 まずは切符が必要だというので,外の切符売り場(駅に入ってすぐのところ)に行くと,なんとオスカーが先回りして待っている。彼から切符と機関車使用許可証をもらい,もう一度出発をお願いすると,……今度は許可証に公証人のはんこを押してこいという
 公証人の家は不用心なことにドアが開けっ放しになっているので,勝手に入ろう。まぁこの田舎町ではさほど犯罪もないんだろうが,だったら最初に来たときのあの厳しさはなんだ? と思わなくもないが,まぁ,気にしない。
 公証人は今頃寝ているはずなので,はんこも勝手に押してしまおう(ケイトは弁護士なのに!)。公証人の家をよく調べると,小さなからくり人形を見つけるはずだ。これで,はんこを押すことができる。
 許可証をセットし,人形の頭にインクを入れてボタンを押せば,自動的にはんこが押される。インクは,前回紹介したどこかで入手しているはずだ。

 オスカーに許可証を渡し,さて今度こそ,と切符を渡すが,まだ受け取ってくれない。なんでも機関車内の4か所の貴重品入れに,貴重品をセットしなければ出発できない規則になっているというのだ。不思議な規則だが,まぁ仕方がない。
 この攻略通りに進んできたら,すでに四つの貴重品のすべてを手に入れているはずだ

ちなみに四つの貴重品とは,

 それぞれ,置ける場所が決まっているので,一つ一つ試して,置いていこう。そしてオスカーに切符を渡すと……今度はゼンマイがまいてないから出発できないという!
 機関車を出て,右へ。そして機関車の前方に進めば,それらしき機械を見つけるはずだ。まずハンドルを回して,次にレバーを操作。これでゼンマイがまける。もう一度ハンドルを回して,機関車に戻ろう。このあと,ケイトの(困った)彼氏,ダンから電話がある。適当に聞き流して,オスカーに切符を渡す。
 ……そしてようやく,汽車はバラディレーンをあとにする。

次回へ続く

 

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