ダーク・エイジ・オブ・キャメロット拡張パック：
シュラウデッド・アイル 英語版・日本語マニュアル付き

= プレビュー ： ミッドガルド編 第2回=

17th Dec. 2002
Text by Murayama

■Bonedancerを使ってみた

　DAoCの拡張パック「シュラウデッド・アイル 英語版・日本語マニュアル付き」（以下，SI）で追加になったクラスには，これまでに見られなかったようなユニークなモノが多い。前回お伝えしたように，ミッドガルドにはBonedancerとSavegeの2種類の非常にユニークなクラスが追加になっている。今回はBonedancerにスポットを当てて紹介していこう。

回転しながらのジャンプ斬り。ペットでありながらこうした芸当もこなす

　Bonedancerになれるのは，Kobold，Troll，Valkynの3種族。開始時のクラスは"Mystic"を選んでおこう。そしてレベル5になり村のBonedancer Trainerのもとを訪れてクラスチェンジすれば，晴れてBonedancerである。
　このクラスはペットユーザーであり，Commanderという骸骨戦士を呼び出して戦うことになる。Bonedancerのレベルが上がるとランクの高いCommanderが呼べるようになり，高ランクのCommanderはさらにMinionと呼ばれる部下を召喚できる。前回もお伝えしたが，Commanderは最大3体までのMinionを連れて歩くことができるらしく，ちょっとしたパーティプレイが楽しめそうだ。

　とりあえずキャラクターをレベル5まで育て，Bonedancerにクラスチェンジしてみた。
　最初に召喚できるCommanderは"Returned Commander"で，写真からもひと目で分かるように戦士系のペットである。一番最初に召喚できるCommanderということもあってMinionを呼ぶことは出来ないが，接近戦の能力はかなりのモノだと思われる。防御面では敵の攻撃を盾や剣で受け止めたり，ひらりと避けたりもする。さらに攻撃時には単調に敵を殴るだけではなく，プレイヤーが使用するコンバットスタイルのようなエフェクト付きの攻撃までを繰り出すのである。この特殊な攻撃については，ボーナスダメージやスタンなどの効果があるのか，またCommanderのレベルが高いとさらに変化があるのか，などは未確認だが，多種多様なペットの中では一番プレイヤーに近い能力を持っているのは確かである。ちなみに召喚するごとに斧，メイス，剣など異なる武器を手にして登場するが，ひょっとすると武器の特性も引き継いでいるのかもしれない。

敵の攻撃をかわす。かわせば当然ダメージはゼロ	敵の攻撃を盾や武器でガード。まるでプレイヤーキャラのようだ	斧，メイス，剣の3タイプがいる。しかもコンバットスタイルらしきものも異なるようだ

■Bonedancerの魔法

　Bonedancerが使える呪文には六つの系統がある。しかしレベルアップ時に入るSpecialize Point（SP）はレベル×1ポイントしかないので，どの系統を伸ばしていくのか，しっかり方向性を決めてから割り振りたい。新しいクラスなのですぐにパッチで変わってしまうかもしれないが，主な内容は下の通りだ。簡単に紹介しておこう。

●Darkness
レベルアップで自動的に習得。攻撃魔法と敵のDEXを下げる呪文がある。また敵の足を遅くするものもあるので，有効に活用したい。

●Suppression
レベルアップで自動的に習得。自分の防御力を上げたり，敵の攻撃力を下げるといった魔法などがある。

●Bone Army
レベルアップで自動的に習得。ペットの回復やCommanderの召喚が行える。また時間の経過と共にダメージを与える攻撃魔法がある。

●Bone Mystics
SPを費やして習得。この系統には，敵の弱体化魔法を使うタイプと攻撃魔法を使うタイプのMinion召喚魔法がある。

●Bone Guardians
SPを費やして習得。この系統には，味方を強化する魔法使うタイプと回復を行なうタイプのMinion召喚魔法がある。

●Bone Warriors
SPを費やして習得。この系統には，弓を撃つタイプと，肉弾戦を行なうタイプのMinion召喚魔法がある。

　細かいスキル内容については現在調査中なので，近いうちにしっかりとしたものを紹介できたらと考えている。お楽しみに。

■変更点

　あまり大きな変更点ではないが，拡張パック導入後に撮影したScreenshotsは，TGA形式ではなくJPEG形式になっている。TGA形式のときには「画像が見られない」と苦労した人も多いようだが，JPEGになったので誰でも気軽にScreenshotsが見られるようになった。またファイルサイズが小さいのはありがたいものである。ちなみにScreenshotsの撮影は以前と同じく「−」（マイナス）キーである。

＜以下次号＞

TOPへ戻る