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「コマンドス2」 2001/11/30 文/写真 Gueed
ここ最近,新作のプロモーションや,ゲームのイベント会場として頻繁に利用されるようになった秋葉原にあるネットカフェ「Necca」秋葉原店。そのNeccaで,本日(2001年11月30日)にアイドス・インタラクティブより発売されるリアルタイムコンバットシミュレーション「コマンドス2」の"発売記念無料体験会&即売会"(長い……)が開催されたので,その模様をお伝えしよう。 イベントMCは,声優の西口さんと,コマンドスを始めとしたオンラインゲームの対戦ロビーサーバーを提供している自称"えせゲーマー"ツイムネットの下山氏。下山氏の大阪弁でまくし立てるにぎやかなMCで始まったイベントは,ゲームの簡単な説明と,アイドスのスタッフによるデモプレイ,そして本作の無料体験コーナーという具合に進行した。
まず始めにスペシャルゲストとして登場したのが,本作の日本版プロデューサー村上氏。氏は,簡単なゲームの説明とともに本作の魅力を大い語ってくれた。その中で興味深かったのが本作の開発元であるスペインのソフト会社PYRO STUDIOSの逸話。彼らは,現実に存在する銃器や戦車などの軍事機材,はては双眼鏡など細部まで,徹底的にリアリズムの追求にこだわっていることは,コマンドスシリーズを見て分かるとおり。しかし,そのリアリズムを追求するあまりとった行動は,なん と潜水艦を購入するというもの。確かに本物を見ないと細部までリアルに再現することはできないが,「そこまでするかー」といったカンジ。それほどまでに本作にかける意気込みが尋常でないということだろう(まあ,前作の収益でかなり潤ったっていう話のもあるケド)。トークのあとは,アイドスのスタッフによるデモプレイ。"現時点で"日本一コマンドス2をやり込んでるというアイドスの大山氏が,コマンドス2ミッション6のプレイを披露。MCの下山氏に"マスター大山"などとひやかされながらのプレイだったが,地雷をうまく利用したハデなトラップの作成方法など,ゲーム攻略のコツだけでなく,また違った楽しみ方も伝授してくれた。 デモプレイのあとは,無料体験会ということで,来場した人は各々ゲームを楽しんだり"マス大山"氏にレクチャーを受けたりと有意義な時間を過ごした様子だった。
今回の即売会では,コマンドス2を購入した人にもれなく"簡易攻略本"や"コマンドオリジナルTシャツ"がもらえるということだったが,はたしてどれぐらいの本数が販売されたのだろうか。前作を踏襲したグラフィックスと音楽,そして優れた操作性を引っさげて登場した本作。日本語版ということで,ミッション一つひとつがより深く楽しめる作品に仕上がっているようだ。ハデな演出で爽快感を味わうアクションゲームもいいが,村上氏曰く「ガマンするゲーム」というほど,隠密行動の楽しさを前面に押し出した本作。興味のある人はぜひプレイしてみてほしい。
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