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カーマゲドン TDR2000
Text by UHAUHA
18th Nov.2000

クリックすると拡大します  ゲームの過激度でド肝を抜いたカーマゲドンシリーズ。PCゲーマーなら,プレイしたことはなくても名前くらいは知っているかもしれない。その最新作が,ズー「カーマゲドンTDR2000」だ。
 21世紀初頭,核兵器により汚染された街を権力者が強大な壁で囲んでしまった。この壁の中から脱出するには,ルール無用のデスレースに勝ち,さまざまなミッションをクリアしなければならない……というストーリーが一応背景にあるのだが,ゲームが始まってしまえばそんな目的はどこ吹く風。かなりのハチャメチャぶりなのだ。
 そもそも,人を轢き殺して楽しむゲームというものが存在していいのだろうか? 前作も前々作も,海外の一部では発禁処分になったのも理解できるような気がする。ゲームが子供に悪い影響を云々言う前に,絶対にプレイしているところを見られたくないゲームの筆頭かもしれない (^^;


クリックすると拡大します クリックすると拡大します  ゲームモードは,フリードライブ,キャンペーン,マルチプレイの3種類に分けられる。フリードライブではレース設定を自由に選択でき,制限時間内にチェックポイントさえ通過すればあとはなんでもありだ。人を轢くなり,街を破壊するなり,やりたい放題。
 メインとなるゲームモードは「キャンペーン」で,権力者の建てた壁から脱出するために,レースで優勝してさまざまなミッションをクリアしなければならない。1ステージをクリアするためには3レース3ミッションをクリアしなければならないのだ。
 レースに勝つ手段は「敵の車を全て破壊する」「住民を一掃する」「誰よりも早くゴールする」の三つ。制限時間が決められているが,ゴールを目指して走るのはカーマゲドンの本当のプレイスタイルではないだろう。実際プレイすれば,ほぼ間違いなくそう考えるはず。最初の1レースを制覇するとミッションが始まる。冒頭に流れるムービーを見ていれば何をすればよいのかが分かるはずだ。マップ表示もあってマークが表示されるので,そうそう迷うこともないだろう。
 例えば最初の「HOLLOWOOD」(HOLLYWOODにあらず)というステージでは,水中(!)で大きなサメと戦い,大きなゴリラロボットを動作させて次のステージへと脱出する……ってもはや"レースゲーム"とはいえない……もう何もいうことはございません。なおマルチプレイでは8人まで同時に対戦でき,カーマゲドンらしい6種類のモードが用意されている。


クリックすると拡大します クリックすると拡大します クリックすると拡大します  とにかくなんでもアリというのがカーマゲドンの世界。人を轢き殺し,走っている車に衝突させる。時には派手なアクロバット走行をし,そしてトンでもないミッションをやらされる……これが楽しくて仕方がない。一応「車」が登場するが,ドライブゲームとは言い難く,完全にアクションゲームだと言っていいだろう。内容が内容だけに,あまり人にお勧めできるゲームではないし,プレイしているところを誰かに見られれば白い目で見られ兼ねない。
 しかし気が付けば,人間に向かって必死に車を走らせる自分がいるはずだ。轢いたときの音,声,突進してくる車たち,イカすBGMも手伝って,プレイヤーを凶悪なドライバーへと変貌させるだろう。その顔には笑みすら……(笑)。この変な楽しさは,一度味わってみるのも面白いかもしれない(スプラッタ系がダメな人は絶対にプレイしないでね)。
■発売元:ズー
■価格: 8800円(日本語マニュアル付き)
■問い合わせ先:ズー
  TEL 0268-38-1561
■動作環境:Windows 95/98,PentiumII/266MHz以上(PentiumIII/500MHz以上推奨),メモリ32MB以上(64MB以上推奨),空きHDD容量410MB以上
■英語版デモ(129MB):http://www.3dfiles.com/games/carmageddontdr2000.shtml
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