ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2004　（セガ）

　昨年に引き続き，今年（2003年）も「タイピング・オブ・ザ・デッド」（ToD）シリーズ最新版「2004」のデモが登場。
　「ToD2004」の二大特徴は，"キッズモード"と"ネットワークモード"の搭載だろう。
　まずは"キッズモード"について説明しよう。子供達にもToDを！　ということで，2004ではお子様向けに漢字が少なくて刺激も難度も控えめな言葉，"キッズワード"を収録している（キッズワードはほかのモードでも使用可能）。さらにゲーム中の音声が日本語吹き替えになり，主人公のグラフィックスも子供になるなど，親子でホラータイピングソフトが楽しめるようになっているのだ。

　ネットワークに関しては，ついにLAN対戦やインターネット対戦にも対応したほか，キーボードを2台同時接続して1台のPCでも対戦できるようになっている。とはいえ，この機能はデモ版には搭載されていないので詳細は割愛する。

　デモ版では，"アーケードモード"と"キッズモード"のストーリーモードから，チャプター1をそれぞれ収録。ストーリーを追いつつ，タイピングによってゾンビを倒していく。タイプミスはさほど問題はないが，時間切れになるとゾンビの攻撃を受けてライフを失う。ライフがゼロになるとゲームオーバーだ（コンティニュー可能）。なお前作に引き続き，タイトルメニューのOptionsでローマ字入力とカナ入力を切り替えられる。
　これほど夢中で遊べるデモは，純粋なゲームでもなかなかないはず。タイピングソフト恐るべしだ。（Kawamura）

(C)SEGA CORPORATION, 2003

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