嬉しいことに日本人選手の活躍が目立つ,この2004年オリンピック。そんな中,Surfside Gamesからアクションタイプのスポーツゲーム「Summer Games 2004」が発売された。
本作は,競技種目単体であそべる"アーケードモード",種目は選べるが,数回の予選を経て勝ち上がっていく成績を競う"トーナメントモード",各種目を練習できる"Training",インターネットを介してマッチング機能を使って遊べる"Hotseat"の四つのモードが存在する。競技種目は,"100m/400m走" "110m/400mハードル" "走高跳"といった陸上競技と,"50m/100m/400m自由形" "100m/200mバタフライ"(水泳),"ピストル個人50m"(射撃)といった,3種目11種類から遊ぶことができる。
各競技種目ごとの操作が分かりづらいので説明しておこう。
100m走ではA/Dキーを連打し速度を上げ,ハードルではさらにSpaceバーをタイミングよく押してハードルを飛び越える。また走り高跳びでは,A/Dキーで助走をスピードアップしてジャンプ地点でSpaceバーを押し,その後バーを越える瞬間にSpaceバーを放して足をあげればよいという感じだ。水泳はA/Dキーをタイミングよく交互に押していき,最後の射撃だけはマウスで照準を合わせ,左クリックでトリガーを引くという変則的な操作になっている。ボタンを連打してパワーを上げて走ったり泳いだり,時にはタイミングよくキーを押してハードルやバーなどを飛び越えていくというシステムは,コナミの名作「ハイパーオリンピック」と同じ感覚だと思ってもらえば分かりやすいだろう。
本製品版トライアルは,1回のみの起動という制限付きではあるが,製品版と同様に遊ぶことが可能だ。また強制終了した場合でも2回目以降は遊べなくなるので,手持ちのPC環境が不安定な人はご注意を。継続して遊びたければ19.99ドル(2200円前後)を支払うことで製品版にすることもできるので,気に入った人は購入も考えてみるといいだろう。オリンピック放送の合間などに遊んでみてほしい。(Seirou)
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