トムクランシー監修のFPSシリーズの中では異色作ともいうべきスニーキングアクション「スプリンターセル」。その続編ともいうべき最新作が,「スプリンターセル パンドラトゥモロー」だ。プレイヤーは前作同様,特殊工作員Sam Fisherに扮し,数々の特殊任務を単独で遂行していく。本作はほかの同氏監修のFPSとはかなり異なり,敵を倒していくというよりは,いかに敵に気づかれずにミッションを遂行するかがゲームのポイントだ。 シングルデモがリリースされたときからその存在が明らかだったマルチプレイデモが,ようやく登場した。マルチ版デモでは,プレイヤーはスパイ側/警備兵側のいずれかのチームに属し,スパイ側は与えられたミッションを達成することを目指し,警備側はそれをあらゆる手段で阻止することになる。また操作方法がシングルデモと若干異なり,デフォルト設定ではFPS向けに操作しやすいシンプルなキー設定になっている。 武器や装備も,スパイ側と警備側とで異なる。スパイ側は相手を痺れさせる"Sticky Shocker"がメインウェポンで,サブウェポンにはフラッシュグレネードやスパイカメラから放出される催眠ガスなど,相手をかく乱するものがメインで用意されている。またメインウェポンから発射される電撃はいくつかのトラップを一時的に故障させることができるので,うまく使って敵地に設置されたセンサーなどを無効化し,目的を達成するための助けとしたい。 警備側は,相手を殺すためのM-160ライフルやグレネード,壁に仕掛ける対人地雷など,殺傷力のあるさまざまな武器を使用可能だ。カーテンの陰に隠れてトラップをしかけたり,窓からの侵入者が着地するあたりに対人地雷を仕掛けたりすることもできる。また警備兵は,視界上の変化を機械的に見逃さないモーションキャプチャーや電気系統の変化を色で示すエレクトロトラッキングといった,シングルゲームでは登場しなかったスコープを使うことがもきる。 本デモ版では,Mount Hospitalのステージのみ遊ぶことが可能。ミッションの制限時間や各人のライフ(Respawnできる回数)ハンデキャップなどが設定でき,インターネットかLANを利用したマルチプレイが4人まで楽しめる。インターネットプレイの場合は発売元であるユービーアイ公式サイトのIDが必要なので,デモを起動してアカウントを取得するか,公式サイト「こちら」の上部"Sign Up!"からIDを取得し,遊んでみてほしい。(Seirou)
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シングルプレイデモ   118MB マルチプレイデモ   62.1MB |
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