さてNomal難度「CALL OF DUTY」で戦場に出てみると,本作特有の難しさで序盤からいきなり足止めを食らった。枢軸軍の射撃の正確さや索敵の難しさはもちろん,基本三人称視点/AIM時には一人称視点という独特の操作形態が難度をグッと上げていて,純粋に難しいのだ。
しかし実はそれこそが"本作の醍醐味"であり,難所を乗り切るために敵の出現位置を記憶したり,キャラクターの装備をシコシコといじったりしていると,どんどんゲームに没入していく。また「全員Gunner」や「全員Sniper」などというアンバランスな設定で,同じシチュエーションにイリーガルな方法で挑むのもなかなか面白い。
"スニークもある"という点でデフォルト三人称視点を採用したのだと思うが,自分と小隊各人のフォーメーションは把握しやすいし,足元でピュンピュンと跳ねる着弾のパーティクルも見えるしと,普段FPSばかりやっているプレイヤーなら割と新鮮な感触が楽しめるかもしれない。