「北斗の拳 激打オンライン・タイピング・バトル」(SSIトリスター)

 ケンシロウの「あたたたたた……」という痛快な叫び声と共に,タイピングの練習をする「激打 北斗の拳」シリーズが装いも新たに対戦機能を備えて発表された。プレイヤーは人気漫画「北斗の拳」のキャラクターの一人となり,押し寄せる強敵たちとタイピングの速さと正確さで戦っていく。
 登場キャラクターには,"攻撃力" "防御力" "体力" "敏捷性" "技術力" "奥義"といった五つのパラメータが設定されており,これらのパラメータは対戦後に得たポイントを消費することで上げられる。例えば体力を上げることである程度のダメージに対して打たれ強くなるし,一定以上のポイントを"奥義"に費やせば,キャラクター独特の奥義を覚えることができ,ピンチのときに一発逆転も可能となるわけだ。
 さらに,ゲーム中では三つの特殊動作が可能で,これらは対戦中にキャラクターの下に表示されている奥義ゲージを一定量消費することで使用可能だ。
 まず,「特殊攻撃」。これは相手に"単キー攻撃"を行え,敵の体力を多少だが奪うことが可能。「回避動作」は,敵の攻撃を回避できる。ただし,これは使用キャラクターの敏捷性によって成功率が異なる。
 「奥義発動」は各キャラクター固有の奥義を発動するもので,これにより一発逆転が可能となる。タイピングの速さと正確さを競うだけではなく,この特殊動作をうまく使用することで,対戦にもより深みを増したといえるだろう。

 また,対戦中にはキャラクターに応じたセリフと吹き出しをインスタントメッセージのように表示する"コミュニケーションチャット"機能が搭載されている。例えばケンシロウを使って圧勝しているときに「お前はもう死んでいる……」などのメッセージを出すことも可能だし,ジャギで「俺の名を言ってみろ」など,「北斗の拳」の雰囲気を楽しむことも可能だ。
 ちなみに「環境設定」ではローマ字,もしくはカナといった入力方式の変更や,マシンスペックによる速度低下の回避,CPUの強さなど細かい設定を変更できる。

 さて体験版では,本作のメインであるインターネット上で対戦できる「激打電網決闘伝」と,CPUと対戦する「激打覇者決闘伝」の二つのモードがプレイ可能だ。
 プレイヤーはハート,シン,レイ,ジャギ,シュウ,サウザーの中から育てたいキャラを2キャラ選択し,この二つのモードで遊ぶこととなる。残念ながらケンシロウ,ラオウ,トキなど人気のキャラクターは体験版では"おあずけ"になっているが,対戦で遊ぶ楽しさは十分堪能できる。
 なお,体験版を遊ぶためにはIsao.netのIDが必要となるため,公式サイトの「こちら」からIDを取得しておこう。(Seirou)

(C)武論尊・原哲夫/Coamix
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キー操作

  • 特殊攻撃 Enterキー
  • 回避動作 Ctrlキー
  • 奥義発動 Spaceバー
ダウンロード
186MB

動作環境

Windows
CPU:Pentium/400MHz以上
対応OS:Windows 98SE/Me/2000/XP
メモリ:128MB以上
HDD:空き容量 700MB以上

Mac
CPU:G3/600MHz以上(700MHz以上推奨,OSX時では800MHz以上推奨)
対応OS:MacOS 8.6以上,OSX v10.1以降
メモリ:64MB以上のHDD:空き容量 700MB以上

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