4D Rulersが開発中のFPSゲーム「Gore」のPublicTest版2が登場した。
「Gore」は近い将来に起こるであろう,"人口過剰による資源不足を原因とする惑星上の混乱"を描いた作品である。見かけはオーソドックスなFPSスタイルだが,操作するキャラクタに"スタミナ"の概念があることや,頭部/胸部/脚部の各部位のアーマーにダメージが蓄積されることが特徴だ。
ここで紹介するデモ版は,前回登場のデモの第2弾にあたるもので,クラスおよびマップの追加,ゲームモードの追加が行われている。プレイヤーは,それぞれ特徴を持つ四つのクラス(海兵隊/スカウト/暗殺者/歩兵)より気に入ったものを選択し戦場へ向かう。ゲームモードは四つ。ひたすら敵を殲滅する為に戦い続けるデスマッチモード(チーム戦もできる),敵陣のフラッグ(旗)を奪うモード,および敵陣内のセルを破壊するモードだ。武器は16種類が用意されており,ロケットランチャーや手榴弾で敵プレイヤーが肉塊と化す様は気分爽快で,何度やっても気持ちがいい(もちろん自分が肉塊なる可能性もあるが)。市街地などの複雑な地形を利用して物陰から敵に銃弾を浴びせるなど,暗殺者を気取ったプレイができるのも面白い。
ゲーム開始直後は,まずサブマシンガンなどある程度連射できる武器を探そう。初期装備のショットガン・ハンドガンでは多くのプレイヤーの格好の餌食となってしまうので,ある程度武器とアーマーが充実してから戦闘に入るのが生き延びる秘訣だ。
本デモ版は,インターネットまたはLANを介したマルチプレイに対応している。しかもインターネットにさえ接続されていれば,ゲーム起動後にマルチプレイーインターネットを選択すると,自動的に接続できるサーバの一覧を作成してくれるので,初心者でも戸惑うことなくマルチプレイに参加できる。LANの環境で顔見知りの友人とプレイするのも楽しいが,やはりマルチプレイを楽しむのであれば,インターネットサーバに接続して不特定多数のプレイヤーを相手に,血で血を洗う戦いを繰り広げてみるのをお勧めする。プレイ中は,敵に殺されてもすぐにプレイを再開できるので,FPSをこれから始める,またはひたすら練習したいという人は,ストレスを感じることなく何度もトライできる。
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