数ある三國志ゲームの中でも,アイドス・インタラクティブの「フェイト オブ ドラゴン〜龍の系譜」は,一風変わったゲームシステムが特徴的なリアルタイムストラテジー(以下,RTS)。
制作チームのほとんどが中国人(史実にこだわりが感じられるところ)ということだけでなく,ゲームシステムに補給の概念を採用していたり,城内マップと城外マップの二種類のマップが用意されていたりするのが興味深いところ。
基本的なゲームシステムは,マップにある鉄や木材などの資源を採取してユニットや施設を建設していくというRTSに一般的なものだ。しかしそれらの資源を食料や酒などの2次資源に加工しなければならなく,内政面に奥行きを持たせている部分が異なっている。また,300名以上が登場する武将や,100種類以上用意されたテクノロジーなどによって,プレイしながら三國志の雰囲気を十分感じとれるだろう。
このデモでは,シングルプレイで用意された劉備,孫権,曹操の3シナリオのうち,劉備シナリオを四つまでプレイできる。またマップは「死の谷」と「将軍の偉業」の二種類で,マルチプレイとシングルプレイの"フリープレイ"で選択することが可能だ。
なおこのデモでは,LZHファイルを解凍後,セットアップ中にインストール先フォルダの指定を変更すると正常にセットアップが行えないので注意。
|