まさにミニスケープ(箱庭)ゲームの典型ともいえるゲームプレイが楽しめるのが,「エンペラー:中華帝国の隆盛」だ。
舞台は古代中国。プレイヤーは,道が通っているにすぎない原野を開発し,大きな都市へと発展させていかなければならない。本デモ版では二つのミッションをプレイすることができ,プレイ中は「人口を増やせ」などといった当面の目標が示されるので,目標クリアを目指してがんばればよい。とはいえ,目標など別にクリアしなくともプレイはできるので,飽きるまでひたすら開発を続けていくことができるのも,本作の特徴だ。
開発はImpression Gamesで,あの「Caesar III」や「Pharaoh」「Zeus」などを開発した会社。本作もそれら一連のミニスケープゲームとまったく同じテイストを持っているので,このあたりのゲームが好きな人には文句なくお勧めできる。またミニスケープをやったことがない人にも,どんな感じのゲームなのかを知るのに最適だといえそうだ,ぜひプレイしてみてほしい。
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