Cultures 2:The Gates of Asgard(JoWood)
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ドイツのソフトハウスFunatics Developmentが開発した本作は,これまたドイツのソフトハウスBlueByte開発の傑作箱庭シリーズ「セトラーズ」のデザインと雰囲気を彷彿とさせるリアルタイムストラテジー(以下,RTS)だ。軍事行動の要素を持つRTSとはいえ,国間や文明間の戦闘がメインのAoEなどのタイトルとは少し毛色が異っており,やや大きめにデザインされたユニットを操って,主に内政の運用が楽しめる箱庭ゲームとして捉えたほうがいいだろう。
プレイヤーは,スタート時点で用意されているCivilianやExtractorなどのユニットを操作して,マップ上の木や鉄,金などの資源を確保していく。資源を集めていくことで,新たな職業や,より高度な器具などが追加されていきテクノロジーツリーが発展していくわけだ。ユニットは直接操作しなくても,ある程度自分からアクションを起こしてくれる。ある者は仕事を,ある者は女性を見つけて結婚をして,子供を作って人口を増やしてくれるのだ。また,個々のユニットには名前が付いているほか,HealthやStaminaなどのパラメータを持っており,Staminaが減るとその場に寝転んで自ら休養を取るなどの動作も。ユニットと呼ぶのも躊躇してしまうぐらいに,ひとりひとりが取れる動作が豊富で,"食べる","寝る","話す","結婚"するなどといった行動がすべてのユニットにアサインできるのが特徴だろう。 グラフィックスやデザインは,わりとホノボノした感じの作りになっており,2Dで描かれる建造物や自然オブジェクトは微細に描き込まれている。この手の箱庭ゲーム特有のコミカル,かつプレイヤーを飽きさせないユニットのアニメーションも,見ているだけで楽しい。
デモ版では,座礁したバイキング船付近の入植がメインとなる"NEW LAND"と,あらかじめ用意された軍事ユニットを指揮して簡易的な戦闘が楽しめる"THE BIG BATTLE"なるミッションが楽しめる。箱庭とストラテジーの両方の性格を併せ持つタイトルだが,どちらかというと,チマチマ内政を楽しめる人向け。戦闘シーンもあるが,顎ヒジを付いてじっくり楽しめそうな一本だ。
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キー操作
※基本的な操作のみ
●キャラクター操作
- 職業変更 C
- 家にアサイン W
- 仕事にアサイン A
- 画面の中央に表示 Ctrlキー+右クリック
- アクションメニュー表示 Spaceバー
- グループ化 Ctrlキー+0〜9
- グループにユニットを追加 Shiftキー+0〜9
- 次のcivilian .
- 次のscout ,
- 道の作成 S
- 柵(門)の作成 D(Shiftキー+D)
| ●環境操作
- マップズームイン/アウト Z
- ゲームスピード変更(三段階) l
- ポーズ P
- 全てのユニットの状態表示 Tabキー
- ウィンドウクローズ Escキー
- ヘルプ F1
- ウィンドウ表示関連 F2,F5〜F8
- ゲームロード F3
- ゲームセーブ F4
- クイックセーブ F9
- マップ表示 F10
- チャットウィンドウ表示 Enterキー
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OFFICIAL SITE
http://www.jowood.co.jp/games/cultures2/games_cultures2.html
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69.1MB |
DOWNLOAD
http://file.4gamer.net/old/files/demo/cultures2demo.exe
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