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コーエー松原氏らが参加する歴史創作物シンポジウムが開催に
立命館大学映像学部と，クリエイティブ・インダストリー・ショーケースin 関西（CrIS Kansai）は，「国際クロスメディアシンポジウム：歴史創作の魅力を探る〜アジアンエンターテインメントの展望」を，東映太秦映画村内中村座で，9月30日に開催すると発表した。
このシンポジウムは，アニメ，映画，ゲームなどさまざまなメディアで展開している“歴史創作コンテンツ”の源流と，今後の展望について考えていくというもので，特別招聘講演者として中国の小説家である金庸氏が登壇し，「歴史創作，武侠，人のこころ」（仮）というテーマで講演が行われる予定だ。
続いて，「歴史創作とクロスメディアの可能性」と題されたセッションが行われ，パネリストとして，コーエー 代表取締役社長 松原健二氏，金庸氏，東映株式会社常務取締役 坂上順氏，NHK大河ドラマ「風林火山」統括プロデューサー 若泉久朗氏が参加する。
4Gamerの読者にとって，コーエーはともかく，中国の小説家，金庸氏といわれてもピンとこないかもしれないが，氏はアジアで絶大な人気を誇る小説家である。その作品のほとんどが映画やアニメ化，そしてゲーム化されており，日本でも最近なにかと目にする“武侠”というジャンルを確立したといえる人物だ。日本で紹介される大陸中国や台湾産ゲームの多くに，武侠という言葉がついていることからも，その影響力がなんとなく分かるのではないだろうか。
信長の野望シリーズや三國志シリーズなどを世に送り出し，歴史ストラテジーのパイオニア的な存在であるコーエーの代表者と，大陸中国や台湾の映画，アニメ，そしてゲームなどに多大な影響を与えた金庸氏が，同じ壇上で顔を合わせることになる。このシンポジウム自体がゲームに特化している訳ではないが，ゲーム，映画，小説，ドラマなど各分野の最先端で活躍する人達が参加するだけに，歴史ものゲームが好きな人にとっても興味深い内容になりそうだ。
シンポジウムへの参加は無料で，申し込み受付は公式サイトで8月中旬に開始される。興味がある人は，忘れないうちにお気に入りに登録しておいたほうがいいだろう。（noguchi）
＃＃＃＃以下リリースより＃＃＃＃
金庸氏
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中国武侠小説の大家、金庸氏と、コーエーの松原健二氏、京都で開催される国際クロスメディアシンポジウムに登壇
立命館大学映像学部は、
・東映太秦映画村内中村座、にて、
・9月30日、14:00〜17:00までの間、
・国際クロスメディアシンポジウム：
歴史創作の魅力を探る〜アジアンエンターテインメントの展望を開催することを発表いたします。
主催は、立命館大学映像学部と、クリエイティブ・インダストリー・ショーケースin関西（CrIS Kansai）。
共催は、京都太秦シネマフェスティバル、協力は立命館孔子学院
本シンポジウムは、ＪＡＰＡＮ国際コンテンツフェスティバルのパートナーイベント、「クリエイティブ・インダストリー・ショーケースin関西(CrIS Kansai)」の公式企画として、ならびに立命館大学映像学部開設記念行事の一貫として企画されました。アジアにおける戦略的コンテンツである優れた歴史創作コンテンツの源流と現在、そしてこれからの展望について、メディアを横断する各分野の最先端で活躍する方々の講演とディスカッションを通じて考えていきます。特別招聘講演は、アジアのゲーム、アニメ、映画のみならず、ハリウッド映画にも多大な影響を及ぼした中国武侠ジャンルの大家、金庸氏です。「歴史創作、武侠、人のこころ（仮）」をテーマに講演していただきます。
続く、「歴史創作とクロスメディアの可能性」と題されたシンポジウムでは、前述の金庸氏に加え、ゲームにおける歴史創作ジャンルのパイオニアとして長くその足跡を残してきた株式会社コーエーの代表取締役社長、松原健二氏を迎えました。中国ゲーム業界において黎明期から現在まで常に原作がゲーム化される金庸氏とコーエーの松原氏とが同じ壇上で顔を合わせるということで、多くのゲームファンにとって大変興味深いセッションになることが期待できます。
この他にテレビドラマからはNHK大河ドラマ『風林火山』の制作統括の若泉久朗氏、映画からは、東映株式会社取締役で、08年新春映画大作『茶々』のヘッドプロデューサーである、坂上順氏がパネリストとして参加しております。
シンポジウム自体への入場は無料です。申し込み受付は公式ホームページにて8月中旬ごろから開始します。
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写真提供：金庸プロジェクトジャパン、Gold Lightning 吉元
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