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[E3 2006#082]シリーズ最新作「Gothic 3」の完成度は?
2006/05/13 17:41
 JoWooD Productionsがプロデュースし,2作合わせて150万本のセールスを記録したGothicシリーズ。その最新作である「Gothic 3」がNVIDIAブースで出展されていた。このシリーズは,自由度の高さと,プレイヤーの行動がゲームに反映されるインタラクティブ性がウリだ。本作はそのウリの部分がさらに強化されており,前2作よりも多くのゲーマーを虜にする可能性がありそうだ。



 前作は自分の家のある島が舞台だったが,本作の舞台は本大陸に移り,物語はいよいよ佳境を迎える。この大陸に住んでいた人間達はオークによってほぼ壊滅状態となり,わずかに生き残った人々がひっそりと暮らしている。
 ここで通常のRPGだと,この大陸を支配しているオークを倒し,人間の世界を取り戻す,という最終的な目的が与えられるところだろう。だが本作のウリは前述したとおり,自由度の高さである。人間の世界を取り戻すこともできるが,オークの社会で暮らすことなどもできる。そういった争いごととは無縁の生活も行え,それにしたがってイベントが発生する。

 本作を販売するaspyrのプロダクションコーディネータであるChance Copeland氏の実演を見ていると,プレイヤーの行動によって,何気ない街人のセリフも変化し,よりインタラクティブ性が高まっている様子が分かった。氏によると,すべてのセリフに声があてられているというのだから驚きだ。全部で何種類のセリフが用意されるか現段階では分からないが,かなりの量の声が用意される模様。挨拶や初めのセリフだけしか声が用意されていないと,なんとなく中途半端感を感じていたので,個人的に嬉しい点の一つだ。
 また,物語の舞台が大陸本土に移ったこともあり,マップは前作と比べると3倍広くなっている。全体的にすべてがボリュームアップすると考えて間違いなさそうだ。



 今回展示されていたものは,αバージョンといった感じで,かなり不安定ではあったが,持ち前のインタラクティブ性はきちんと発揮されていた。NVIDIAブース内の実演では,同じ人と何度か会話し,その反応とセリフが異なっているのを実際に見せてくれた。

 サブクエストも“数え切れない”ほど用意されているとのこと。プレイヤーの取る行動によって,NPCの反応や,世界全体の動きもダイナミックに変化していく。筆者としては,実際にその片鱗を見せてもらえただけに,より期待が高まった。
 なお発売は「秋の終わり頃」という表現をしていたが,今回出展されていたバージョンを見る限り,個人的にはもう少しかかってしまいそうな雰囲気を感じた。

 発売が当初の予定より延びてはいるが,ここまできたら下手に小さくまとめるよりは,きちんと作り込み,しっかりした作品として発売しもらいたい。(noguchi)


Gothic 3 日本語マニュアル付英語版
■開発元:Piranha Bytes
■発売元:フロンティアグルーヴ
■発売日:2007/02/02
■価格:7140円(税込)

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.05/20060513174132detail.html