「YS11で空の旅JAC Edition」2月12日に発売! - 2004/01/13 17:06

 数少ない国産フライトシムメーカーとして認知されているアクアシステムは,2004年2月12日に「YS11で空の旅JAC Edition」をリリースする。本作は「銀翼アドバンス」をベースにしており,1962年に初飛行した国産ターボプロップ双発旅客機YS-11を使った飛行が楽しめる。ちなみに本作の開発には国内で唯一定期路線にYS-11を採用している日本エアコミューター(JAC)の協力を受けているので,機体の挙動についても折り紙つきといえそうだ
 フライトエリアは2003年11月現在,JACのYS-11が就航する九つの空港を収録。鹿児島空港,福岡空港,徳島空港,高知空港に加えて,新規に種子島空港,屋久島空港,奄美空港,沖永良部空港,与論空港といった「銀翼」にはない5空港を収録している。これらの空港では,短い滑走路への離着陸を得意とするYS-11ならではの離着陸が楽しめることだろう。なお地形データは衛星写真をベースにしているので,なかなかのクオリティ。標高1935mの宮之浦岳がそびえる屋久島,ロケット基地がある種子島などもちゃんと再現されている。
 フライトに不慣れな初心者に嬉しい「自動航行システム」(オートパイロット),散歩気分でフライトが楽しめる「観光ガイド機能」,自分のフライトの反省に欠かせない「リプレイ機能」など,興味深い機能も満載。アクアシステム・オリジナルのラジコン・プロポ型ジョイスティック「Compact Flight Controller」(コンパクト・フライト・コントローラー)を使えば,より臨場感のあるフライトが楽しめることだろう。(Murayama)
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