[SEGAPC新作体験会 #03]大空を自由に冒険するRPG「エターナルアルカディア」 - 2003/12/22 18:34


 先日行われたイベントでは残念ながらデモムービーのみの公開だった「エターナルアルカディア」だが,代わりに(?)Screenshotsいくつかをもらった。作品の紹介を交えつつ,お届けしよう。

 エターナルアルカディアは,元はドリームキャスト用RPGとして発売された作品。プレイヤーは「青の空賊」に所属する少年ヴァイスに扮して,幼なじみの少女アイカと共に軍事国家「バルア帝国」との戦いを繰り広げていく。
 "空賊"という言葉からも分かるように,本作の舞台はロマン溢れる蒼い大空。ちょうど大航海時代の世界観を空に移し替えたような雰囲気が特徴的で,ゲーム序盤から飛空挺を駆って自由に空を"冒険していける"のが,本作の大きな魅力の一つである。
 具体的にいうと,3Dで構築される広大な世界には,いろんな遺跡や未知の生物などの「発見物」が散りばめられている。それらを発見すると,第一発見者として歴史に名を残すことができるほか,新しく見つけた発見物の情報をギルドに売ることも可能。エンカウント方式の戦闘システムやストーリーを追うといったオーソドックスなRPGのスタイルに加えて,"世界を探索していく面白さ"も一緒に味わうことができるわけだ。
 また敵対する船や巨大なモンスターとの戦いを描いた「砲撃戦」も見逃せないポイント。砲声轟く迫力の戦闘シーンを楽しめるほか,戦艦(飛空挺)の武器や装甲,エンジンを強化していくというマシンカスタマイズ的な楽しさも用意されている。

 元々は2000年に発売された作品ということで,グラフィックスの面ではさすがに古くささを拭えない印象だが,魅力的なキャラクターと世界観で人気を博し,NINTENDO GAMECUBEにも移植された実績を持つ本作のクオリティは本物だ。小説「宝島」のような冒険活劇が好きだという人は,ぜひ本作をチェックしておくといいだろう。ちなみに発売は今冬を予定している。(TAITAI)

© SEGA WOW/SEGA, 2000


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