本格派フライトシミュレータ「ジェットでGO! 2」発売決定 - 2003/10/24 00:01

 「電車でGO!」などの発売元として有名なアンバランスから,2003年11月7日に「ジェットでGO! 2」が発売される。価格は4980円で,「ジェットでGO! 1」に合わせて発売されたジェットでGO!コントローラにも対応している。

 名前からも想像がつくように,本作は旅客機操縦をテーマにしたフライトシミュレータ。全国9か所(新千歳,小松,東京国際羽田,名古屋,関西国際,大阪国際,広島,福岡,那覇)の空港を収録。プレイヤーは"タキシング→離陸→クライム(上昇)→巡航→ディセント(降下)→アプローチ→着陸→スポット"といった本格的な運行業務を行うこととなる。それに伴い,モードの内容も充実。各空港の難易度付きのさまざまなシナリオをクリアしていく「シナリオモード」から,一流パイロットになるための訓練を積む「パイロットモード」,日本全国を自由に飛行して景色を眺めることができる「フリークルーズモード」まで。ちなみに,パイロットモードで獲得できるマイルを貯めると,隠し路線や隠し機体が登場するらしい。

 本作の最も注目すべき特徴は,国内大手航空会社である日本航空株式会社(JAL)が全面協力していること。機体のデータから空港データ,そのほか細かな情報などもJALが提供しており,例えば登場する機体にしても"JAL DC-10-40" "JAL/JTA/JEX B737-400" "JAL B767-300" "JAL B747-400D/-400" "JAL B777-200/300"のようにJAL一色。「JALでGO!」と言っても過言ではないかも。

 本作は先にプレイステーション2で発売され,移植という形でPC版で登場したわけだが,PC版用にアップグレードされたシステムも多数あるので紹介しよう。まず一つめは,グラフィックスを細かく設定できるようになったこと。これはPCだからこそ可能なことだが,本作のグラフィックスの精度は使用時のビデオカードとディスプレイに依存される。すなわち,高性能のビデオカードとディスプレイを持っていれば解像度1600×1200ドットでも遊べるわけだ。そのほかにも,拡張設定で細かく設定できるので気になる人はチェックしてみるといいだろう。
 もう一つは,飛行中に流れるBGMの音質の向上。プレイステーション2では内蔵の音源を使用していたものを,PC版は「ジェットでGO! 」アルバムとしてリリースされたものの音源を使用している。サウンドトラックも本作の一つの魅力といえよう。

 旅客機が好きな人にもオススメだが,とくにパイロットの仕事に興味がある人やJALマニアな人には超オススメ。発売も来月頭ともう間もなくなので楽しみにまっておこう。(halen)

(C)TAITO CORP. 1999,2003


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